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2012年7月29日

実際の抜歯

実際の抜歯に際しては次のような手順で進んでゆきます。

抜歯手術の準備
1、上の歯の場合は浸潤麻酔、下の歯の場合は伝達麻酔を使って麻酔をかけていゆきます。
2、抜歯する場所の周り、お口の周りを消毒します。(強酸性水など)
3、滅菌されたオイフ(手術用かけ布)をかけてゆきます。
抜歯
4、歯肉を切開してゆきます。
5、歯の上にある骨を削ります。
6、必要に応じて、歯を分割します。
7、切開部分を縫合して抜歯終了
下のレントゲンは患者さんの抜歯前のレントゲンです。
CT1193_141224101409Project_20160724_0002.jpg
抜歯後のレントゲン写真
CT1193_150711092717Project_20160724_000.jpg
こちらはCTでスライスした同じ左の親知らずのレントゲンです。
下顎神経(下顎の神経のすぐ近くにまで根があることがわかります)
CT1193_141224101409Project_20160729_000l2.jpg
いずれも、神経に近い歯ですから、CTで歯の根の位置を確認できることは非常にありがたいです。
CT1193_141224101409Project_20160729_001r(調整後).jpg

2012年7月 4日

インプラント治療後の治療は難しい

インプラント治療をお受けになった方の場合、将来インプラント歯周炎などによる問題が起こった場合、治療が非常に困難です。これはインプラント自体に免疫機構が働かないためです。

自分の歯であれば免疫機構が働き、歯周病を万が一発病しても、直接骨に細菌が入るリスクは少ないです。しかし、インプラントは骨に直接金属が刺さっているので、細菌がダイレクトに骨の中に入っていきます。

また、インプラント自体も抜くことも非常に難しく、患者さんに高いリスクと負担がかかります。今、大学病院では埋入した医院でのインプラントの抜去を断られ、除去の希望者が沢山訪れ、通常の業務ができなくなるほどで問題化しております。

大学の先生に抜去を依頼してもなかなか簡単には抜いてくださいませんし、抜くのにもインプラント体の種類が多く、道具をそろえるのに時間がかかる上、その費用も莫大で、悩みの種となっているようです。

インプラント自体は異物であり、これを骨に接して入れられているため、全身の感覚が鈍化する傾向があり、通常の治療が難しくなります。感覚もおかしくなりがちで、痛みがあっても残存歯のどの歯が痛いのかわからなくなることもしばしばです。

インプラント自体が骨と癒着しているため、通常の歯にあるクッションとしての歯根膜が存在しません。従って相手側の歯に強いストレスがかかり、割れてくることもしばしばです。ちょうど4本のタイヤのうち、一本だけがサスペンション無いタイヤを履いているような状態といえ、どう考えても不自然な治療といえます。

入れ歯でも十分噛める治療ができるので入れ歯がお勧めです。


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