神経覆罩剤(PROrootMTA)について

  神経覆罩剤(PROrootMTA)について

お役立ちコラムCOLUMN

2020.02.27

神経覆罩剤(PROrootMTA)について

このページは2020年3月1日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C、運営ポリシーはこちら)

神経覆罩剤(PROrootMTA)とは深い虫歯や神経が露出した部分を覆うことで、二次象牙質(新生象牙質)の生成を促し、神経の痛みを抑制し、抜髄(神経をとる)リスクを最小限にする材料です。

PRO root MTA セメントの特徴

番町D.C.では、神経が露出した場合や虫歯が深く、将来痛みが生じる可能性がある歯に対しては、PRO root MTAセメント(左写真)を使用しています。
この材料は、今まで使われてきたダイカルなどと比較すると神経の保存の確率が高いです。根の大きなパーフォレーション、根管充填などにも用いられる場合があります。

写真のように完全に神経が露出した場合でも、良く洗浄して、PROroot MTAで覆罩することで神経を保存することが可能です。

別の症例ですが、 レジンインレーを取り除くと、中に茶色みがかった色の虫歯が認められます。この虫歯の場合相当深くなっていることが予想されます。

虫歯を感染に取り除くと、は本来の色になりましたが、神経が露出しそうな状態です。

神経に近い部分に慎重にPROroot MTAで覆罩してゆきます。治療後も患者さんには痛みが出ることがほとんどありません。

覆罩材を使用する場合でも、ラバーダム防湿感染予防対策(ユニットの水対策、エアーフィルター)器具の滅菌対策は必須となります。

保険制度が抱える歯科治療の矛盾について下の動画をご参照ください

「歯科保険診療の限界と歪、適切な治療を受けるためには?」の動画ページはこちら
番町D.C.の診療システムこちら
ご通院前の注意事項こちら
番町D.C.の料金システムこちら
お問い合わせこちら

RECENT POST

CATEGORY

ARCHIVES