- 2025.07.02
歯科の自由診療について(東洋医学的に考える)
このページは2025年7月02日に更新されました。
歯科の自由診療はとかく高額になりがちです。
しかし、私が歯科診療をしていて患者さんにはちょっと理解が難しい理由で高額になっていることをお話ししたいと思います。
ところで東洋医学では「氣」という考え方をとても重視します。「氣」とは生命エネルギーであり、東洋医学では全身の経絡に氣が流れていなければ人間は正常な機能を維持できないと考えられています。
西洋医学ではこのようなエネルギーについては考慮しません。しかし、私たちは良い「氣」の場所にいくと元気づけられますし、悪い「氣」の場所に行くと消耗して調子が悪くなってしまうことはなんとなくわかるのではないでしょうか?。

経絡図(全身を流れる経絡の流れが示されている)
歯と全身は繋がっている
実は歯と全身とはとても深い関係があります。例えば口臭ですが、人によっては耐え難い場合もしばしばあります。
お口は歯周病や歯の病気だけでにおうだけではなく、肺や、胃からのにおいも口から出てくることになります。
肺や胃からは身体にとって不要なものであったり、毒とみなされるものが排出される場所でもあるからです。
それらは、化学的に有害なものだけでなく、「邪氣」と呼ばれる、東洋医学では経絡に流れる氣を阻害するエネルギー様のものも含まれています。
また臭いは身体の状態と深く関係しています。東洋医学では五臭という考え方があり、臭いによってどの臓(内臓)に問題が起きているか関連があるといわれています。
つまり、臭いもある種のエネルギーといってもよいでしょう。
歯の治療をする際は臭いだけでなく、患者さんが害している臓の「邪気」も同時に吸ってしまうことがあります。(これは先生によりますが・・。)
私は今は、仮に邪気に影響されても元に戻ることができるようになりましたが、自由診療を始めたころは、邪氣の影響を受けてどんどん体調が悪化し、消耗していました。
どんなに食事に気を付けても、早寝早起きをしても回復しない状態にまでなり、苦しんだ経験が何度もあります。
おそらく皆さんにもそのような経験があると思います。そんな時は、氣(生命エネルギー)を補充してあげる必要があるのです。
氣を補ってもらう方法を知らなかった私は、その都度、整体やマッサージ、旅行などに出かけて復活させてきました。しかし、最後に、どうしても氣を増やすことができなくなり、医療氣功という東洋医学の、氣を補ってもらう方法で救われたのです。

自由診療は保険診療と違い、長い時間患者さんと対峙するので、いわゆる「氣(生命エネルギー)」の交換を行うことになります。
相手を治してあげようとすればするほど体力だけでなく、氣も消耗します。重い患者さんを相手にした場合、身体が思い通りに動かすことができないほど邪氣に影響され、激しく「氣(生命エネルギー)」自体も消耗してしまうことがあります。
でも患者さんがその分良く治ってくださるのはとてもうれしかったです。
実は私の場合はこの氣の消耗が激しく、医療氣功に出逢う寸前には、すべて消耗しつくして死ぬ一歩寸前にまでなっていました。
正直その時は真剣に歯科医をやめようとも考えました。しかし、医療氣功に救われました。それから私は医療氣功も患者さんの治療に活用すべきだと感じるようになりました。
今は、自分たち自身が十分に養生をして「氣」の余力を付ける必要があることを知りました。
歯科治療による結果は、時間をかけて治療すること、治療技術が素晴らしいことだけでは得られません。
いかにして患者さんと対峙し、自分と相手との間にエネルギーの交換を行いながら、相手のエネルギーを調整してあげるかも必要なのです。
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