- 2011.12.18
永久歯がない子供の治療
小さなお子さんをお持ちのお母さんは子供の歯並びは気になると思います。
残念ながら、食生活の変化や、生活習慣の変化などから、歯並びの悪い子は以前と比べて減っていませんし、最近増えているのは、生まれつき歯がないお子さんです。
永久歯がもともとないので、乳歯が遅くまで残っていますが、これは非常に問題です。
多くの矯正専門医が、乳歯を残したまま矯正を終えたりしていますが、できれば多少矯正治療に時間がかかっても、親知らずなどを使って、スペースを埋めてしまったほうがよいと思います。
死ぬまで乳歯が残る保証はないし、もともと乳歯ですから、それほど強く噛めません。
早めに治療を始めれば、隙間を埋めることも十分可能です。確かに少し歯が倒れてしまうリスクはありますが・・。
歯が抜けた後インプラントやブリッジを薦める先生もいますが、それが良い選択肢かどうかはちょっと首をかしげるところです。
やはりブリッジは健康な歯を削ってしまいますし、インプラントは健康な骨に杭を打つと言った最も侵襲の激しい治療になってしまいます。少なくとも入れ歯を入れる治療の方が良いでしょう。
私の医院でも2000年ごろに2本乳歯がない患者さんと、最近右下の乳歯の見ない患者さんを治療しましたが、何とか隙間を埋めることができました。
可能であれば歯がない子供さんも早めに治療して、可能であれば、そのスペースを埋める方法が良い気がします。
RECENT POST
-
2024.03.09
本当につらい!「歯列矯正やらなきゃよかった、やめたほうがいい」理由(わけ)
-
2024.01.20
気を整え、心身まで回復する歯科治療
-
2024.01.06
歯とコロナワクチ〇の関係とは?
-
2023.12.16
人生が変わる、画期的な”デーモンシステム”で行う先進の歯列矯正とは?
-
2023.10.16
「ブラケットの位置に違和感?」を感じたことはありませんか?
-
2023.10.15
“体も変えるロジカルな歯列矯正”で”不調まで治す”?
CATEGORY
- 噛み合わせ治療
- 医院について
- エネルギー治療
- 物理的歯科治療
- 抜歯治療
- 6つの治療の統合治療
- 歯科における感染予防
- マネジメント
- 自由診療
- 保険制度
- インプラント
- 求人情報
- 入れ歯
- 東洋医学と歯科治療
- 患者さんの声
- FAQ
- 全身と歯の関係
- 歯列矯正
- 修復(虫歯)治療
- 根管治療
- 顎関節症
- メンテナンス
- FAQ
- 歯科医療関係者向けコラム