”4つのサイン”でわかる”こんな医院は危ない”その①

  ”4つのサイン”でわかる”こんな医院は危ない”その①

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2020.02.05

”4つのサイン”でわかる”こんな医院は危ない”その①

このページは2020年2月17日に更新されました。(歯か原因のあらゆる不調を改善心も体も軽くなる番町D.C)

院長の「自由診療への道のり」を収録したyou tube動画はこちら

今回は、「”4つのサイン”でわかる”こんな歯科医院は危ない”その①」という題で、歯科大競争時代に将来が危険な歯科医院の3つのサインについての記事です。

もし都内の医院が4つのサインすべてが出ていたら、一刻も早く対策を取らないと3年以内に閉院する可能性は高いです。また1つでもあれば、今はある程度安定していても5年後には厳しくなり、さらには閉院も検討する事態に陥るかもしれません。今回はそんなサインを見逃さず、すぐにできる対策についても書かせていただきました。自院を評価分析して、将来を考え直してみてください。

患者さんがいない

②スタッフがすぐ辞める

③忙しいのに利益が出ない

④自由診療がまったくない

①患者さんがいない

患者さんがいな状況は当然非常に危険な状況です。そもそも売上が上がらないからです。これに対しては、なぜ患者さんが来ないのかについて熟考する必要があります。患者さんが来ない理由は3つあります。

A,宣伝や周りへの認知度が足りない

B,治療技術の不足

C,競合相手に負けている

最も短期的で解決が行いやすいのがA,です。競争の激しいい昨今、地元の患者さんだけで成り立つ時代ではありません。医院の特徴と強みを生かした患者さんを集めることが必要です。当然ホームページを作ることが必要ですが、まずは自医院の強みが何なのかを分析し、それに集中してホームページを作り、宣伝をかけてゆく必要があります。ホームページが無いか、ある医院でもただの看板になっていませんか?

ホームページは歯科では最大のツールです。自院の強みを知ってもらうことができるかどうかで患者の来院数は決まります。まずはそこから頑張りましょう。

やや時間がかかるのがB,です。先生はあまり気にしていないかもしれませんが、実は患者さんは先生の腕の良し悪しを知って通院しているものです。もちろん技術はわかりにくものですが、技術の差がわからない患者さんは求めているものが「値段が安いから」「近いから」「親切だから」であり競合医院に簡単に転院をゆるしてしまいます。

逆に「高い技術を求める患者さん」を集めることができれば、「患者さんを納得させる技術」さえあれば、長い信頼関係を築けます。この様な患者さんは簡単には転院しないものなのです。しかしあくまでも「患者さんが差を感じるレベルの治療技術」が絶対に必要です。たった一日や二日で身につけるような「付け焼き刃的な技術」では信用は得られません。

時間をかけても、「痛みを取る」、「よく噛める」、「違和感がなくなる」、「原因を治す」、「納得できる説明ができる」という「基本に忠実な技術と知識」を身につけ、それを実践できれば、自分と医院の資産になる患者さんを集めることも可能だと思いますし、それこそが最短で最良の方法とも言えるのではないでしょうか?

開業して何年も経ってしまった先生は「いまさら無理」と思うかもしれません。しかし、現状を打破しなければいずれ「医院を廃業する憂き目に逢う」可能性は決して低くないのです。今後歯科業界の競争は激化しても楽になることはないからです。きちんと「手順を踏んで技術習得」を行えば、誰でも一定の技術レベルを習得でき、「転院しない患者さんを獲得できる」筈なのです。

C,の競合相手に負けている場合はどうすればよいでしょうか?このときは競合を徹底的に分析しましょう。分析することで、競合の弱みと強みを見つけ、弱みに対して自院が一体何ができるか徹底的に考え行動を起こしましょう。また、「強みを伸ばす方法は一番効果が高い」と言えます。例えば、自分が根の治療が好きであれば、まず積極的に「自費の根管治療習得の実習」だけに参加し、「根管治療だけでも自由診療で行える」技術を身につける方法も良いでしょう。

②スタッフがすぐに辞める

スタッフが定着しないのは、「仕事を教える手間や時間、採用費、仕事の効率」などの問題を総合的に考えて経営にとっては多きなマイナスです。また採用を焦り新規募集者の給与体系を上げてしまうことで、従来の「勤務者との軋轢を生んだり、人件費がかさんだり」して経営を圧迫します。

残念ながら、スタッフが定着しない理由は、給与だけではありません。歯科スタッフに多い女性の場合、体力的な問題とストレスが重なって退職に追いやられるケースも多く無理のない職場環境を作る必要があります。

勤務時間を短くしたり、体力的、エネルギー的な負担を減らすことはとても大切です。また、「良心に反した作業」、「意味の見いだせない作業」、「非効率な作業環境」は「スタッフの体力を奪い」、「やる気を削ぎ」、「退職の原因を作る」ことになるのです。

この様な点を踏まえると自院の改善するべき点はたくさんあるはずです。実は医院自体を改善することで、集まってくるスタッフの質も上がり、ゆとりが生まれ、「プラスの循環」に変わってくるものなのです。何を改善すべきかわからない場合は、「成功している先輩に聞く」か、「成功している人の講習会」などに参加して「自院の問題点をあぶり出してもらう」のも良いでしょう。

補足 「病院は負のエネルギーが溜まるところ」

「歯が痛い、辛いなどの患者さんを診る」ということは負のエネルギーも請け負うことを意味しています。つまり物理的に「疾患を治している」だけのように見えていても実その人の「マイナスエネルギーも請け負っている」と言えるのです。

「診療所とはその様なエネルギーを請け負う場所」であり、常に自己管理に配慮しないと、目には見えない負担が先生とスタッフにもかかっているという認識が絶対に必要です。

これからは肉体だけでなく、エネルギーのケアーも必要です。昨今「瞑想」が一流企業で積極的に取り入れられている理由は「瞑想」、「ヨガ」、「気功」などの健康管理がエネルギー的ストレスを取り除く自己浄化につながっているからです。スタッフが継続して勤務できる職場環境としてこの様な取り組みも絶対に重要になっています。

私たちは、このようなエネルギーで苦しんでいる同業者のために、マイナスエネルギーを取り除く為の気功教室を開催しております。ご興味のある方はこちらをご覧ください。

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