体調が激変”歯並び”だけじゃなく”顎の位置も治す”歯列矯正の極意

  体調が激変”歯並び”だけじゃなく”顎の位置も治す”歯列矯正の極意

お役立ちコラムCOLUMN

2020.03.10

体調が激変”歯並び”だけじゃなく”顎の位置も治す”歯列矯正の極意

このページは2020年11月29日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

”歯並び良く、歯が上下きちんと噛んでいる”のに”生理的に正しい下顎の位置で噛めていない”とは普通患者さんは考えないでしょう。

実は”下顎が生理的でない位置で上下の歯が噛みあう”ことで、”噛み合わせが原因とは想像すらつかない体調不良(不定愁訴*1)”が引き起されてしまうことがあるのです。

逆に”下顎が生理的位置できちんと噛み合う””驚くほど体調が改善する”のです。

「先進歯列矯正」で「ここまで違う結果が出せる!」こちら
”矯正治療+α“で“運気が変わった”話 その①」 こちら

私どもは”下顎が生理的な位置で噛み合う矯正治療”を行うために以下のようなポイントを押さえて治療を行っております。

身体が変わる!生理的な下顎の位置で噛ませる矯正、4つのPoint

①.下顎を生理的な位置に移動
②.顎周囲筋にストレスをかけない
③.正確なブラケット装着と術後管理
④.全身のバランスと調和した矯正

①.下顎を生理的な位置へ移動

顎の関節は非常に特殊な構造をしており、歯の位置や高さによって上顎に対する下顎の位置は「3次元的に自由に変化」する事が可能です。

矯正中はワイヤーの力やゴムかけによって歯を引き出したり、起こしたり、圧下(歯茎側に沈める)したりするので、顎の位置は歯列矯正中「絶えず変化してしまうリスク」があります。

私どもは「顎の理想的な位置を診断した上で先に顎の3次元的な高さと位置を決め」その位置で噛みあうように歯と歯並びを合わせてゆきます。

「歯並び」「噛み合わせ」「下顎の位置」の関係?こちら

通常の矯正治療の優先順位

歯並び
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下顎が歯並びに合わせて移動
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緊密な上下の歯の噛み込み

番町D.C.の矯正治療の優先順位

下顎の生理的な位置決め
🔽
緊密な上下の噛み込み
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歯並び

という順番になります。一般的な歯列矯正では、歯並びや、咬み込みの緊密度は重視していても、3次元的な上顎に対する下顎の位置は重要視していません。

殆どの歯列矯正が、歯並びや歯列が治る過程で上下の歯が緊密に噛みあう位置に下顎が移動してゆくことで治療が終了するのです。

しかし上顎に対する下顎の3次元的位置はとても重要で、生理的でない位置で治療が終了すると、頚椎のズレや体のバランスの狂いを引きおこし、顎関節症(不定愁訴)を発症させてしまうリスクがあるのです。

“体も変えるロジカルな歯列矯正”で”不調まで治す”?はこちら

②.顎周囲筋にストレスをかけない

A.デーモンブラケットを使った矯正治療
顎の周囲の筋肉が緊張すると、下顎は正しい位置に収まりにくくなります。

「顎の筋肉にストレスをかけない」ためセルライゲーションブラケット(デーモンブラケット)のような「矯正力が弱いブラケット」を使用する事は大切です。

私が思う”最善の矯正装置”、”デーモンブラケット”の特徴こちら

B.個々の歯の治療が完治していることが必要
根の病気、虫歯、埋伏歯などの不具合があると、顎の筋肉にストレスがかかり、生理学的な顎の位置への移動が難しくなります。

歯列矯正前にお口の中の不具合が「すべて解決されている」必要があります。

C.ブラケット、ワイヤーベント、下顎の位置決め装着の3つの組み合わせで可能な非抜歯矯正

当医院の採用しています「顎の位置を治す歯列矯正」では下顎を正しい位置に固定する装置を使うことで、セルフライゲーションブラケットとワイヤーベンドの特性を100%引き出します。

「お口全体の噛み合わせを挙上しながら歯を移動させる手法で歯列の形や口腔内を広げる」事で、ほぼすべての症例で「無理なく非抜歯かつ見た目の改善を行うことが可能」なのです。

③.正確なブラケット装着と治療後管理
ストレートワイヤー法では、ブラケットが正確な位置についている事はとても大切です。

正確にブラケットがついている事で噛んだどき、特定の歯だけが接触して下顎がずれてしまうトラブルを防ぐことができます。

当院では「白須賀法」*2による「正確なブラケット装着用トレー」を院内で作成、ブラケット装着をしています。

矯正用”ブラケットの種類”と”治療結果を左右するブラケットの位置づけ”こちら

治療が終了しても後戻りで体調不良になる人もいます。そんな敏感な方でも安心できる様に「OSAMUリテーナー」*3で矯正後の後戻りを最小限に抑えます。

”並んだのにまたガタガタに?”「矯正の後戻りの防ぎ方」こちら

④.全身のバランスを見ながら矯正治療をおこなう

下顎の位置を変える歯列矯正では、治療による体の反応で「身体のバランスが変わり、生理的な下顎の位置は変化」してきます。

私どもは「身体のバランスが安定し、変化がなくなるまで下顎の生理的位置を来院ごとに設定し直し」、最終的に生理的下顎の位置で緊密な噛み合わせを作ってゆきます。

そのため一「般的な治療法による歯列矯正よりも治療期間が長引く」ことが多いです。

要約・・下顎を生理的な位置に移動すると、身体のバランスが変化し、それがさらに生理的下顎の位置を変化させます。体のバランスも下顎の生理的位置も変化しなくなった状態が、矯正治療のゴールの下顎の位置になるのです。
また治療後も歯の移動を起こさない特殊なリテーナーを作る事が必要です。

補足

「生理的な下顎の位置で噛み合わせを作る矯正」が普及しないわけ
現在一般的に行われている歯列矯正では次の3つ理由で、生理学的な下顎の位置を考慮した技術が普及していません。

そのため歯並びや噛み合わせが治っても、矯正後に体調不良になる方も少なくないので、歯列矯正を不安に思う人が多いのです。

「歯列矯正 やらなきゃよかった」、「歯列矯正 失敗」のgoogle検索が多い理由こちら

①.現在の正しい噛み合わせの位置の理論*4が不十分であり理論自体も十分に教育されていない。
②.正しい顎位を採得する技術を持つ人がいない。
③.正しい顎位に歯を動かす矯正治療の手法が確立していない。

①.生理学的に正しい顎位の理論が不十分で理論自体も十分に教育されていない
生理学的な正しい顎位に関する考え方は、現在までナソロジー*5とシークエンシャル咬合*6という2つの理論で主に治療が行われてきました。

しかし、私はいずれのテクニックにおいても必ずしも治療後の結果が芳しくないことを調べるうちに知りました。(咬合学に関する記事はこちら

私自身が整体、オステオパシー、氣功の治療を受けて「生理学的に正しい噛み合わせの位置は体のバランスの変化とともに変わる」こと気づいた時に、それら理論が不十分であることに気づいたのです。

つまり「噛み合わせを変える事で全身のバランスが変化し、それがまた正しい噛み合わせの位置を変化させるため、噛み合わせと体のバランが共に安定するまでは繰り返し微調整が必要」なのです。

しかし、上記のテクニックは診断時に最終的な噛み合わせの位置を決めてしまうという考え方があるからです。

つまり上記2つのテクニックは「身体のバランスが変わると噛み合わせの位置も変わる」という根本的な事実を考慮していないという問題があったからです。

私は東西を問わず伝統療法を徹底的に研究し、「全身のバランスを整えながら、微調整をしながら噛み合わせを修正する技術」が必要と理解しその技術を確立しました。

②.正しい顎位を採得する技術を持つ先生がいない
①と関連して、理論が確立していないため、まず、正しい顎位を採得できる先生が非常に少ないと言えます。

また体とのバランスを考えて噛み合わせの治療を実践できる先生は殆どいないと言ってもよいでしょう。

③.正しい顎位に歯を動かす矯正治療の手法をもたない
もし正しい噛み合わせの採得法がわかったとしても、歯が常に移動する矯正治療では「生理学的な顎の位置で歯が噛むように移動させる」技術は非常に難しいのです。

また①にあるように「噛み合わせの治療で体のバランスも変化」し、それがまた「生理学的顎の位置に影響を及ぼす」ため、常にチェックしながら噛み合わせ移動させる必要があります。

このような治療技術はさらに複雑で困難になります。

私どもは10年以上の研究と治療技術の改善で「その技術をすでに完成」させているのです。

 

*1 不定愁訴・・原因不明の症状で、様々な体の場所に多種多様の症状が現れること。


*2 白須賀法・・東京歯科大学の白須賀先生が開発した、ブラケットを正確に位置決めし歯に装着する方法。模型をもとにブラケットを装着するトレーを製作する技術で、今までで最も精度の高い方法である。


*3 OSAMUリテーナー・・吉井先生によって開発されたリテーナー装置で、矯正後の歯の移動を制限できる優れたリテーナー装置


*4 正しい顎位の理論・・顎位とは上顎に対する下顎の3次元的な位置関係を表し、当医院の方法では、「骨格・筋バランス位」呼び、咀嚼運動(ものを噛む運動のこと)だけでなく身体の骨格バランス、筋肉の緊張をひき起こさないバランスの取れた下顎の位置を言います。

一方、歴史学的にみると、ナソロジー*5、とシークエンシャル咬合*6とがありますが、わたくし自身は長年の研究と検証の結果この2つの理論はともに不完全であると判断しました。


*5ナソロジー・・アメリカで正しい噛み合わせの位置の定義を探求した学派で、下顎頭が下顎窩内の前上方位であると 定義されています. 咀嚼筋のリラックスした状態において下顎頭が 下顎窩内に安定して存在する位置とします. こ の状態の下顎頭は,下顎窩内のほぼ中央に位置 します。しかし、この手技による治療結果は多くが芳しくなく、呼吸が苦しいなどと訴える患者さんも多く、現在は定義自体も2転3転している。


*6 シークエンシャル咬合・・ヨーロッパで噛み合わせの定義を探求した学派で「キャディアックス」という全調節性咬合器用の機器を使った測定結果らか導き出す。日本では神奈川歯科大学などで研究されているが、治療結果は必ずしも芳しくなく、多くが最終的に歯を補綴(被せる)ことで修正されているので、歯を削ることおおく番町D.C.の治療の考え方とは全く異なります。

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