「歯並び」「噛み合わせ」「下顎の位置」の関係とは?

  「歯並び」「噛み合わせ」「下顎の位置」の関係とは?

お役立ちコラムCOLUMN

2020.03.16

「歯並び」「噛み合わせ」「下顎の位置」の関係とは?

このページは2020年4月17日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

皆さんは「歯並び」、「噛み合わせ」が治れば矯正治療が終わったとお考えではないでしょうか?

実は矯正治療を含めて歯の治療では「下顎の位置」がとても大切なのものなのです。
この記事では矯正治療を受ける前にどんな歯科医を選ぶかで最も大切な基本知識としてして理解しておくべき「歯並び」、「噛み合わせ」、「下顎の位置」の違いについて解説いたします。

この記事を読むことで、矯正治療では単に「歯並び」「噛み合わせ」だけではなく「下顎の位置」をきちんと考慮して治療すべきであることを理解することができます。

私がこのように断言できるのは、歯科大卒業後、総入れ歯専門の講座で5年間在籍勉強し、「入れ歯が合わない患者さんを満足させるために噛み合わせについて悩み、ある師との出会い(関連のお話はこちら)」その技術をもとに「自分の顎関節症を体の治療と矯正治療で克服し(関連のお話はこちら、本当の矯正治療を解明してきた」経験があるからです。

この記事で一人でも多くの方が「本当の矯正治療の意味と歯と身体の関係を科学的、理論的に理解して」もらえるとありがたいと思っています。

「噛み合わせ」「歯並び」「下顎の位置」の関係

①.歯並びとその治療法
②.噛み合わせとその治療法
③.下顎の位置とその治療法
④.審美矯正は非常に危険

①.「歯並び」とその治療法
歯並びとは見た目の歯の並び具合のことを言います。現在の矯正装置はほとんどが「ストレートワイヤーテクニック」*1(矯正治療の歴史参照に基づいたブラケットが使われています。この方法は、ブラケットを「正確に位置づけ」(詳しい内容はこちらさえできれば、ワイヤーを太くしてゆくだけで、歯並びはある程度自然に整うという、「非常にシンプルで、再現性の高い技術」となっています。
また今日では「マウスピース矯正」「部分矯正」など、歯並びだけを治すことが目的の矯正治療も増加しています。ただ単に「歯並びだけを治す」だけであれば比較的簡単な方法が出てきていると言えるのです。

②.「噛み合わせ」とその治療法
噛み合わせとは歯科医学的には矯正診断でⅠ級、Ⅱ級(出っ歯)、Ⅲ級(受け口)の定義があり、一般的に正しい噛み合わせとはⅠ級関係のことで上顎の第一大臼歯(6番)の頬側近心咬頭が、下顎の第一大臼歯(6番)の中心溝に噛みこんだ状態を言い、矯正歯科医はこの位置ですべての歯がしっかりと噛みこむことを理想的な「噛み合わせ」と定義しています。

その他、顎を左右に移動させたときの歯の接触形態(ディスクルージョン*2)や、前歯の理想的なオーバージェット(約2mm)、オーバーバイト(約2mm)などの定義があります。
いずれも上下の歯の位置関係を示しているだけで、実際の患者さんの身体のバランスに関係する下顎の生理学的な位置は全く考慮されていないのです。

③.「下顎の位置」とその治療法

歯並びが治り、噛み合わせが良くなったとしても「上下の歯列を片方づつにきれいに並び」そのあとでⅠ級関係ですべての歯が緊密に噛み合う位置に「下顎が移動している」だけに過ぎずたとえ「きれいに歯が並び上下の歯列がⅠ級関係で緊密に噛み合った」としても「機能的に理想の顎の位置で噛みあっている保証は全くない」のです。

なぜなら下顎の位置は歯のかみ合わせで「左右的にずれたり」、「奥に入っていたり」するからです。

生理学的な下顎の位置は歯並びや上下6の噛み合わせの位置とは関係なく存在します。下顎の位置が生理学的な位置にあれば、Ⅰ級関係が出来上がっていなくても、下顎の運動はスムーズになり、身体のバランスも整うのです。

現在まで歯科医は、噛み合わせと全身の関係を読み解く努力をしてきました。

それが咬合学と呼ばれるものですが、実は「歯科界では理想的な噛み合わせの理論が明確に決まっていない」のです。噛み合わせの理論は、全身のバランスとの関係抜きでは完成しません。

番町D.C.では、歯の治療だけでなく、身体全体の治療である整体やオステオパシー、伝統医療である氣功治療などのあらゆる治療技術を科学的に究明、統合分析した結果「全身と下顎の位置と噛み合わせの関係からなる誰もが納得できる全く新しい咬合学理論と治療テクニック」を完成させたのです。

④.審美矯正は非常に危険

近年審美歯科と称して、「マウスピース矯正、部分矯正、セラミッククラウン、セレック治療」といった本来の咬合を治療する歯科医療の意図から外れたものを治療と称して提供する「倫理観を持ち合わせない経営重視の歯科医院」(受けてはいけない自由診療トップ3はこちら)が増えています。

これは競争が厳しくなった歯科医院の誤った自由診療化による苦肉の策に他ならないのです。

「自由診療化が起こす問題点」の動画はこちら

この様な治療を受けた結果、むしろ健康状態にトラブルを抱えてしまった患者さんは多く、番町D.C.にも毎年たくさんのやり治しを希望する患者さんが訪れています。

審美治療に積極的な歯科医院は、治療結果に問題が生じた場合でも料金の返金に応じないことが多く、患者さんが泣き寝入りしているケースも多いと聞きます。

テレビ広告を出したり、本を執筆している歯科医は患者集めだけが目的であることが非常に多いです。

当院でも実際、本を執筆している歯科医による治療の被害者の比率は高いと言えます。

治療を受ける前に本当に本や広告の内容通りに治療をしてくれるのかよく確認してから治療を受ける必要があります。

*1,ストレートワイヤーテクニック・・理想的な歯列の形を詳細に分析した結果から理想的に歯が並ぶように、一歯一歯にプログラムされたブラケットを正確な位置に装着することで、再現性が高く、細かい調整の必要がない技術として急速に普及してきました。
*2,ディスクルージョンとは咀嚼運動をする際の顎の運動の形式の一つで、側方に顎を移動した際犬歯だけが当たる噛み合わせの様式のこと、ナソロジーではこの噛み合わせの様式が望ましいとされているが、様々な意見がある。

「噛み合わせ」と「全身」との関係とは?」こちら
最新情報こちら
番町D.C.の診療システムこちら
ご通院前の注意事項こちら
番町D.C.の料金システムこちら
お問い合わせこちら
「矯正治療について」のコラムはこちら

RECENT POST

CATEGORY

ARCHIVES