- 2016.07.17
悪すぎると感覚は鈍くなる
時々、電車で「こんな歯の状態で良く平気だな?」と思ってしまう人を見かけることがあります。
実は人間の身体は巧妙に出来ていて、痛み持続的にあると、それを打ち消すような脳内物質がでて、痛みや調子の悪いこと自体を感じさせなくさせます。
これも一種の自己防衛反応で、いろいろな痛みがある場合は、もっとも強い痛みだけを感じ、後の痛みは感じなくなります。
痛みを感じるレベルを閾値を呼びますが、いろいろ悪い人はこの閾値が上がってしまっているのです。
私達も歯の治療をしていると、「治した歯は良くなったが、違う歯の痛みが出てきた」とよく言われますが、実は「出てきたのではなく、マスクされていた痛みが現れてきた」というのが正確な表現です。
歯の治療を長い間していると、治しても治しても、もっと良くして欲しいという要求は絶えません。それは口の中が完全なベストまでは、さすがに長い長い道のりだからです。
逆の考え方をすると、鈍感になればどんどん鈍感になってゆきます。お年寄りで、全くお風呂にも入らず、自分の匂いも気にならなくなるように、鈍感になるということは感覚が麻痺してくるということに他ならないのです。
私自身、自分の体が敏感すぎて非常に苦労した経験があり、「いっそのこと鈍感であったほうが良かった」と思うこともしばしばありましたが、ある領域まで達すると、それは考えなくなり、むしろ、敏感な身体に感謝するようになりました。
とにかく、ひどい鈍感な体質になってしまうほど、歯や体の悪さを放置しないで、積極的にもとの自分の感覚を取り戻すようにすることが大切ではないかと思います。
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