- 2020.03.14
これからの歯科治療
このページは2020年4月14日に更新されました。(歯科医療を科学し結果にこだわる番町D.C運営ポリシーはこちら)
これからの歯科治療
虫歯治療の2つの意味?
1、物理的虫歯の除去と修復(従来の治療技術)
2、エネルギー治療としての虫歯治療
1、物理的虫歯の除去と修復(従来の治療技術)
修復治療では、「虫歯を完全に除去し感染物質を取り除き、元の歯の状態の戻す」という物理的治療の意味があります。「細菌が残っている、高さが低いままの状態」では、歯の違和感や体調不良の原因となるからです。
また詰め物で元の状態に修復することで、「噛み合わせを維持し、物を噛むことを可能」にします。
しかし、この技術でさえ正しく行うことは難しいのです。治療した後にしっくりこないのはは、「虫歯の除去が不十分、使用材料の選択ミス、噛み合わせの与え方が不十分」などによる技術不足が原因なのです。
2、エネルギー治療としての虫歯治療
エネルギー治療というと怪しいと思う方がほとんどでしょう。しかし、物理的な要素だけではない要素が虫歯治療にはあります。虫歯になるということは、その部分にストレスがかかっていると言えます。このストレスは一種のエネルギーにほかなりません。
虫歯を除去する際、そのようなエネルギーも完全に除去することで、単なる物理的な治療とは次元の異なる治り方をするのです。
今どき流行りの審美歯科?
今どきの歯科治療で最も流行りは審美歯科治療
「審美歯科」は、いまや歯科医療における一つのキーワードとなっています。しかし「審美歯科という治療科目」は大学の教育に存在しない、治療ではない科目、「甘い言葉」に誘われて「必要のない治療」をうけていませんか?
審美治療にあるリスクを知っていますか?
1、白い奥歯は?
2、白いブラケットと裏側矯正?
1、白い奥歯?
奥歯は強度がとても大切です。また、噛み切るために、表面は「滑沢であったとしても瀬戸物のようにツルツルでは噛みつぶせません」、歯ぎしりや噛みしめで「非常に強い力がかかる」ので、「もろい材料や硬すぎる材料」は適しません。ゴールドやアマルガムが最も推奨される材料です。
奥歯の白い歯に使われるレジンは「すり減り易く、吸水性があり」ます。またセラミックは「もろかったり、硬すぎたり」する性質があり、最適な材料とは言えません。敏感な人の場合「噛み合わせに問題が生じ」、「全身にまで不具合が波及する」こともあるのです。
2、白いブラケット、裏側矯正?
日本では目立たない透明や白いブラケットや、表から見えない裏側のブラケットの矯正治療が多く行われています。しかし見た目と引き換えに治療効果は「メタルのブラケットと比べると治療上不利」な点があるのです。
① 強度不足(レジン)、硬すぎで(セラミック)歯を傷つける
白いブラケットはレジンかセラミックでできています。レジンは吸水性があるのと、経時的にもろくなってくるので、長期間つけておく矯正治療では、材料が劣化して装置が変形したり、壊れたりする可能性があります。
セラミックでは歯の移動中ブラケットと歯が当たると、歯が欠けてしまうことがあるほどブラケット自体が硬く、欠けると粘膜が切れるほど鋭利になります。
② レジン製のブラケットは滑りが悪い
レジンはワイヤーの滑りがメタルより悪い傾向があります。
③ 裏側矯正
裏側矯正は、歯列を内側に引っ張る傾向があり、表側のブラケットより歯列自体が狭くなる傾向があります。歯列は広がるほど骨も筋肉も緩んできます。
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