「歯からくる全身の不調!」「東洋医学で読み解く原因と解決法」

  「歯からくる全身の不調!」「東洋医学で読み解く原因と解決法」

お役立ちコラムCOLUMN

2024.10.22

「歯からくる全身の不調!」「東洋医学で読み解く原因と解決法」

このページは2024年10月22日に更新されました。(心も体も軽くなる番町D.C運営ポリシーはこちら)

「歯の治療で全身が不調に」なったことはありませんか?
「歯の治療で全身まで好調」になる方法があることを御存じですか?

当院ではの治療と共に行う歯科治療で、全身の不調まで取る革新的な治療を提供します。

噛み合わせの治療で骨格が変わり、体調が激変する治療についてはすでに書きました(なぜか知りたい方はこちら

このブログでは、歯科治療の物理的な作用だけではない効果について詳しく解説いたします。この記事を読むと、どうして歯科医院のチェアーに座っただけで身体が固まるのか?その理由までわかる内容です。是非最後までお読みください。

実は歯の治療で変わる理由は物理的構造が変化したからだけではありません。

私は自分が原因不明の体調不良になり、様々な伝統療法を受けた経験から、病氣とはまさしく「氣(生命エネルギー)」の病であることに氣が付いたのです。

病院に関していえば来院した患者さんの中には、薬を出したり、手術をするといった物理的な治療をしてもなかなか治らない患者さんは多いものです。

一方歯科治療でも、「根の治療」や、「顎の痛み」、「歯がしみる」、「歯が浮いた感じ」といった症状で来院される方に、標準的な歯科治療を行ってもなかなか改善しないことは少なくありません。

親知らずの抜歯によって体調や顔つきが変化する理由(わけ)で説明しているように、実は歯からくる様々な症状は物理的な歯科治療だけでは完全には解決できないのです。

私が気功をマスターし、東洋醫學を深く勉強すると、歯の一本一本が「全身の生命エネルギーをコントロールする経絡」と繋がっており、「全身の不調と歯」はお互いに影響しあっていることが分かったからです。
このような観点から「患者さんの歯の症状を分析する」と、「歯」「身体」は、「骨格、血管、神経、リンパ」などの目に見える構造だけでなく、「気(生命エネルギー)の流れ・・経絡」のように目に見えない構造も密接に関係していることが分かったのです。

下の図に示すように、「足陽明胃経の経絡」「犬歯から小臼歯」周辺を通っています。つまり「犬歯や小臼歯」トラブルが起こったときは、全身的には「胃や消化系全般」に問題が起きているとが考えられるわけです。ですから、このような歯に「歯の痛みや虫歯」、「知覚過敏」、「違和感」が起こっている場合は「お腹の不調や張り、食欲不振」などの問題も同時に起こり、歯を治すことでこのような消化器系の症状が消えることがほとんどです。

逆に「足陽明胃経」に邪気が入ったり、経絡の流れがせき止められると、虫歯や歯の炎症や痛みが起こり、さらに口の周りの炎症(ヘルペスなどを含む)や口角が裂ける、唇や口の中にアフタができるといった症状が現れます。

また下図のように上の第一大臼歯や下の第二大臼歯は手太陽小腸経(「小腸」の裏の経絡は「心」で、陰と陽の強い関係がある)の経絡上に存在するため、上の第一大臼歯や、下の第二大臼歯にトラブルが起こっている人には「消化吸収の問題」「不整脈などの心臓の病気」、心(こころ)の問題として「不安感、焦燥感、鬱」などの症状がが起こることがほとんどです。

 

この経絡は顎下部分も通ります。ちょうど顎関節症の患者さんが痛みを訴える場所に経絡のツボ「天容」があり、このツボが詰ることによって症状がひどくなるのです。

実際このツボを刺激してエネルギーの流れを改善するだけで顎周りの症状だけでなく、全身の不調(鬱など)まで改善することがほとんどです。

「天容」のツボの気のつまりを流すと「耳鳴の緩和、難聴、咽喉部の腫脹、疼痛、咽喉部の閉塞感」にも効果があります。

さらに下図のように前歯や第一大臼歯は小腸(大腸の裏の経絡は肺で、陰陽の関係からお互いに関係しあっている)の経絡と繋がるため、これらの歯に問題がある場合、「呼吸器の問題(ぜんそくなど)」「皮膚の疾患(アトピーなど)」(肺は体のバリアーを作る機能を持つため皮膚の症状に関係がある)や心(こころ)の問題としては「深い悲しみ」などが起こることがあります。

この経絡も小腸経と同じように顎の奥下あたりを通るため、顎関節症になった患者さんは歯の症状だけでなく、上記の全身症状も出やすいと言えます。
また「心肺機能、心肺停止」といわれるように心臓と肺は関連して使われることが多く、昔から心臓に問題が起こると肺に問題が起きやすく、逆に肺に問題が起こると心臓に問題が波及することが知られていました。

大腸経の経絡が通る上の前歯や、下の奥歯のトラブルは、心臓や肺の問題につながる傾向があり、この歯の虫歯や神経の治療をしたことで、不整脈が治ったとか、動悸が無くなったとおっしゃる方は多いです。

 

これらの関係からわかることは、歯の治療中、術者が経絡に気(生命エネルギー)を通し、ツボのつまりを取れば全身の症状まで改善します。

さらに言えば、全身の経絡が通れば、歯の症状は軽減してくるわけです。

つまり、歯の治療だけでは全身の症状は完治できないし、かといって全身の治療だけで歯の症状を完治させることは難しいことがわかります。

このような目に見える物理的構造とは異なる人間の身体の仕組みとその法則についてはこちらで説明しています。そこには人間の「エネルギー体としての身体」が深く関与しているのです。

この理論を知り、エネルギー治療のまねごとをしても「歯と全身双方に効果のある治療」を行えるわけではありません。

我々は目に見えないこれらのシステムをないと信じ、認識すらしないで生活しています。
しかし、「気功法の神髄である心法」をマスターし、「気」という「エネルギーシステム」を意識できるようになると、自分の身体の中を流れる「気」が身体の異常や痛み、人生のトラブルを引き起こす大元の原因であることを理解できるようになります。そして気は人の体質、性格、運命にまで影響をあたえているのです。

「意識」「病気」「運命」を変えるきっかけとなる理由がここにあるのです。

つまり意識を変えることで「気」という「エネルギーシステム」を認識し変化させ「病気」「痛み」、「悩み事」を解決してゆくことができるのです。

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