マウスピース矯正に見る真実を見極める目

  マウスピース矯正に見る真実を見極める目

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2024.12.05

マウスピース矯正に見る真実を見極める目

このページは2024年11月28日に更新されました。

最近、you tubeでもHPでも盛んに勧めるられているマウスピース矯正ですが、私はこのブログやyoutube動画で、安易に受ける治療ではないと強調してきました。(そもそも論理的に考えて無理があるのですが・・)

今の世の中、目立って宣伝されているものほど裏に危険が潜んでいると思います。宣伝にそれだけの費用をかけるということはそれだけの思惑があることが多いです。
費用をかけて作られている宣伝であればあるほど心理学なども駆使している可能性が高いです。
そのため、その時の一瞬の感情に左右されず、よくよく考えてから行動する必要があります。

最近特に恐ろしいと感じるのは、you tube動画の中に組み込まれている心理学を使った手法です。

わかりやすい内容だけであればいいのですが、見ていると知らず知らずに吸い込まれるように作り込まれたものです。

これらのテクニックはインプラントマウスピース矯正など一般的に評判はよくないが医院経営としてはうまみのある治療の広告に用いられる方法です。

1,ゲインロス効果

いったんその方法をコケおろしておいてから実はよい面がたくさんあると解説する方法です。

これはyou tube動画でよく見かけます。「マウスピース矯正絶対ダメ!」とか「インプラントはやめておけ!」といったインパクトのある表題でつり、失敗するインプラントには理由があって実はきちんとしたやり方であれば何も問題がないといった内容を紹介する動画です。(基本的に人体の構造を考えても論理的に崩壊している治療法なので、どのようにやっても体に良いということはありえないと思います。)

このようにいったんその悪さを示された後で、実はいい面があるといわれると好感度が心理的に好感度が上がるといわれています。

実際はよくないものでもこのような心理学を利用した方法で拒絶する気持ちのハードルを下げて売り込むという方法です。

インプラントもマウスピース矯正も、本人んは問題なく治療が終わっている人もいます。
しかし、その率は私の感覚だとはっきりわかるといった問題が起きている人が5割程度、専門家が診てこれは問題だろうと思う問題が起きているのが3割以上あるといえます。(おそらく将来問題が出てくるような状態)

私はインプラントもマウスピース矯正もやったことがありませんが、実際にやっている歯科医院に勤めていた歯科衛生士から聞いた話だと、表沙汰になっていないが、様々な問題が起きていていると聞きます。

患者さんは素人なので、自分に起こった不具合がマウスピース矯正やインプラントが原因かどうかなどわかりようもないので、うまく説明されれば、それを指摘する先生の所にでも行かない限りいくらでもごまかすことは可能だからです。

広告でうまい話があるのをみたら必ずネットで検索してほかのいろいろな意見を調べて検討してみる必要があると思うのです。

マウスピース矯正のリスクの現状を取り上げた記事があったので載せます。

この記事では60㌫近い歯科医がマウスピース矯正を間違った方法で推奨している歯科医がいると答えています。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202209297452から引用

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