健康保険の真実を知ろう

  健康保険の真実を知ろう

お役立ちコラムCOLUMN

2018.10.25

健康保険の真実を知ろう

日本の健康保険は崩壊している。

医療における健康保険
毎年、健康保険料は赤字続きで、崩壊寸前である。しかし、これはその医療費のほとんどを高齢者が使っているからであり、その高齢者はよっぽど所得が多くなければ1割負担である。

しかし、病院は窓口の支払いが少ないことを利用し、必要も無い薬をバンバン出し、毎月ルーティーンのように通院させ、患者さんをお得意様よろしく通院させ続ける。もちろん、このような批判が多くなってきて、薬を出すことを控える医院も増えてきている。

本来、メインテナンスという形で1年に一回や半年に一回の割合で通院させるならともかく、毎月通院させ、同じ薬を出して診察も10秒、場合によっては受付で「いつもどうりで」といった先生の面会も無い診断がまかり通る内科の医院は間違いなく、医院としてではなく、単なる商売として開業しているとしか思えない。

また、整形外科も、完治を目指すのではなく、毎週のように通院させ、治りもしない、ただ気持ちよくなるだけの電気と、シップの投薬、治癒に根拠が必ずしも定かではない理学療法をやっている医院がほとんどである。
これでは健康保険料が増えても抑えようが無い。年を取れば筋や筋肉は硬くなるものであり、痛くても動かさなければどんどん固まってしまうから、高齢者が増えれば、その分整形外科に行く患者さんも増えるのは当たり前である。

そして、もうすでに医療費の負担が限界になっているにもかかわらず、高齢者が通院できなくなるから、負担率の上昇は抑制しよう!と医師会が鼻息が荒く、新聞に一面広告を出していた時期があるが、その保険料は、そもそも低所得にあえぐ若い世代の負担に頼っているのが現状である。

これから世の中に出ようとしている、一所懸命に働く世代から希望を失わせてしまうほど保険料をむしり取り、無駄な医療を老人は当然のごとく受け、治せもしない治療行為で医療費を医者は稼ぐ、そんな図式のなか、少子化が進むのは無理の無いことだろう。

政府はもっと、老人ではなく、次の世代のためのお金の使い方をすべきで、年金の引き下げ、窓口負担増を一刻も早く老人で行う必要があると思います。

おそらく、そうすれば、老人は無駄な通院を止め、老人頼みの医院は潰れ、とても風通しの良い世の中になると思うのです。

そして、老人は気功をしたり、運動をしたりして自己管理をしっかり行う教育を国が推奨し、自分で努力できない老人には、保険料の給付制限を課すべきでしょう。

歯科における健康保険

歯科は保険点数が極端に低く、通院するタイプの医療機関では経営がなりたたなりつつあります。そのため、大規模化による経営効率と、資本の集約が起きています。
多くの歯科医は、チェーン店のバイトのように薄給で歩合制の待遇で雇われ、保険では十分な生活費も稼げないため。技術も無い歩合を稼ぐためだけの自由診療が蔓延するのです。

実際に、マウスピース矯正や、セレック、インプラントはその象徴で、インプラントはすでに訴訟の嵐、これから、審美治療と、マウスピース矯正の訴訟が始まる予感がします。

そして、歯科の最後の保険で稼ぐ訪問診療では、実際に本人が希望しているかどうかもわからない患者に積極的に訪問治療を行い、加算された保険点数で点数を売り上げを増やす歯科医院がどんどん増えており、それをいつ減らすべきかを厚生省は考えていることでしょう。

そもそも訪問診療では行える治療が限られるため、技術的な差がでにくく、通常の形態で成り立たない歯科医院の受け皿となっているのが現状です。
このような付け焼刃的な歯科医院の生き残りは国民に全く役に立たないことはおろか、不必要に不要な歯科医を延命させ、医療費の増大という皮肉な結果をまねいているのです。

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