「知らないと損する、審美矯正の落とし穴」

  「知らないと損する、審美矯正の落とし穴」

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2025.06.24

「知らないと損する、審美矯正の落とし穴」

このページは2025年6月24日に更新されました。

下顎の3次元的な位置が上顎に対して歪むと、「全身の骨格のバランスまで狂い」、全身に大きな影響が出ます。
また、東洋医学的に考えると「気の流れ」も損なわれるので、本来は同じ歯列矯正と行うにしても、顎の位置を正しくする歯列矯正が行われなければなりません。

ところが、現在行われている歯列矯正のほとんどが審美に偏重しており、ブラケット矯正であっても、下顎の位置を考慮する先生は殆どいらっしゃいません。
これは患者さんの健康を預かる立場の歯科医として非常に忌々しき問題といえます。
審美が大きな目的であるマウスピース矯正の場合は、治療と称して全身の不調を作り出している可能性さえあるのです。

噛み合わせで歪んてしまった骨格

顎の位置や噛み合わせのバランスは、単なる見た目や歯の整列だけでなく、全身の健康や気の流れに大きく影響するという考え方は、古くから東洋医学や整体などの伝統的な理論でも重視されていました。

現代の歯列矯正の傾向と問題点
今はやりの歯列矯正は、審美重視の目的の矯正が多く、見た目の改善や歯並びの美しさに焦点が当てられる傾向があります。
一方、顎の位置や咬み合わせを考慮して計画する歯列矯正はほとんど行われていません。
これにより、顎関節や噛み合わせの不調、姿勢の乱れ、さらには全身のバランスの崩れ、ひいては内臓や気の流れの乱れによって全身の不調に繋がる可能性があり、実際に当医院に相談にいらっしゃる方の中には、治療後の不調を訴えられる方が少なくありませんす。
このようなトラブルに合わないためにも、きちんと顎の位置を考慮した治療を受けるべきでしょう。

顎の位置と全身のバランス
噛む筋肉がついている下顎や、上顎周囲の骨の3次元的歪みで、頭蓋骨は捻じれ、やがて脊椎のバランスに波及し、姿勢や呼吸、血液循環、神経系にも影響を与えると考えられています。

特に、下顎の位置は、顔の中心軸だけでなく、身体全体のバランスに関わる重要な要素です。

東洋医学と気の流れ
顎や口腔の状態は、「気」が流れる経絡と密接に関係しているとされ、これが乱れると、体調不良や精神的な不調も引き起こすと考えられています。
顎の位置を正すことで、「気」の流れがスムーズになり、身体全体の調和が取れると考える理論もあります。

これからの歯科矯正の方向性
機能的アプローチの重要性:見た目だけでなく、咬み合わせや顎の位置、呼吸や姿勢の改善に焦点を当てるべきです。
全身の健康との連携:口腔の状態は、全身の健康と密接に関係しているため、矯正治療も全身の調和を考慮した総合的なアプローチが望ましいです。
東洋医学の漢方や氣功治療をもちいると、氣(身体を流れるエネルギー)の流れを整えられ、健全な身体を手に入れることができます。
番町デンタルクリニックでは、このような伝統的に効果の証明されている伝統医療を歯の治療と合わせて行っています。

見た目だけでなく、身体にとっても最高の歯列矯正をお受けになりたいとご希望される方には、治療をお受けいただく前にカウンセリングも行っております。
カウンセリングをご希望の方は事前にこちらをご覧ください。

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