”これで終わり?”悩まずに済む、”歯列矯正終了の基準?”とは?

  ”これで終わり?”悩まずに済む、”歯列矯正終了の基準?”とは?

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2024.10.15

”これで終わり?”悩まずに済む、”歯列矯正終了の基準?”とは?

このページは2024年10月15日に更新されました。

「歯列矯正が終わった!でも本当に治ったの?」、「ブラケットは外れたが、調子に納得できない!」といった悩みはありませんか?

矯正治療は「噛み合わせが絡む複雑な治療」で、「体調の変化」が激しく、「どの時点で治療終了」とするのか?判断が難しいいえます。

この記事ではこのような悩みを抱える人のために「歯列矯正の終了の基準」について書かせていただきます。

①.一般的な歯列矯正のゴールとは?
②.一般的矯正治療終了の基準の矛盾とは?
③.番町D.C.の矯正治療のゴールとは?
④.番町D.C.で治療効果を求める理由?
⑤.高い効果の出た患者さんの例

①.一般的に言われている歯列矯正のゴール。
1.Ⅰ級関係で噛み合う
2.上の歯と下の歯が緊密に噛みこむ
3.正中があっている(上の前歯の真ん中が、下の歯の真ん中が合っている)
4.前歯のオーバージェット
2mm、オーバーバイト2mm

これらがごく一般的な歯列矯正の終了の基準と言われています。

1.と2は歯列矯正の終了基準の大切な部分です。

しかし私は3と4については、必要とはいえません。この基準に固執すると、むしろ治療後の経過が悪くなる場合があると考えます。

周りの人は実際はそこまで細かく見ません。見た目の基準であって、本人には重要でないのですが、矯正医はなぜか重要視します。(医学的には重要である根拠は無い)

②.これらの基準の矛盾とは?
2に関しては私も緊密な噛み合わせを得ることは絶対に必要でしょう。

しかし、1、3に関しては、ケースバイケースといえます。

患者さんの左右の骨格のバランスが整っていてれば当然Ⅰ級関係になるので、正中も合うはずです。

しかし、正中が合いやすいのは子供の歯列矯正であったり、身体骨格等のアンバランスが比較的少ない患者さんに限られるといえます。

人によっては様々な原因で顎の骨の左右長が異なっており、むしろ「上下前歯の正中が合わない」ほうが、「上顎に対する下顎の位置のバランスが整っている」こともあるのです。

逆に無理に正中を合わせることで、顎周りの筋肉にアンバランスなストレスがかかります。

正中(上下の前歯の真ん中)がピッタリ合うのはケースバイケース、さらに奥歯のⅠ級関係も必ずしも絶対ではないといえます。

4ですがオーバージェット(上の歯が下の歯に対して前に出ている量)噛み合わせのが2mm、オーバーバイ(上の歯と下の歯の重なり具合)が2mmと言うのが一般的に歯列矯正の仕上げ基準となっています。(オーバージェット、オーバーバイトの説明についてはこちら

しかし、これはどのような文献を調べてみてもこの数値の根拠が見当たりません。

実は縄文人の頭蓋骨で噛み合わせの研究では、殆どがオーバージェット0mm、オーバーバイト0mmでした。

ところで機能で考えると切端咬合(オーバージェット0mm、オーバーバイト0mm)であれば、奥歯がすり減っても、同時に前歯もすり減ってくれるので将来にわたって、噛み合わせに問題を引き起こし起こしにくいといえるでしょう。

③.番町D.C.が考える歯列矯正のゴールとは?

㋐,上顎骨に対して適切な位置関係に下顎が位置すること
㋑,噛んだときに顎周囲の筋肉にアンバランスな緊張を作らない
㋒、頚椎や身体のバランスが整う位置に噛み合わせを合わせる

という基準で治療を行っています。

下顎の位置は、上顎の位置に対してバランスの取れた位置があります。上顎の骨と下顎の骨のある位置を触ると、そのバランスをすぐに判断できる場所があります。

歯列矯正は本来「咀嚼機能を改善し」「身体のバランスを整える」ために行うのであり、「不自然な筋肉のアンバランス」を残したまま治療を終了してはいけません。

㋒「顎や噛み合わせ」は脊椎の配列=全身のバランスに影響を与えます。脊椎も頸椎を触診し、左右的なバランスが整っているかをチェックする必要があります。

このように考えてゆくと一般的に言われている歯列矯正の仕上げの基準が「審美性に偏った基準」が多く、「機能面に対する基準が不十分」であるのではないかと私は考えます。(実際歯科大学での矯正学の教育にはこのような理論的な考察がない。)

④.番町D.C.で効果が高い理由とは?

私自身が噛み合わせのズレで体調不良に悩まされ、整体、オステオパシー、気功といた、体のバランスを整える治療も受けた結果「噛み合わせの位置のずれは、全身と深く関係する」と知り、「ホリスティックな噛み合わせ治療理論」を構築したからです。

気功を習得することで、噛み合わせに影響する筋肉の緊張を取り除くためには、物理的な治療技術だけでなく、全身の生命エネルギーである「気」の調整が必要であるとしり、実際の歯科治療とエネルギー調整を同時に行い、治療成果をより確実にしています。

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⑤.高い効果が出た患者さんの例

当院にいらっしゃる患者さんは他の医院で「歯の治療」「矯正治療」を受けて、「なんとなく不調」、「集中できない」、「呼吸が苦しい」と訴える人が少なくありません。

当院で治療を受けたことで、「集中力の回復」や「呼吸の改善」、「やる気がわいてきた」だけでなく、「妊娠をした」「結婚できた」など様々な運気上昇が生まれるのも紛れもない事実です。

これは、物理的に骨格が正常になったことで、体を流れるエネルギーの流れが整いやすくなり、気を流す治療との相乗効果で起こっているのだと考えられます。

「エネルギー理論的歯科治療、医院環境の大切さ」の動画はこちら
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