自分の治療で分かった「噛み合わせ」の重要性

  自分の治療で分かった「噛み合わせ」の重要性

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2018.03.07

自分の治療で分かった「噛み合わせ」の重要性

このページは2020年12月1日に更新されました。心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

噛み合わせが重要であることは、ご存じの方も多いと思います

歯科界でもその重要性は知られており、噛み合わせの位置決めに関しては100年以上もかけて、数多くの歯科医師たちが正解を得ようと挑戦してきましたが、結局どの位置が理想的であるかを決めることができていないのが現状なのです。

私も噛み合わせに関しては昔から興味があったので、様々な方法を勉強していましたが、いずれの方法も必ずしも結果が良くないことには気が付いていました。しかし、本当の答えが得られる日は突然やってきたのです。

私は診療後の疲れから体調が芳しくなかったため、10年以上にわたって整体師やオステオパシー、アロマテラピーなどで体の調整してもらっていました。

そんな調整のある日、顎の筋肉を緩めてもらうとかみ合わせの位置がガラッと変わってしまい、どうしてこんなに変わるのか驚いたのです。そして、もしかして自分の噛み合わせの位置狂っていて、顎の筋肉を緩めると正しい位置がわかるのではないかと思ったのです。

そして、自分の歯の矯正治療を整体の治療と同時に行いながらうまく調整をしてゆき、自分の体調の変化を見るうち、正しい顎の位置で歯が噛み合うと、体調がとても良くなることに気づいたのです。。

今思えば、私には種々の顎関節症と呼ばれている症状があり、噛み合わせも思っていたより歪んでいてさらに奥歯が極端に低かったとわかったのです。

そして、1回目の矯正治療が終わったとき、奥歯で物を噛むと、とても力強く噛めた経験から、ひょっとするとほとんどの日本人は奥歯が低くなっているのではないかと考えるようになったのです。

そして、顎関節症(不定愁訴)で来院されるほとんどの患者さんで、歯列矯正をする際には必ず奥歯を高くする治療を行うようになりました。

その結果、ほとんどの患者さんで顎関節症(不定愁訴)が改善することがわかったのです

噛み合わせの取り方も、通常行われている「下顎を押して決めたり、機械で計測して決める」という方法だけでは不十分で、「奥歯をある程度高くした状態で、顎周りの筋肉の緊張状態を判断基準にして3次元的な位置を決める」方法が必要と分かったのです。

また頸椎や頭蓋骨自体が歪んでいると、治療に伴ってその歪みが取れてくるので、初めから正しいかみ合わせの位置を決めることは不可能で、近い位置を決めてから、治療をしながら調整することが必要だと理解したのでした。

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