”並んだのにまたガタガタに?”「歯列矯正の後戻りの防ぎ方」

  ”並んだのにまたガタガタに?”「歯列矯正の後戻りの防ぎ方」

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2020.03.14

”並んだのにまたガタガタに?”「歯列矯正の後戻りの防ぎ方」

このページは2020年5月4日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

せっかく歯列矯正をしたのに「後戻りして、歯がガタガタに」、「噛み合わせが動いてうまく噛めなくなった」といった後戻りのトラブルがあることをご存じでしょうか?
症状がひどい場合は「2度目の矯正」が必要なるケースも少なくないのです。

歯列矯正での後戻りを100%防ぐことはできません。ではどうすれば後戻りを最小限にすることができるのでしょうか?この記事では”後戻りをしてしまう原因””後戻りを防ぐ方法”について具体な例挙げながら書かせていただきます。

後戻りについては”矯正医はあまり触れたくない内容”です。なぜならほとんどの矯正医が後戻りの原因をつかみ切れていないからです。

私が後戻りを防ぐ方法を自信をもってお伝えすることができるのは、番町D.C.がISO9001の取得経験(2004年~2015年)から「治療技術マネジメントシステム(システムについてはこちら)」に基づいて、治療のあらゆるステップを徹底的に分析し、治療経過の不具合を最小限にする方法を確立してきたからなのです。

①.後戻りが起こるメカニズム
②.後戻りを防ぐ方法

①.後戻りが起こるメカニズム
歯列矯正は通常、「ガタガタの歯を並べたり」「前や内側に倒れていた歯を起こしたり」「低かった歯を引き上げたり」「高い歯を沈めたり」することで治療を行います。その際、顎の骨の吸収と添加というプロセスが行われるため移動が終わっても歯の周りの骨は幼弱で十分に硬化していません。

矯正直後は「歯を元に位置に戻そうとする力」「歯の周りの歯根膜」にかかっており、後戻りしやすい傾向があります。

それ以外にも歯が移動を起こす理由は「強い歯ぎしりや噛みしめ(噛みしめや歯ぎしりはストレスで起きる)の力で歯が移動する」「身体にかかったストレスが骨の歪や歯の移動を起こす」などがあります。ストレスが骨の歪や歯の移動を生じる理由は「中国伝統医療の概念である経絡中のエネルギーの流れ」がストレスの影響を受け、骨や歯に影響を与えるからです。

②.後戻りを防ぐ方法
後戻りを防ぐ方法は次の2つです。

1、後戻りしにくいリテーナーを使う
リテーナーはいくつかの種類があります。番町D.C.では「OSAMU式リテーナー」という後戻り防止効果が最も高いタイプのものを使っています。歯と歯列全体を覆うことで後戻りを最大限に防ぐことができるのです。「硬い板と柔らかい板で組み合わされた薄いマウスピース状の構造」で装着感もよく、「歯ぎしりを防止するマウスピースとしての役割」も兼ね備えるため、歯が戻ろうとする動きを抑えて、歯にかかる強い力も分散させるからです。
後戻りを避けるためには、OSAMU式リテーナーを「歯の移動をしやすい治療後2年間は食事の時以外の24時間」、その後も「少なくとも寝ているとき」は最低限はめておく必要があります。また「ストレスが多い時には歯の移動を防ぐため」、できるだけ長時間はめる必要があります。

このリテーナーは約5気圧で模型に圧接された柔らかい板の上に硬いプラスチック板を5気圧で圧着して作られます。製作には「特殊な機械」が必要ですが後戻りの効果は絶大です。(下、使われる板、機械はバイオスター

OSAMU式でない通常のリテーナの場合、「歯が前後や内側外側に移動することが可能な形状」のものが多く、敏感な患者さんの場合「リテーナーをしていても後戻りしたケース」がありました。また「全くリテーナーをしていなかった」ために、再矯正になった患者さんはさらにたくさんいらっしゃるのです。

2、食事の管理、体調管理

矯正治療終了直後は歯が移動しやすいので硬いものは避ける必要があります。骨が固まるまで約半年間はまだ歯列矯正が完全には終わっていないので、徐々に硬いものにならしてゆく必要があります。

後戻りのしやすさは体質によっても変わってきます。私の経験では敏感な方(「エンパス体質」とも呼ばれます・・エンパス体質についてはこちら)ほど後戻りをしやすいです。

エンパス体質の方はストレスや周りの環境に気を付ける必要があります。治療終了直後はできるだけ無理をしない、身体に影響のある悪い環境や場所に長時間いることを避ける必要があります。

番町D.C.で歯列矯正を受けた患者さんは体調が劇的に改善するので、治療後にお出かけする回数が増えたり、激務をこなしたりして歯の移動を起こし、再治療が必要になったケースもあったからです。

体調が激変”歯並び”だけじゃなく”顎の位置も治す”歯列矯正の極意のページはこちら

顎の周りの骨や筋肉は身体の状態とリンクしているため、「身体がダメージを受ける」「歯も移動を起こしやすく」なります。歯列矯正後しばらくは骨折の治癒と同じプロセスが起きているので、身体に無理をさせないことが大切です。また保定期間が終わっても自分の体質を理解して、「無理のない生活を送ることが後戻りをしないための方法」でもあるのです。

OSAMU式リテーナーの特徴
1、全体で歯の押さえるので、歯の移動を防ぐ能力が高い。
歯と歯肉を全体的に包み込むため、歯が移動が最小限に抑えられます。バイオスターで5気圧から6気圧の圧力をかけて専用の板を圧接するため。

2、噛み締めの力から歯を守ることができる。
歯の移動を防ぐのと同時に、歯ぎしりなどの過剰な力から歯を守ることができる。

OSAMU式リテーナーには下記のような注意事項があります。
1、リテーナーをしたままだとしゃべりにくい

リテーナーが歯と歯肉全体を覆っているためしたままだと少々話にくいです。

2、噛みしめで割れることがある
リテーナーが割れてしまった場合、できるだけお早めの作り直しが大切です。割れたまま使うとかみ合わせに問題が出る場合があります。
再制作費は20,000円(税抜)です。リテーナーは経時的にも劣化するため1年から2年ごとに作り直しをすることをお勧めいたします。

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