- 2025.06.18
医療不信と向き合う
このページは2025年06月18日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)
私は歯科医ですが、一度副腎腫瘍を摘出する手術を受けて以降30年近く、検診以外ではほとんど病院にかかっていません。
その理由は、西洋医学に偏った現代の医療制度に不信感があるからです。
確かに西洋医学の病院では一過性の症状を取り除くのは得意です。
しかし、私のように、原因不明で、西洋医学では治すことができない症状を持っている人もたくさんいると思います。
私は、「不整脈」や「うつ状態」など、病院にかかっても治療法がわかないと症状で若い頃からずいぶん悩まされてきました。
そして、病院に行く毎に検査は増えても、原因や病気は特定できませんでした。
結局は家で寝て回復を待つしかなかったので、回復するまで、ずいぶんしんどい時間を過ごすことが多かったです。
私が歯科医院を開業して5年が経ち、診療の疲れがたまりにたまっていたころに、ナイターのテニススクールで足に力を入れた瞬間、太ももが肉離れを起こして、歩くことさえできなくなくなってしまいました。
その時に、施術をしてくれた整体の先生と出逢いが、私の今までの考え方を180度変えてしまいました。
初めは痛みが激しかった太ももも、施術に通ううちにだんだん良くなってきてましたが、いろいろ不調があったので暫く定期的に通うようにしました。
施術を受けるうちに、病院に行って薬を出してもらっても全く治らなかった、「突然冷や汗をかくほど痛くなる胃腸の不調」や、「背中の湿疹」などが徐々に改善してきました。そしてある日、施術を受けた翌日に、車を運転しているときに、背中の重さが抜けて、信じられないほど軽い状態になっていることに気が付いたのです。
今まで、私が西洋医学で飲んできた薬は、最初はものすごく効果がでるものもありましたが、飲み続けるうちにだんだん効果が無くなるうえ、どんどん強い薬になってゆくので、怖くて飲むのをやめてしまうものが多かったです。
エビオスのような酵母やいろいろな酵素も飲んでみましたが、効果があるものは殆ど見当たりませんでした。
しかし、この先生の治療は、最初こそ指圧のようにグイグイと押していましたが、途中からやり方を変え、ただ手を触れるだけの方法に変わってきました。
施術を受ける直前は、身体に何かが溜まってパンパンになっているような感覚があったのですが、手で触れてもらうとそこから溜まっているものが抜けてゆくような感覚がありました。

その先生は「氣」の流れを整えていますといっていましたが、実際にこのような「治療法が存在している」ことに驚きを感じました。
氣の治療とは、そもそも目には見えないものの治療なので、今まで西洋医学で、解剖学や生理学、生化学なので習ってきたものとは全く異なる考え方に、私には非常に興味をそそられました。
東洋医学のような伝統医学は、このような人の生命エネルギーの一種である「氣」という存在を整えることが治療の根本となっているのです。
「氣血水」を整える際も、身体の経絡に流れる「氣」を整えることで、全のバランスが整ってきます。
漢方や鍼灸、そして指圧も、経絡の氣の流れを整えることを主眼に置かれています。
例えば、漢方の生薬には「帰経」と書かれています。
「帰経」とは、その食べ物が体のどの経絡に入るかをしてしているのです。
ところで歯の治療でも、この「気」は深く関係してきます。顔には実は8本の経絡が入っていて、歯の治療することで「氣」が歯に流れることになります。
私は、医療氣功を8年以上かけて習得し、特に意識しなくても歯の治療をすると自然に「気」が歯を伝わって全身に流れるようになるので、患者さんの治りは普通の歯科治療を受けるものとは全く異なります。
「氣」が足りない身体の部分に自然に入って、補われてゆくので、全身の調子が良くなってゆく独特の感覚を受けるのです。
そのような説明をしても、実際には目に見えないわけですから、怪しく思われる方が多いと思います。
しかし、この感覚は私自身が氣の先生の治療から感じたように、実際に治療を受けた人しかわからない感覚なので、感じ方は個人個人で異なるので説明だけでは理解は難しい思います。実際に治療を受けて頂いた人は全員同じ感覚を受けるようです。
歯科治療を受けてから体調が悪くなって人や、 色々な歯科治療を受けてもあまりよくなった経験がない方は、治療の効果を実感していただけると思います。
コロナ禍後に起きてしまった体調不良も、歯の治療と漢方薬、医療気功で回復させた症例が数多くあります。
諦めずに、一度ご相談いただければと思います。
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