科学者としての医師は何を考えるべきか?

  科学者としての医師は何を考えるべきか?

お役立ちコラムCOLUMN

2017.03.31

科学者としての医師は何を考えるべきか?

ホームページを読まれている方は、私が目に見えないような気といったものに関しても肯定的であると感じていると思います。

一方で、患者さんとお話をしていると、「科学者なのにどうして未知のエネルギーとか見えないもを信じるのでしょうか?」

と聞かれることがあります。

そこで私は「科学者だからこそ、それがあると仮定し、それを治療に生かしているだけで、きわめて科学的です」と答えます。

どうしても今の科学では説明のつかない、未知のエネルギー的な何かがあることは確かだと私は考えています。

かのアインシュタインも、どうしても説明がつかない天体の動きがあり、当時解明されていない何かがあることだけは理解していたと聞きます。

これを私は医学的にも利用すべきですし、どう利用するかといえば「インプットとアウトプットからブラックボックスを推定し、そのブラックボックスの性質だけを考え利用します。

歯の治療を通じて、私は原因不明といわれるあらゆる疾患について、原因が確実にわからなくても、ブラックボックスの作用を理解して、こうやればこういう結果が得られるという理論だけ組み立て、その理論に沿って治療をすれば、良い結果が得られると考えたわけです。

そして、しばらくすると、そのブラックボックスも何かがはっきりしてくるわけで、私がホームページで紹介している、身体と噛み合わせの関係はそんな方法から考え、ひねり出したものなのです。

例えば、睡眠時無呼吸などは歯の噛みあわせや、現代人の骨格や顎の位置の変化などが原因となっています。これも、奥歯を高くするとなぜか治る?奥歯を高くする治療をとりあえずしておけば何とかなる⇒最終的に顎の回転が起こることで治っていると理解する。

といった感じです。

自律神経失調症も、噛み合せや虫歯の治療、整体、マッサージで治ることがある⇒筋肉の緊張を取り除く治療をすれば治る⇒原因は運動をしなくなった現代人の固まった筋肉の緊張などによって引き起こされた頚椎や胸椎、腰椎の位置異常にあったと理解する。

といったあんばいです。

だから、ヨガやストレッチなどで良くなるのか?と分かるわけです。

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