- 2022.10.30
「親知らずの抜歯」で”顔の輪郭が変わる?”
このページは2024年10月30日に更新されました。(歯科医療を科学し結果にこだわる番町D.C運営ポリシーはこちら)
「親知らずの抜歯で顔は変わりますか?」という質問に対して私は「イエス」と答えるでしょう。
人によっては体調が変化し、性格や運命まで変わってしまうほど影響があると思うのです。
歯は全身と深く関係しており、歯の部位(奥歯、前歯など)はまるで足の反射区の様に全身の様々な器官と繋がっています。
これが分かったのは、私が中国の伝統医療、伝統文化の大家の先生のところに研修に行かせていただいた際、「歯は1本1本深い意味をもっており、その人の性格や人格などとも大きく関係している」と教えてもらってから、歯の治療した患者さんに起きた全身の変化を注意深く観察してきたからです。
親知らずの抜歯があまり好きではなかった私は40半ばになって、負担の大きい埋伏歯などの抜歯は自分でやる事はやめようと思っていました。
しかし、同時大学病院の助教授で抜歯の名人だったた先生から埋伏智歯(親知らず)の難抜歯の技術を教わる機会に恵まれました。
それでも私は抜歯時の負担が嫌だったので、あまり真剣に取り組んでいなかったのですが、あまりにも先生が必死に教えてくださるので、頑張ってやろううと思うようになり、やり方を必死にマスターしました。
それをきっかけに数多くの親知らずの難抜歯を手掛ける様になり、今ではむしろ得意になりました。
親知らずの抜歯前後で起こる患者さんの変化を観察して気がついた全身との関わりを書かせていただこうと思います。
①.抜歯は命がけの治療だつた?
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①.抜歯は命がけの治療だった?(西洋医学的にみると)
今抜歯はごく普通に行われています。
しかし、抗生物質がない時代、抜歯をされることは命がけでした。というのも歯を抜いた後、死ぬ人が少なくなかったからです。時にこれは悪魔の仕業と恐れられた時代もあったのです。
(中世の抜歯 http://mementmori-art.com/archives/38117122.htmlメメントモリさんより引用)
後に「抜歯で血液中に細菌が流れ込み(敗血症)心内膜炎を起こし心機能不全を起こす」事がわかりました。
これを病巣感染と言います。
今でも心内膜症や、心筋梗塞の既往がある方の抜歯では、抗生物質を事前投与する必要があり抜歯は全身に大きな負担がかかることが知られています。
②.私が抜歯が苦手だったわけ(東洋医学的見地から見ると?)
私は抜歯だけでなく小手術などの「血を見る治療はとても苦手」でした。
歯を抜くことは学生時代から自分でもびっくりするくらい上手で、先生にもよく褒められました。でも血を見るのが大嫌いで、やりたくはありませんでした。
私は田舎育ちで敏感でした。小さい頃から病院に行っても先生を悩ませる様々な不調に悩まされて育ちました。
東京に出てきてからも不調に悩まされ、歯科医になってからは特にひどかったです。
そしてとうとう7年ほど前から原因不明の体調不良で働くのもしんどくなって、中国伝統医療である医療気功の療法をうけ、その効果に感動し、真剣に東洋医学を勉強するようになったのです。
その後、西洋医学とは異なる見地で抜歯後の変化を見るようになったのです。
“HSPが歯科医”になったから気づいた”エネルギーと病気”の関係はこちら
そして、なぜ自分が血を見るのが苦手だったかが分かったのです。
皆さんは「摘出された癌や腫瘍の写真」をみたことはありますか?
とても気持ち悪い見た目をしています。
癌センターなどの癌や悪性の腫瘍を摘出する外科医の先生が癌になりやすいという都市伝説的な話を聞いたことはないでしょうか?
実はたとえ西洋医学の外科治療であっても、目に見える物理的な病巣と取り除いているだけでなく、目には見えないマイナスエネルギー(これを東洋医学では邪気といいます)も取り除いたことなっているのです。
患者さんは自分では認識できないマイナスエネルギーがまず溜まり、それが「限界を超えると目に見える症状」になるということです。
西洋医学での治療は物理的症状や腫瘍などを取り除くだけでなく疾患の原因である「マイナスエネルギーを取り除く」ことにもなっていることがあり、術者がマイナスエネルギーの影響を受けることもあるのです。
私の場合は、親知らず抜歯の際、埋まっている歯の周りの骨や歯肉を削ると、いやな感じがあり、抜歯後は異様な疲労感を感じていました。
この感覚が外科的な処置に特に起こると気づくきっかけになったのは、臨床実習で口腔外科の治療を見学した時のことでした。
抜歯の時、先生が「何かと戦っているかのように一心不乱に乱暴にも見えるように抜歯をする」姿を見たのです。
実は歯科治療はミクロン単位のズレも大きな問題を起こすため、いろいろな治療がある中でも最も繊細な作業が必要とされます。
ですから、細かく丁寧な治療をする先生がほとんどなのです。
しかし、口腔外科だけはどうも他の科とは様子が違っているように感じたのです。
また自分が埋伏智歯の抜歯をすると、魂が抜けたようにへとへとになった経験をして「もしかしたら抜歯という手術が術者に相当なエネルギーのダメージをあたえる」のではないかと思ったのです。
完全に埋伏している歯やそのまわりには、目には見えないたくさんのマイナスエネルギーが溜まっていたというわけです。
③.患者さんの顔つきまで変わる訳
気功の治療を受けた後、私は気功治療師になるべき太と決意し、講習を受け、試験に合格し、医療気功治療師として認定してもらいました。
治療師となった後に埋伏抜歯を行うと、同じ抜歯なのに、今までと比べると、患者さんの「憑きものが取れたよう」にすっきりした顔になって帰るのを見るようになりました。
つまり埋伏している歯にはマイナスエネルギーが溜まっていて、それを術者が請け負っている(気功師が)ことで患者さんの身体が変わるのだと理解したのです。
抜歯でうまくマイナスエネルギーが取り除かれると、腫れの引きが早く、痛みも少なく、治療後に顔つきも体の感覚もスッキリしてきます。
このような目には見えなくても存在するマイナスエネルギーを中国伝統医療では邪気(邪気は日本でもよく使います)と言い、埋伏歯の周りにはこのエネルギーがたまっている状態といえるのです。
邪気が体から取り除かれると、身体は大きく変化して、筋肉の緊張が取れたり、体が軽くなったり、循環や内臓の機能まで変わってきます。
ただこの邪気の溜まり具合や経絡の詰まり具合は人によって異なります。エンパス体質の人の場合は特に抜歯による身体の反応が激しい傾向があります。
④.抜歯とエネルギー的要素
エネルギーという要素を考慮すると抜歯は誰が抜くかで結果が大きく変わります。これは単に外科的な治療技術だけを意味しているわけではありません。
感染予防はとても重要な要素ですし、手技が早く、組織を痛めないことももちろん治療結果を左右する重要な要素です。
手際の悪い医師が行えば、抜歯部位に血が溢れで何をやっているか見えなくなり、歯はバラバラになって抜けるまでの時間がかかり治りはとても悪くなります。
しかし物理的要因だけで治療後の経過が決まるのではなくエネルギー的要素の影響もとても大きいのです。
先生のエネルギーレベルが低けれ(体に邪気がたまっていれ)ばその先生に治療をされた患者さんは(敏感体質であればあるほど)治療経過は悪くなります。
逆に「先生のエネルギーレベルが高けれ(邪気が少なく正気が多けれ)ば抜歯後の治療結果はよくなる」わけです。
これを断言できるのは、私が気功を行って自分のエネルギーレベルを高めてから身体を整えてから抜歯をおこなうと、患者さんの治療後の経過が、同じようなケースを経験豊富な口腔外科専門の先生の治療後の経過と比べて、はるかに良かったのを観察してきたからです。
もちろんその先生の抜歯にかかった時間は私の抜歯の時間の半分にも満たなかったのですが、それでも私が抜歯を行った方が治療結果が目に見えて良好だったのです。
つまり、「痛みが少なく、治療経過が良い埋伏抜歯を行うためには、先生自身をベストなエネルギー状態にしておく必要がある」と分かったのです。
医療気功には「目には見えませんが感じることができる邪気を取り除きエネルギーを取り込む極めて理論的な方法」があります。
我々は中国で4,000年の歴史と実績のある医療気功の師と出会いその技を教えていただくことができました。そして、「毎朝のエネルギー調整」でベストな体調にしてから患者さんの治療に当たっています。
だから自信を持って「確実に経過が良い治療」を提供することができるのです。
これは何も親知らずだけに限ったことではなく、「虫歯や根の治療、歯列矯正」でも同じことが言えます。
医療気功を習得した後は患者さんの体験する治り具合が今までとは全く異なるため、信頼につながっているのです。
”エネルギー治療”時代が求める”次世代医療のかたち”はこちら
実は治りが悪い原因は単純な術者の技術不足だけでなく、エネルギー的要素も強く関係しているのです。
親知らずだけでなく、歯の治療全般においても歯の治療は全身と大きな関係があるのです。
「肩が凝ったり」、「身体がつかれてきたり」すると、「歯が浮いた感じになったり」、「歯の当たりが変わってきたり」、「歯がしみてきたり」するのはそのような理論からすると辻褄が合う気がます。
このような古くからの実績のある中医学の治療技術と西洋医学とは統合されて初めて最高の結果が出ると私は考えています。
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