知って納得”マウスピース矯正が失敗する訳”

  知って納得”マウスピース矯正が失敗する訳”

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2020.04.04

知って納得”マウスピース矯正が失敗する訳”

このページは2020年4月5日に更新されました。(歯科医療を科学し結果にこだわる番町D.C運営ポリシーはこちら)

「マウスピース矯正ってよく見るけどどうなの?」、「ブラケットを使わない矯正で本当に治るの?」、「料金はやや高めだけどそれだけのメリットはあるの?」そんな疑問はありませんか?

実はマウスピース矯正とは、本来の矯正治療とは全く異なり、「部分的な歯の位置を治す程度の治療」でしか使えないテクニックです。

顎関節は非常に複雑な構造をしており、噛み合わせが常に変化する可能性があります。

マウスピース矯正は、はじめに噛み合わせの位置を決めてしまうので、治療中の変化には対応できず、顎関節症を発症しかねないため、噛み合わせが絡む全顎矯正には向いていないからです。

はじめに「噛み合わせを決めていしまい、噛み合わせの変化に対応できないマウスピース矯正」では「噛み合わせが変化するといつまで経っても噛まない」だけでなく、「体調まで悪くなって普段の生活に支障が出る」といったトラブルが実際に起きている治療なのです。

顎の関節は非常に柔軟で常に変化する可能性があり、矯正治療では「調整の度に顎の変化も確認」し、その都度「噛み合わせの変化に対応する高度な診断能力と、対応能力が必要」とされます。

マウスピース矯正を手掛けようとする先生は、そのような対応力は持ち合わせていない場合がほとんどです。

なぜなら技術力があれば、初めからブラケット矯正で治療を行い、トラブルを起こしかねないマウスピース矯正をやろうとは思わないからです。

「目立たず楽して矯正したい」とはそもそも治療の完成度とは相反する要求なのです。
そもそも、このような治療法がはやり始めた背景は、できるだけ「技術を必要としない方法で楽して出来るだけ多くの患者さんを集めたい」という歯科医側のニーズと、「ブラケットをしないで、目立たず、楽して矯正治療を受けたい」という患者側のニーズ、「材料や製作費でもうけを出したい企業」のニーズ、の3者の利害が一致して急速にシェアーを拡大してきた背景があります。

この構図とよく似たものに、「自由診療でお金を稼ぎたい」という歯科医側の都合と「失った歯に自分の歯を入れて食べたい」という患者の無理な要求と「医療器具、材料販売で儲けたい」企業の利害関係が一致したインプラントの爆発的ブームがあります。

インプラントは今でも行われていますが、非常に問題も多い治療であるという認識が広がってきました。

特に介護医療の現場では「トラブルだらけのインプラントになすすべもない歯科医」たちは悩まされ、「原因を作った歯科医」はどこ吹く風と、自分たちの行った治療の責任さえとろうとしません。

マウスピース矯正も結局同じ末路になることは明らかです。そもそも昔からマウスピースによる矯正治療はあったのですが、前歯などの僅かな位置移動程度にしか使いませんでした。

3Dスキャナー、プリンターの進歩で効率と自由度は上がりましたが、治療技術として全顎矯正(すべての歯の矯正治療)に使えるような治療ではありませんし、そのような理論も科学的根拠も全くないのです。

むしろここまでブームになったこと自体、企業とそれに乗っかりたい歯科医の宣伝効果に頼っただけの危ないブームで、今後どんどん問題が明るみになる気配を感じるのです。

最近は歯科医療に関して「不適切な治療の過剰な広告宣伝」を以前より増して見かけるようになってきました。これは歯科医院が増え技術のない歯科医が差別化を打ち出すことが難しくなったからに他なりません。

本来はこのような「医療機関はコンプライアンス違反」を問われても当然ですが、治療結果に対する原因を究明することが難しい医療ではなかなか改革が進みません。

医療機関の選択の失敗は人生が変わってしまうほど大きな問題です。実際に「お金だけの問題で済まなくなった患者さん」を多く診てきた経験から思うのです。

きちんとした真実を見抜く力を持たなければ、「経営しか考えない名ばかりの医療人」の食い物にされかねません。正しい情報を集め、正しい医療の知識を深めてほしいものです。

また、それでもまだマウスピース矯正を受けたいという患者さんもいらっしゃるので後は自己責任ということでしょう。

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