「下顎(したあご)の位置」を治すと運命まで変わる!

  「下顎(したあご)の位置」を治すと運命まで変わる!

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2022.06.16

「下顎(したあご)の位置」を治すと運命まで変わる!

このページは2022年9月24日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

皆さんは歯列矯正が「歯並びが綺麗にする」、「ものを噛めるようになる」だけの治療だと思っていませんか?

歯列矯正を正しい顎の位置にできると運命まで好転するのを御存じでしょうか?逆に間違った顎の位置になると、運命まで狂ってしまうほど重要な治療なのです。

歯列矯正では「下顎の位置」を考えるかどうかは運命まで左右するほど重要なのことなのです。

この記事では歯列矯正後に後悔しないために「歯並び」、「噛み合わせ」、「下顎の位置」の違いを知ってもらうための情報ですので是非最後までお読みください。この記事を読めば歯列矯正を失敗して人生まで台無しにするリスクを避けることができ、自分に合った歯科医を探す知識も得られます。

私がこのように断言できるのは、「入れ歯の噛み合わせで心身まで変える技術を習得し(関連のお話はこちら)」、「歯列矯正で正しい下顎の位置に変えたことで体調が劇的に改善し(関連のお話はこちら、運命まで変わった」経験があるからです。

「噛み合わせ」「歯並び」「下顎の位置」の関係

①.「歯並びが良い」とは?
②.「噛み合わせが良い」とは?
③.「下顎の位置が正しい」とは?
④.審美目的の歯列矯正は危険

①.「歯並び」とは?
「歯並びとが良い」とは、個々の歯の向きや高さ、歯列全体のハーモニーが取れた状態を指します。

現在の矯正装置は「ストレートワイヤーテクニック」*1(矯正治療の歴史参照によるプログラムを施されたブラケットが主流です。ブラケットを「正確に位置づけ」(詳しい内容はこちらできれば、ワイヤーを太くしてゆくだけで歯並びが整う「シンプルで、再現性の高い方法」となっています。
さらに今日では「マウスピース矯正」のような主に歯並びを治すことが目的の矯正治療も増加しています。つまり「歯並びだけを治す」だけであればさほど難しくありません。

②.「噛み合わせが良い」とは?
歯並びが良いだけでは、噛めませんから、上下の歯が緊密に噛み合うことが必要です。また上の歯と下の歯の噛み合うときの歯の位置関係に決まりがあります。Ⅰ級関係が最も良いと言われ、そのほかにもいくつか良い噛み合わせの定義があります。

③.「下顎の場所を正しく」するには?

歯並びが治り、Ⅰ級関係で上下の歯が緊密の噛んでも「下顎の位置が歯が噛み合うように移動」しているだけかもしれません。下顎が体にも負担になる場所で噛み合わせができてしまうと体調不良が起きてしまいます。

私の経験では「きれいに歯が並び上下の歯列がⅠ級関係で緊密に噛み合」っても「下顎の位置が正しくなく」、「見た目と噛み合わせが治っても下顎の位置が悪いために体調が悪く」なった患者さんは非常に多いです。

なぜなら歯列矯正中の歯の当たり具合によって下顎の位置は「左右的にずれたり」、「奥に入っていたり」ずれてしまう可能性があるからです。

生理学的な下顎の位置は歯並びや上下6の噛み合わせの位置とは関係なく存在します。下顎の位置が生理学的な位置にあれば、たとえⅠ級関係が出来上がっていなくても、下顎の運動はスムーズになり、身体のバランスも整うということがあるのです。

現在まで歯科医師は、噛み合わせと全身の関係を読み解く努力をしてきました。

それが咬合学と呼ばれるものですが、実は「歯科界では理想的な噛み合わせの理論が明確に決まっていない」のです。噛み合わせの理論は、全身のバランスとの関係抜きでは完成しません。

当院では、歯の治療だけでなく、身体全体の治療である整体やオステオパシー、伝統医療である氣功治療などのあらゆる治療技術を科学的に究明、統合分析した結果「全身に負担の来ない下顎の位置を見出して、今までにはない考え方(治療の考え方はこちら)」で治療を行っています。

④.審美目的の歯列矯正は危険

歯の見た目をよくすることは、患者さんにとってとても魅力的です。しかし、歯科治療は体にも大きな影響を及ぼす治療ですから、まず体に負担のこない治療を受けることが先で、その結果審美性も整うといった治療が理想的だと私は考えます。

人によって歯の移動できる範囲は異なりますし、審美とは人によってもその判断基準が異なります。人種によって骨格には個性があり、ある人種にとっては審美的と思われる歯並びが他の人種にとっては健全ではない場合もあるのです。審美性を求めることで、かえって機能的な治療結果が得られない(体調不良、噛めない等)ことも実際は多いのです。

「自由診療化が起こす問題点」の動画はこちら

*1,ストレートワイヤーテクニック・・理想的な歯列の形を詳細に分析した結果から理想的に歯が並ぶように、一歯一歯にプログラムされたブラケットを正確な位置に装着することで、再現性が高く、細かい調整の必要がない技術として急速に普及してきました。
*2,ディスクルージョンとは咀嚼運動をする際の顎の運動の形式の一つで、側方に顎を移動した際犬歯だけが当たる噛み合わせの様式のこと、ナソロジーではこの噛み合わせの様式が望ましいとされているが、様々な意見がある。

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