«  2012年3月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2012年3月26日

私の医院はISO9001を取得して8年になります。

これまでを振り返ってみて、いかに自分の医院に管理、そしてトレーサビリティーがなかったかを感じさせられる8年間でした。

たとえば、歯科治療では必ず行う滅菌ですが、よく調べてみると、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)をかけていれば、完璧だと思っていたのですが、実際は日本のメーカーが出しているオートクレーブは完璧には滅菌できていないということと、何重もの袋に入れてしまったり、管構造が長いものは、十分に滅菌できていないかもしれないということがわかってきました。

また強酸性水では、とにかく殺菌力は高いのですが、酸性になっていないと意味がありません。
今までは機械を信頼していましたが、pHを測定していると、その変化がよくわかるので、これも非常に重要だと感じるようになりました。

機械に異変があっても気が付きにくい体制だったと言わざるを得ないでしょう。

おそらく東電や、その他の事故を起こしている大企業もそういった管理を怠って、事故の予兆や、問題点に気が付くことがなかったのが大きな原因でしょう。

また、患者さんの記録の管理も、実際はレントゲンや口腔内写真、カルテ記入事項など、膨大な量があり、それを僅か2,3人で経営している歯科医院が、管理するのは非常に大変です。

私どもも、コンピュータ化したり、ソフトを専用に作ったりを非常に大変でした。

おかげで、この管理に関してはあとわずかで完璧に近い状態まで持って行けそうです。

つくづく感じたのは、歯科のように非常に少ないスタッフがぎりぎりの条件の中で、様々な作業をこなさなければならないということです。ほかの業種と違って、非常に大変な部分が多いと思います。
特に歯科は治療のほとんどが外科治療なので、毎日何人もの患者さんのopeをしているようなものです。その中で、滅菌管理、会計管理、などをこなしてゆくというまれにみる大変な職業だと感じています。

管理するにも人員が必要なのに、常に患者さんの治療におわれ、そんな余力は本当にほとんど無いのにやらねばならないというのは、なんとも大変なことでした。

自分が苦労しただけに、新たに歯科を取り組む先生には少しでも苦労してほしくないと思います。

« 2012年2月 | メイン | 2012年4月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。