Ⅱ級(出っ歯)の患者さんの当医院での治療法は?

  Ⅱ級(出っ歯)の患者さんの当医院での治療法は?

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2022.04.03

Ⅱ級(出っ歯)の患者さんの当医院での治療法は?

このページは2023年1月3日に更新されました。

実は日本で歯列矯正を希望する患者さんの中には、上の歯も下の歯も出っ歯に見えることを気にしている方だたくさんいらっしゃいます。
上の歯も下の歯も前に出ている状態を専門用語で「バイマックス」と言います。

このような患者さんは実は奥歯の嚙み合わせの高さが特に低くなってしまい、顎の角度が急なケース(これを専門用語で「ハイアングル」と言います)が非常に多いです。そんな患者さんの場合、「呼吸が苦しい」、「鼻の通りが悪い」、「首や肩の痛みが取れない」など、いわゆる「不定愁訴」に悩まされている方が非常に多いといえます。

顔のバランスや見た目が変」は、ほとんど「噛み合わせの問題」!はこちら

当医院では出っ歯の患者さんを治療を行う際、次の3つの点に細心の注意を払って治療を行っております。
当医院で説明用に作成したイラストもご参考にされながら治療法の理解を深めてください。

1、顎を前に移動させることによって、呼吸路を確保する。
2、臼歯(奥歯)のかみ合わせを高くすることによって咀嚼筋(噛むために使う筋肉)のみならず口腔に関係する全ての筋肉の機能が正常になるような噛み合せを作る
3、臼歯(奥歯)のかみ合わせを高くすることによって、顎関節症によって潰れてしまった関節軟骨が戻るスペースを確保し、顎運動(顎の運動)がスムーズになるように生理学的なかみ合わせの位置へ誘導してゆく。

下のイラストは当医院で出っ歯の患者さんを治療する際の噛み合わせの変化を示したものです。
classⅡ.jpg

出っ歯の患者さんの場合、単に見た目で前歯が出ているだけでなく、さまざまな問題が起きています。
下のイラスト参照

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全体のバランスを考えた治療で、さまざまな問題が解決します。
下のイラスト参照
class2after.jpg

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