治療器具滅菌管理について
当医院の歯科用ユニットは、国際的に標準とも言われているアメリカのa-dec製。
感染予防水準が高い
アメリカと同じ感染予防対策
器具の消毒・滅菌
当医院では、アメリカのHu-Friedy社のIMSシステムのプロトコール
に従ったIMSカセッテを用いた感染予防対策を行っております。
消毒され、滅菌用IMSラップに入れ滅菌され、半永久的に滅菌の状態を
維持することができます。開封は、治療直前まで行いません。
当医院では2013年よりIMSシステムを導入し、治療ごとの器具セット
を作成し、外科手術と同じ管理をすべての治療で行っております。
根管治療器具の滅菌
根管治療は、細菌をいかに防ぐかが、治療結果を左右するカギです。そのため治療器具には細心の注意が必要です。
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根管治療用のカセッテを開いたものです。ファイルや根管治療に必要な
道具はすべてセットされております。 -
術者が触れる部分には、必ずディスポーザブルのテープを巻いています。
何故IMSなのか?
IMSシステム導入によって、治療ごとに必要な器具がすべて入ったカセッテを準備でき、
ピッキングの必要性が減り、衛生面のみならず、治療の効率が格段にレベルアップしました。
当医院では、6種類のカセッテセットをつくり、各々の治療で利用しています。
- 修復治療用
- 矯正治療用
- 根管治療用
- メインテナンス用
- 診断用
- 外科用
またラバーダム器具をセットにしたもの、タービンとエンジン及びバーをセットにしたものを用意し、ほとんどの治療で新たに道具を取りに
行くことのなく治療を行えるように2013年にIMSカセッテシステムに完全移行いたしました。
器具の滅菌消毒
器具の消毒、滅菌 当医院では器具の滅菌に対してIMSを用いた、
合理的かつシンプルで確実な方式を取らせていただいております。
滅菌の準備
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器具は治療ごとに決まったセットになっており、超音波洗浄後、ワッテ、
ロールワッテ、ガーゼ、綿球を入れてふたを閉じます。
(右の写真はアマルガム、フジⅡ充填用カセッテ) -
各カセッテには滅菌の機械認識番号、何回目の滅菌かを記入された
インジケータを載せて、パッキングされます。
滅菌の準備
パッキングされたカセッテは、各内容別の認識テープ(インジケーター機能付き)
でシールされ滅菌されます。
保管
滅菌された、カセッテは、開封されない限り半永久的に滅菌状態を保持されます。
滅菌コーナーの棚に、治療内容別に保管されます。