- 2023.10.16
「ブラケットの位置に違和感?」を感じたことはありませんか?
このページは2024年02月24日に更新されました。
歯列矯正中に「ブラケットの位置が不自然?」と思った経験はありませんか?
正確なブラケットが着くと、歯科医でなくても「自然で美しく」感じ、治療を受ける側も「歯の動きたい方向に力がかかる」感覚があるのです。
(正確に着けられたブラケット・・白須賀法による)
ブラケットの位置は一つ一つ手作業で決められ、極めて高い精度が要求されます。
ブラケットの位置は歯列矯正の治療の中で、最も重要な作業でここで手を抜くと、噛み合わせが狂い、ひどい場合は*不定愁訴の原因になります。
*不定愁訴・・医療機関で検査をしても本人が訴えるような症状の原因となる病気が見つからず、明確な診断を下せない状態を指す。
歯列矯正のリスクを避ける動画はこちら
歯で起こる不定愁訴について知りたい方はこちら
ブラケットを着ける位置が正確であれば、治療は順調で早く終わります。
不正確だと、ブラケットを着け直しが増え、着け治すごとに治療期間が1ヶ月伸びてゆきます(調整は約1ヶ月間隔)。
特に「歯の先端や根元に偏って」にブラケットを着けられると「歯並びと噛み合わせ」がとても悪くなります。
ブラケットを着ける位置はたった250ミクロン(0.25mm)狂っただけでも上下の歯は全く噛まなくなるのです。
現在使われているブラケットは歯の部位ごとに精密な設計がされており、歯の高さのほぼ中央にブラケットの溝を合わせないと歯が想定どおり並びません。
臨床歯冠のほぼ中央という定義も20年ほど前に補東京歯科大学の白須賀先生が開発公開した「白須賀法」によって、非常に正確なブラケットの着ける方法が出来たのです。
白須賀法では患者の型を使ってブラケットの位置決めをし、ブラケット装着用トレーを上と下の1組を作成します。
模型上の作業は位置を確認しやすくし、ブラケット装着用トレーを使うことでブラケットが正確に着きます。
ブラケットの位置には法則性があり、一つの歯でもその法則から外れ250㎛(250ミクロン・・約1/4mm)狂っただけで「見た目がおかしくなったり」、「噛めなくなったり」するだけでなく、「顎関節症(全身の不調まで引き起こす)」ので、噛み合わせは恐ろしく緻密にできているようです。
歯と噛み合わせで深刻に悩む人は少なくないのです。身体と歯の関係を理解し適切に処置できる先生は限られ、沢山の悩みを抱えた患者さんが来院されます。
顎は筋肉の緊張や全身の骨格と連動していますし、骨自体も形が変わります。筋肉と身体の反応を含めた対応力が必要です。
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“体も変えるロジカルな歯列矯正”で”不調まで治す”?はこちら
治療を継続すべきか、やり直しをするかの相談も受けることもあります。
ブラケットの位置を一瞬観ただけで驚くこともあります。「ブラケットの着いている位置があまりに不自然」だからです。
ブラケットを正確に着ける難しさを知っている先生は「マウスピース矯正」を導入します。しかしこれが大変なトラブルを生んでいることは業界内では有名です。
知って納得”マウスピース矯正”はこちら
自分の歯と身体の不調についてご相談なさりたい方はZoomでもご相談を受け付けております。
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