- 2020.04.01
「親知らずの抜歯」で”顔の輪郭が変わる?”
このページは2021年11月9日に更新されました。(歯科医療を科学し結果にこだわる番町D.C運営ポリシーはこちら)
「親知らずの抜歯で顔は変わることがあるか?」という質問に対して私は迷いなく「イエス」と答えます。
歯は全身と深く関係しており、歯の部位(奥歯、前歯など)はまるで足の反射区の様に全身の様々な器官と関係しているのです。
これが分かったのは、私が中国の伝統医療、伝統文化の大家の先生のところに研修に行かせていただいた際、「歯は1本1本深い意味をもっており、その人の性格や人格などとも大きく関係している」と教えてもらってから、歯の治療した患者さんに起きた全身の変化を注意深く観察してきたからです。
親知らずの抜歯が苦手であった私は40半ばで自分では二度とやる事はないだろうと思っていた難抜歯の治療技術を教えてもらう機会ができました。
それをきっかけに数多くの親知らずの難抜歯を手掛ける様になり、苦手ではなくなりました。
そして、親知らずの抜歯で起こる患者さんの変化を観察して気がついた全身との関わりについて書かせていただこうと思います。
①.抜歯は命がけの治療だつた?
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①.抜歯は命がけの治療だった?
今でこそ抜歯はごく普通に行われるようになっています。
しかし、抗生物質がなかった時代、歯を抜く事は命がけでした。というのも歯を抜いた後、不可解な死に方をする人が大勢いたからです。
後にこれは、「抜歯の際に血液中に大量の細菌が入り込むこと(敗血症といわれる)で心内膜に細菌が付着し心内膜炎を起こして、心臓が機能しなくなる」事が原因とわかったのです。
これを病巣感染と言い、歯科治療という心臓とは一見何の関係もない治療が、思いもしない恐ろしい結果をもたらすのでした。
今でも心内膜症や、心筋梗塞などの既往のある患者さんの抜歯では、どんなに簡単なものでも抗生物質を事前投与し、血圧を図りながら慎重に抜歯をする必要があるのです。
西洋医学的な見地からしても歯の抜歯は全身に様々な影響を与えていることが知られています。
②.私が抜歯が苦手だったわけ(東洋医学的見地から見ると?)
実は私は抜歯や手術などの「血を見る治療はとても苦手」でした。
歯を抜くこと自体は学生時代から得意だったのですが、血を見るとどうしても気分がすぐれず、積極的にはやりたいとは思いませんでした。
私自身も敏感な体質で、西洋医学では解決できない様々な症状に悩まされ続けてきました。
そして3年ぐらい前から自分の体調が悪くてどうにもならなくなり中国伝統医療の一つである医療気功をうけ、さらに氣功と合わせて東洋医学を勉強するようになったのです。
“HSPが歯科医”になったから気づいた”エネルギーと病気”の関係はこちら
そして、ようやく私がなぜ血を見るような手術が苦手だったかを理解したのです。
皆さんは「摘出された癌や腫瘍などの写真」をご覧になって気分が悪くなった経験はありませんでしょうか?
そして、癌などの悪性の腫瘍を摘出する外科医の先生が癌になりやすいという摩訶不思議な噂を聞いたことはないでしょうか?
このような事実から考えるに、治療をするということは、単に物質的な疾患を取り除いているだけではないのだと私は思います。
私は患者さんにはまず目には見えない負のエネルギーがたまり、そのダメージが蓄積することで結果的に目に見える疾患や症状が出てくるのだと考えています。
ですから、治療で疾患を取り除くということは同時にその負のエネルギーの影響も取り除くことにもなり、術者が負の影響を受けてしまうのはやむを得ないと思うのです。
親知らずを何本も抜歯して分かったのですが、埋まっている歯を骨や歯肉の中を開けて抜こうとすると、何か負のエネルギーが噴出し、異常な疲労感を覚えることがあります。
これを感じるきっかけとなったのは臨床実習で回っていた口腔外科の先生が一心不乱に、まるで「戦っているかのように抜歯をする」様子を見たことから始まりました。
歯科治療ではミクロン単位の細かい作業が多いため、細かく丁寧な治療が要求されます。
しかし、口腔外科だけはどうも他の講座と様子が違っていたのです。
口腔外科で見かけた荒々しい治療の雰囲気に私は強い違和感を覚えたのです。
また私も埋伏抜歯をするとへとへとになった経験から「抜歯が術者に相当なエネルギー的なダメージをあたえる」ことに気がついたのです。
完全に埋伏している歯やそのまわりには、目には見えないのですが、たくさんのマイナスエネルギーが溜まっている状態ではないかと感じたのです。
「エネルギー理論的歯科治療、医院環境の大切さ」の動画はこちら
③.患者さんの顔つきまで変わる訳
気功治療師として認定されたのち埋伏抜歯を行っているうち、患者さんは血まみれで抜歯されたのに、まるで「つきものが取れたよう」にすっきりした顔をして帰って行かれる姿を見るようになりました。
つまり埋伏している歯にはそれだけのマイナスエネルギーが溜まっていて、それを術者がいつの間にか積極的に取り除いている(実際は気功治療家は意識的に取り除いている)ことで身体全体が変わってくるのだと理解したのです。
抜歯でうまくマイナスエネルギーが取り除かれると、腫れの引きが早く、痛みも少なく、治療後に顔つき体調の感覚もスッキリしてきます。
このような目には見えくても存在するマイナスエネルギーを中国伝統医療では邪気(邪気は日本でもよく使います)と言い、埋伏歯とその周りにはこのエネルギーがたまっているといえるのです。
これが取り除かれると、身体の状態は一気に変化して、筋肉の緊張が取れたり、体が軽くなったりします。
ただこの邪気の溜まり具合は人によって異なります。エンパス体質のような敏感な人の場合は特にこのようなマイナスエネルギーには敏感で抜歯の出来不出来による身体の反応が激しい傾向があります。
”エンパス体質”は改善できる?はこちら
④.抜歯とエネルギー的要素
エネルギーという要素を考慮すると抜歯は誰が抜くかで結果が大きく変わってきます。これは単に外科的な治療技術だけを意味しているわけではありません。
感染予防はとても重要な要素ですし、手技が早くうまく、組織を痛めないことももちろん治療結果を左右する重要な点ではあります。
下手な医師が行えば、抜歯部位は血まみれで何をやっているかすら見えなくなり、歯はバラバラになって抜けるまでの時間がかかりすぎて治りはとても悪くなるのは当たり前です。
しかしそんな物理的要因以外にもエネルギー的要素の影響は大きいのです。
先生のエネルギーレベルが悪けれ(体に邪気がたまっていれ)ばその先生に治療をされた患者さんは(敏感体質であればあるほど)治療経過は悪くなります。
逆に「先生のエネルギーレベルが高けれ(邪気が少なく正気が多い)ば抜歯後の治療結果はとてもよくなる」ことになるわけです。
こう断言できるのは、私が内気功を十分行ってエネルギーレベルを高め身体を整えてから抜歯をおこなった患者さんの治療後の経過が、同じようなケースを私の医院で願いしていた名人の外科専門医の先生の抜歯後経過と比べはるかに良好であったのを確認したからです。
もちろんその先生の抜歯にかかった時間は私の抜歯の時間の半分にも満たなかったのですが、それでも私が抜歯を行った方が治療結果が目に見えて良好だったのです。
つまり、「痛みの少ない、治療経過が良い埋伏抜歯を行うためには、先生自身の身体をベストなエネルギー状態にしておく必要がある」と分かったのです。
医療気功には「自分の邪気を取り除きエネルギーを取り入れるノウハウ」があります。
我々は中国で4,000年の歴史と実績のある医療気功の師と出会いその技を教えていただくことができました。そして、「毎朝のエネルギー調整」でベストな体調にしてから患者さんの治療に当たっています。
だから自信を持って「確実に経過が良い治療」を提供することができるのです。
これは何も親知らずだけに限ったことではなく、「虫歯の治療や歯の矯正」でも同じことが言えます。
医療気功を習得した後は患者さんの体験する治り具合が今までとは全く異なるため、信頼につながっているのです。
”エネルギー治療”時代が求める”次世代医療のかたち”はこちら
実は治りが悪い原因は単純な術者の技術不足だけでなく、エネルギー的要素も強く関係しているのです。
親知らずだけでなく、歯の治療全般においても歯の治療は全身と大きな関係があるのです。
「肩が凝ったり」、「身体がつかれてきたり」すると、「歯が浮いた感じになったり」、「歯の当たりが変わってきたり」、「歯がしみてきたり」するのはそのような理論からすると辻褄が合うきがます。
このような古くからの実績のある中医学の治療技術と西洋医学とは統合されて最高の結果が出ると思います。
そのような技術が日本で早く広まってほしいのです。
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