- 2023.04.21
フィリング(充填)とオペレティブデンティストリー(咬合を含めた治療)の違いとは?
このページは2023年5月5日に更新されました。
私がアメリカの本式の修復治療を教えてもらったとき、修復治療は英語では「Operative Dentistry」というんだよと言われました。
直訳すると手術歯科という訳になるのですが、歯の治療は実はすべてが外科治療であるので、その重要さの意味も含んだ呼び方といえるのでしょう。
日本で虫歯の治療というと、多くの先生が「フィリング(Filling)」呼んでいます。
フィリングとは、単に虫歯を部分を削り取り、その穴に材料を詰めるだけのことを示している様に私には感じます、そこに外科的な感覚が含まれていないような気がします。
ともすれば、無くなった部分に単に材料を充填するという考え方しかなく、治療するというイメージが全くありません。そんなことから「奥歯を芸術的に色合わせする」といった、本来の歯の治療を理解していないバカげた治療が日本で横行するようになったと私は考えます。本来の疾患を治す歯科治療と審美歯科治療とは全く相いれないものだと思うのです。
私が習った歯の治療では、単に欠損した部分に材料を充填するだけでなく、機能を取戻し、できるだけ長い間、適切な機能を維持してくれる材料を充填するわけです。審美材料はそのようなことは一切考えられていないので、治療の材料としては不適切です。
私が教えて頂いたアメリカ式のオペレティブデンティストリー(治療)(アメリカに行って教わったわけではありませんが)では治療というのは一体どういうものかということから考え、何が原因でそのような虫歯になったのか?虫歯はどのように削るか、そしてかみ合わせの面どのように修正するのかで、「歯の寿命だけでなく、かみ合わせ全体を左右されてしまう重要な治療」という考え方です。
そもそも奥歯の見た目を云々といったことは全く考えません。そもそもオペレティブデンティストリーでは健康のための機能回復といった非常に重要な責任を負わされている治療なのです。
私が虫歯を治療するときは必ず治療前に、かみ合わせと、実際の歯の表面の形状を確認します。そしていかに破壊されてしまった歯と、かみ合わせの機能を回復するかを考えてから治療に移ります。
時にはわざとかみ合わせを高く変化させる治療を行います。
また歯をただ削ればよいというわけではありません。できるだけ詰め物と歯の境界は清掃がしやすくし、なめらかなラインで仕上げなければ、適合の良い詰め物を入れることができません。
本来の歯科では、オペレイティブデンティストリーこそが治療であり、フィリングといった呼び方をしているのでは本当の歯科治療とは言えないのです。
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