「歯列矯正やらなきゃよかった、やめた方がいい」と後悔するわけ

  「歯列矯正やらなきゃよかった、やめた方がいい」と後悔するわけ

お役立ちコラムCOLUMN

2025.08.31

「歯列矯正やらなきゃよかった、やめた方がいい」と後悔するわけ

2025年08月31日に本ページを更新しました。

治療後約25%もの人が「歯列矯正をやらなきゃよかった」と後悔するといわれています。

 治療後の不調で当院カウンセリングにいらっしゃる方が少なくありません。

ご相談内容(例)
① 歯が滑る、噛みにくい
② 首コリ、肩こりが酷い
③ 息苦しい、疲れやすくなった、睡眠時無呼吸(原因はこちら)
④ 思考がまとまらない、精神の浮き沈みがある(原因はこちら)

矯正後、歯が並び、噛んでいるのに身体の不調を訴える方が少なくありません。

私はこれが多くの方が「歯列矯正をやらなきゃよかった」と後悔する原因ではと考えています。

誰にも理解されず後悔

歯が噛み合い歯並びの見た目は綺麗な場合は歯を含めた身体の不具合を訴えても理解されません。

これは見た目だけでない噛み合わせと全身との不調和で起こるため診断がとても難しいのです。

結果「歯列矯正をやらなきゃよかった」後悔することになるのです。

後悔しないための歯科医院選び

日本でも歯列矯正治が普及し、料金や治療法が玉石混合する時代になっています。

本来、歯列矯正は体と調和した噛み合わせを作る治療行為であり、歯並びが綺麗になるだけでは目的は達成しません。

治療で起こる体の反応は人それぞれです。見た目が治っても体調不良になればお金と時間の無駄になります。

適切な噛み合わせで良好な体調を得ることを判断基準にして、安易な医院選びさえしなければ後悔しなかったはずです。

歯並びだけでなく、噛み合わせまで治す歯科医院を探すことが後悔を避ける足がかりになります。

歯列矯正後に身体の不具合が出る理由(後悔の原因)
矯正後に身体の不具合が生じるのは、アメリカとは異なり日本の歯科大では噛み合わせの理論を教育されていないからです。

実は経験豊富な歯列矯正専門医ですら噛み合わせと身体の関係を全く理解していないことがほとんどです。

身体と調和した噛み合わせを作るには?
身体と調和した噛み合わせを作るには、咀嚼筋(噛む筋肉)と全身の筋肉、骨格が協調して機能する下顎の位置で、歯が噛み合う必要があります。

歯列矯正中、下顎の位置を移動させると全身の骨格を構成する骨がまるでヤジロベーのようにバランスを取りながら本来あるべき位置に移動してゆきます。

骨格が本来の位置に移動するまで、骨格の変化に合わせて下顎の位置調整を行うことで最終的な下顎の位置が決まるのです。

あとはその下顎の位置噛み合うよう歯を移動させ、骨格とのバランスが取れた噛み合わせが完成です。

歯で起こる不調のメカニズムはこちら

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