親不知抜歯の偶発症

  親不知抜歯の偶発症

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2014.08.05

親不知抜歯の偶発症

このページは2022年10月21日に更新されました。

親知らずの抜歯では、高い確率ではありませんが、必ず下記のような偶発症がおこります。
1、下顎神経損傷による麻痺(1から2%程度)
2、上顎智歯の上顎洞への落ち込み
親知らずの抜歯は、完全埋伏など、難症例が多く、麻痺を起すことも少なくありませんが、病気の原因となる親知らずはできる限り抜いてしまうことが望ましいのです。
まただれがやったに関係なく麻痺を起す場合は麻痺が起きることがあるのです。どんなベテランの先生が抜いても、抜歯の歯の状況によってどうしても麻痺が起きてしまうことがあるのです。
通常は麻痺が起きても半年から1年程度で感覚が戻ることがほとんどですが、場合によってはなかなか戻らない場合もあります。
2の場合、専門の病院で取り出してもらう場合もあります。できるだけ慎重に歯の上の部分を削り取って上顎洞に落ち込まないように抜歯を行う必要があります。

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