顎関節症になりやすいタイプ?日本人に多いわけ?

  顎関節症になりやすいタイプ?日本人に多いわけ?

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2020.03.22

顎関節症になりやすいタイプ?日本人に多いわけ?

このページは2020年4月17日に更新されました。(歯科医療を科学し徹底的に管理する番町D.C運営ポリシーはこちら)

顎関節症になりやすい人、なりにくい人

ところで、かみ合わせを変えられても、まったくなんの症状も出ない人と、強い症状が出てしまう人とがいます。この違いは患者さんの感受性の違いにあります。
顎関節症になりやすい人は以下のような性質を持っています。

顎関節症になりやすい人
1、神経質であったり、こだわりが強い性格である
2、人混みや、混んだ電車が苦手である
3、感性が鋭く、勘が鋭い
4、感情の浮き沈みが激しい

顎関節症になりにくい人
1、楽天的である
2、感情が安定している
3、誰とでも話を合わせることができる

なぜ日本人には顎関節症が多いのでしょうか?

欧米諸国にも顎関節症の患者さんはいますが、日本人はその数が圧倒的に多いといわれています。それはなぜでしょうか?

①.保険制度の下で治療では理想的な治療はできていない。
②.骨格的に顎関節症になりやすい
③.顎関節症とマイナスエネルギーとの関係
④.マイナスエネルギーの種類
⑤.最も弱いところに影響が出る
⑥.本当の意味での治療とは?

①保険制度の下で理想的な治療がむずかしい。
日本の歯科には皆保険制度があります。実は世界的にみると保険制度が歯科医療にまでカバーされる例は少ないのです。しかしその報酬評価は低く、行わなければならない手順、使うべき材料、用いるべき機器、機械を使う余裕がない状況なのです。

高い精度が要求されるはずの歯科が十分な質を提供しきれていないの現状があるのです。

日本の歯科医自体のの手先器用さや技術レベルが低いわけではないが、保険制度に合わせ歯科大学の教育レベルの低かったために、正しい自由診療の教育がなされてこなかったからです。

最近では自由診療のみの歯科医院も増えてきました。しかし広告で目にするものの多くは、儲けの為の自由診療(審美、インプラント、マウスピース矯正など)で歯を治すというよりむしろ顎関節症の原因を作っているような場合が多いのです。

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このような環境の中で真面目でかつ本当の歯科治療の自由診療に取り組んでいる歯科医師は極めて少ないのが現状です。

また世界的に見ても、理論的に確立した噛み合わせの理論で矯正治療を含めた歯科治療を行っている歯科医はほとんどいないため、治療結果が運まかせになっているケースも少なくないのです。

 

②.骨格的に顎関節症になりやすい
日本人の頭蓋骨を上から見ると丸い形(短頭系)をしています。一方で欧米人は縦に長い楕円形の形態(長頭系)をしています。(下の図参照)

これからわかることは日本人の顎は前後的にあまりゆとりがないということです。

日本人のように短頭系の人種は、顎に前後的なゆとりがなく、「抜歯矯正や奥歯が低くなる治療」によって口の中が狭くなり舌を置くスペースが狭くなって舌が奥に入り呼吸路を圧迫し「呼吸の質が落ちる」といった顎関節症を発症しやすいのです。

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また噛み合わせの変化で顎が後ろに入ってしまうと「鼻の通りが悪い」とか「イビキがひどい」からはじまり、「睡眠時無呼吸症候群」まで発症することがあります。さらに頸椎の配列や体の盤ランスが狂うとと不定愁訴が発症する可能性があるのです。

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誰も言わない顎関節症の側面とは?

私どもは歯科医療では最も難解であると考えられている顎関節症と20年以上にわたり向き合い、「なぜ顎関節症を発症するのか?」そして「どうすれば治療で改善するのか?」を模索してきました。

また顎関節症であった私自身が気功や、整体、オステオパシーなどの代替療法を受けることで、現代歯科医学では解明できていない原因が、単なる物理的な歯やかみ合わせの状態以外にもあることを理解したのです。

そして、顎関節症が発症する原因にいまだ現代の科学で十分解明できていないストレスエネルギーが大きくかかわっていることを理解し、それを治療に生かしております。

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もちろん物理的な虫歯や、根の病気、そして噛み合わせの位置が狂ってしまっていることを治療することで、顎関節症はとてもよくなります。

しかし、このようなエネルギーを治療に生かすことで、物理的な治療を補完され、よりよい結果を生むことができます。

このようなエネルギーは日々の「外的ストレス(暑さ、寒さ、湿気、乾燥など)」「対人関係で起こるストレス」「過労などによる疲労ストレス」があり、これらは知らず知らずのうちに徐々に身体に溜まった状態になってしまいます。

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③.顎関節症とマイナスエネルギーとの関係
私どもは、現代医学で治療が難しいと考えられる疾患は、このようなエネルギー(ストレスと呼ばれる)が過剰に溜まっている状態です。

「病院や老人ホーム、雰囲気のよくない場所や職場などネガティブな環境」で過剰になっており、敏感な人はその影響を受けて不定愁訴が発症するのです。

気功などの代替療法はそのような「余分なマイナスエネルギーを体から取り除き」、「身体にプラスエネルギーを循環させる」ことで現代医療では治せない疾患を治すことができるとわかったのです

実際にわれわれ医療人はエネルギーの状態の悪い人を診る可能性が高く、自然と自分にそのエネルギーがたまりやすくなっている上、病院内にもそのようなエネルギーがたまりやすくなっています。
つまり、そのようなストレス過多の状態の患者さんをできるだけ速やかに良い方向に持ってゆくには、医療人に溜まってしまったエネルギーをできるだけ取り除き、病院内からも速やかにそのエネルギーを取り除いておく必要があるわけです。そういった意味で浄化作用があるアロマや、空気清浄機、そしてこまめな換気はとても大切になってきます。

多くの歯科医が、かみ合わせの治療だけで顎関節症を治療しようとして失敗している理由は、顎関節症のような筋肉、骨格などのあらゆる組織が関係する疾患は、単に物理的な歯の治療を行うだけでは完全には解決しないからです。

虫歯や根の病気、ズレてしまった噛み合わせを治療し、さらに人間の体の中に流れるエネルギーについても考慮し、患者さん本人もその影響について理解してなければ、顎関節症のような複雑な疾患の治療の結果を出すことは難しいのです。

マイナスエネルギーは、特に歯にたまりやすく、自分の健康状態が良好な歯科医が治療すれば、患者さんに対してそれだけ高い効果が出ます。
しかし、逆にドクター自身の体調が悪ければ、逆に相手の健康レベルを損なう恐れがあります。これがある種の「医師との相性」であり、敏感な人はこの「相性がとても大切」になります。

マイナスエネルギーを取り除ける術者は、もともと患者さんから悪いエネルギーを取り除く能力が高かったり、自身の良好な健康状態を維持できることが要求されます。

しかし、常に患者さんの治療を行っている医師や歯科医が良好な自分の健康状態を維持することはなかなか難しく、特に日本では歯科医院の経営は大変厳しいので諸外国に比べるとさらに難しいといえます。

また、健康を維持する方法を学校で教えてくれるわけではないので、エネルギーを取り除ける力があればあるほど、診療に携わる期間が長くなればなるほど、良好な健康状態を維持することが難しくなり、酷い場合は体調不良によって亡くなってしまうこともあります。実際医療関係者で身体の不具合が多い人は少なくありません。これは「医療従事者の性」ともいえます。

技術的に問題があればもちろんですが、健康状態が悪い医師が触っただけでも、敏感な患者さんでは場合によっては治療前より症状が悪化することも少なくありません。これが一般的にはお医者さんの相性といわれたり、病院に行くと却って具合が悪くなるといわれたりしている理由ではないかと私は考えます。

適切な技術力と良好な健康状態と高いエネルギーレベルを維持しながら治療ができなければ、顎関節症のような難しい治療も成功させることはできないのです。もちろん他の個々の歯の治療に関しても同じことが言えると思います。

世界的に見ても歯医者さんが患者さんをそれほど数を診療していない(特にアメリカでは1時間1人以下)のは、実際は「診れない」からではないかとも思うわけです。私は50を超えていますし、治療内容も違うので一概には言えませんが、自由診療という集中力が必要な治療の感覚ですと、1日に8人程度が限界で、それ以上の患者さんを診ると、体の疲れがどんどん蓄積してくるのがわかり、週末だけでは疲れが取れません。

私自身がそのことに気がついたのはここ数年で、どうして「名医が早死にするのか?」とか「歯科医の会合に行くと体調が悪くなるのは何故だろう?」ということのひとつの答えでもある気がします。
医療従事者こそ健康を維持するノウハウを真っ先に教育されるべきではないかと思います。

④.マイナスエネルギーの種類
これらのマイナスエネルギーが疾患に大きく関与している以上、これらのマイナスエネルギーがたとえ今の科学で解明できなくても、どのような種類のものがあり、どうやって対策してゆくかを考える必要があります。
また適切な治療を受けることによって、「自身の身体がよくなり」、「マイナスの影響を受けにくくなったり」、「十分な対策を取ることで、生活の質を上げる」ことも行えるのです。

一番多く認められるマイナスエネルギーがストレスと呼ばれるもので、度を越えた勤務状態、徹夜や深酒、過剰な運動、過度の学習など、肉体的、精神的なストレスです。現代社会に生きる以上これらを完全に取り去ることはできませんが、少しでも軽減する方法を見つける必要があります。

勤務形態が厳しすぎる場合は、上司に相談したり、場合によっては転職するという選択肢もあります。またマイナスエネルギーがたまりすぎていると仕事の効率も悪くなるので、思ったように仕事が進まず、ますますマイナスエネルギーを溜め込むことになります。
実はそのようなエネルギーを取り除くことで効率がよくなり、歯車がかみ合ったように変わっていった人をたくさん見て来ました。治療を受けることでストレスにも強くなる人が殆どです。

HSPのところでも書いていますが、敏感な人は特に周りの環境に影響されやすい傾向があります。

人混みや、夜の繁華街、病院、また場所によっても悪い影響を受けやすい場所があり、そのような場所を避ける必要があります。
満員電車でよく人が倒れるのは、満員電車はたくさんの人のマイナスエネルギーが溜まっている場所だからで、敏感な人が気持ち悪くなったり、意識を失ったりするのはそのようなマイナスエネルギーが原因です。

また、想念といって、考えていることや恨みなどもマイナスのエネルギーとして代表的なもので、悪い考えや怒りなども、マイナスエネルギーとして身体に悪い影響を及ぼすと考えられます。

経営者、医療人や、警察官、弁護士、学校の先生などの職業についている人は、そのような悪いエネルギーをもらってしまう機会が多いので、非常に注意すべきで職業です。普段から身体を整える努力をしないと、原因不明の苦しみから抜け出せなくなることも少なくありません。

⑤.最も弱いところに影響が出る
不思議なことに、場合によっては、そのようなエネルギーを直接受けている人ではなく、その奥さんや子供に影響が出ることがあります。
これは、本人はこのようなエネルギーを受けても、家族がマイナスのエネルギーを吸い取ってくれていることで、仕事が続けられたりすることがあります。また、最も弱いところにそのようなエネルギーは移動してしまう傾向にあるのです。そのような場合、奥さんが原因不明の体調不良であったり、子供が登校拒否や鬱、発達障害などに陥ったりすることも少なくありません。

多くの人は、それがもしかして自分のせいではないかと潜在的に理解しています。だからお金がかかっても治療をして楽にしてあげたいという意識が働いていることが多いのです。
これを理解できない夫の場合、離婚に繋がったり、家庭崩壊に繋がったりするのだと思います。目には見えないエネルギーで知らない間に妻や子供は夫を癒していることも多いのです。

立派な職業についている人が家族に様々な問題を抱えているのはこのようなことと大きくかかわっていると考えられます。

⑥.本当の意味での治療とは?
私どもはこれらの事実を元に治療法を何年にもわたり研究し、検討してまいりました。
そして、現代医療では難しいと思われるこれらの疾患の治療には、まずマイナスのエネルギーの原因となっていることを洗い出し、可能な限り排除し、すでに身体にたまってしまったマイナスエネルギーは専門家にとってもらいながら、適切な治療を受けることが大切という結論に至りました。

歯の治療はその中でマイナスのエネルギーを取り除くことができる大切な治療です。また歯科治療と同時に身体にたまったマイナスエネルギーは力のある整体師や気功師などの力で治療をしてもらうことは非常に大切です。
しかし、これら整体師や気功師は国家資格ではないので選ぶのが大変難しく、中には信じてはいけないタイプの人もいます。
歪んだ咬み合わせを治すことで、これらのマイナスエネルギーに対する耐性が格段に上昇します。

私どもが、様々な注意事項を設けているのも、このような治療方法の研究の結果なのです。

顎関節症になりやすい人はHSPが多い?

実は顎関節症になりやすい人は、今巷で言われている
HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる人が多いのです。

1、HSPとは?
ネットで調べると分かると思いますが、人の思っていることがわかったり、感情が移入してきたり、他人の体調の悪い場所が分かったりといった、感覚の共有能力が高い人のことです。

このような感受性の高い方は日本人には5人に1人程度(欧米人は20人に1人程度)の率でいらっしゃるようです。
最近ひとに聞いたところでは、約2人に1人の割合にまで増えてきたといった感じです。このような人は満員電車で突然倒れたり、居酒屋や人混みにのなかにいると具合が悪くなったり、老人介護施設や病院が苦手だったりします。
いずれもマイナスのエネルギーが非常に高い場所で、HSPの人はそのようなマイナスエネルギーに反応しやすい人です。

これらマイナスエネルギーは人間のエネルギーの流れを阻害します。中国ではこれを経絡と呼び、その経絡のつまりが疾患を生むという考え方です。
影響を受けやすい場所別で考えると、まずお腹周り「胃や小腸、大腸」などでここにエネルギーをくらってしまうと、便秘やしぶり腹、下痢や、胃の膨満感と訴えることがあります。また足がだるくなって座る場所をつい探してしまったり、肺や心臓が苦しくなることもあります。これらは実際の病気ではなく、エネルギーが大きく影響していると考えるべきでしょう。

このような自分の体質を理解しないで生きてゆくのは今の世の中は非常に危険なのです。

私も実は何を隠そうHSPだったと最近になって気が付いたものの一人だと思います。

今思い出してみると、学生時代から居酒屋に行くと体中が固くなって、具合が悪くなっていました。
また、歯科大学で患者さんを診療するようになってから、背中に異常な発疹が出るようになり、つい最近まで治りませんでした。(昨年2回目の矯正を終わると完治しました)

また、歯科医師免許を取得して、アルバイトで30人以上の患者さんをさばくようになってから、頭の中が異常にかゆくなったり、カシミヤのマフラーやとっくりのセーターで首にアレルギーが出るようになりました。

私自身、原因不明の不定愁訴倦怠感と、アレルギー症状、体中の筋肉のこわばりを抱えながら独立開業し、3年ぐらいたつと、ひどいうつ症状にまで襲われるようになったのです。
これらは、いわゆるエネルギーによる反応で、診療をすることは患者さんの悪いエネルギーのあたることですから、HSPの人が一日30人も診療すればそのような症状が現れて当然といえます。

私自身がこれを克服できたのは整体治療を4年受けた後で行った噛みあわせの治療でした。

HSPの方で不定愁訴に悩んでいらっしゃる人は恐らくたくさんいらっしゃると思います。
しかし諦めないでください、自称HSPである私自身が歯と噛みあわせの治療、そして整体治療で見事に自分にあった不定愁訴をほとんどを克服できたのです。

HSPも一種の体質ですから、このような体質に生まれついてしまった以上、自分の体質を理解し、高い「クオリティー オブ ライフ」を楽しむために質の高い歯科治療やからだの手入れなどの自分の体への投資も必要だと思うのです。

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