- 2024.11.19
斉藤知事の問題にみる医療問題との類似点
このページは2024年11月19日に更新しました。
斉藤知事が実は潔白だったことが拡散され、斉藤知事が斎藤元知事が再当選しました。
結局は利益団体が改革を進める斎藤氏が不都合になったために何としても辞めさせたかったらしく、公益通報の解釈もわざと曲解して百条委員会を本来の目的とは異なる方法で運営していたようです。
裏を見れば確かに納得することばかりで、違和感というものは見逃してはならないということです。
実は医療でも同じような問題があります。
今の医療は対症療法です。それは公の事実といえます。
つまり、病気の原因を取り除くことはしないというかできないということです。
一方東洋医学は根本療法です。
根本療法とは、病気の原因を取り除くために、症状よりその症状が出る原因を探し出し、その原因を取り除くことで、二度と同じ症状を引き起こさないようにするということです。
しかし、このような根本療法が医療で一般化すると困る人がたくさんいます。薬剤師、薬メーカー、保険点数で同じ薬を出し続けている患者さんの減少による医院減収などです。
日本の医療費は50兆円を超えています。これは健康保険料として天引きされ、その本当中身は誰にも分らないようになっていますし、今はその財源が不足しているということで、医療とは全く関係のないすべての人がから均等にとる消費税を当てようとしています。
本当に闇が深いと思います。
特に訪問医療の現場はかなり悲しい現実があります。
老人施設に入院しているご両親に、少しでも良くなってもらおうと思う家族は多いと思います。
しかし、実際に私も訪問診療をしたことがありますが、やれるこはかなり限られます。
実際は歯科衛生士さんが口腔指導や嚥下指導をすることがメインで、歯科医が何かできるかといえば難しく、当たっている入れ歯を調整してあげるとか、とがった歯を削って傷にならないようにする程度です。
そして、訪問診療で歯科治療受けられないような患者さんの場合、良い入れ歯を作ってあげようとしても、入れ歯を使うこともできなかったり、施設が側が誤嚥などを避けるために流動食しか食べさせなかったりして、入れ歯をあまり使ってくれません。
人が咀嚼することはとても大切なことです。噛むことによって脳血流量が増加しますし、適切な噛み合わせの高さであることは頸椎の配列を整えてくれます。
その結果、脳の機能も正常化されやすくなると思いますが、現実的には介護の現場はそのような余裕はないので、結果的に、現状維持か、徐々に弱って無くなってゆく方がほとんどです。
誰でも自宅で老衰で死にたいと思っているはずですが、老衰で死ぬ死亡率は11%程度で、10人に1人ぐらいです。
10人に1人となると普段からかなり努力していないと老衰で死ねないということになります。
ちなみに95歳以上になると老衰で死ぬ確率は50%を占めるようになるので、90歳を超えるまで生きている人は健康管理がある程度できていたからといえるのかもしれません。
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