- 2017.03.18
近頃のブームの医療は治療といえるか?
当医院を訪れる患者さんを診ていると、時々は治療をいえるのか疑問に思ってしまう診療をしている医院を知ることがしばしばです。
先日、骨の密度がやや低いという理由だけで、骨の吸収を抑制するビスフォスフォスフォネートを含む薬剤を投与された患者さんがいらっしゃいました。
確かに骨密度が低いのは圧迫骨折等を起こしやすいので問題ではありますが、果たして破骨細胞の活性を抑制する薬剤を出すことが患者さんにとって良い選択であるとは、ちょっと知恵のある人間が考えればおかしいことぐらいはすぐ分かるはずです。
人間の身体は骨の生成と破壊を繰り返すことで成り立っています。つまり常に新鮮な骨が出来上がり、骨に加わる力に対して適切な反応をして、理にかなった骨の構造を生きている限り作り続けます。
骨密度が少ないからといって、片方の機能の活性だけを下げるなど付け焼刃といえるでしょう。
大学に入るまで勉強を必死にして、大学でも医学を学んだものが、そのようなことすら分からず、最近CMで盛んに宣伝している、圧迫骨折の恐怖を患者に植え付け、製薬メーカーの言われるがままになっている姿が見え隠れします。
非常に残念です。
本来であれば、代謝を良くする方法を指導するとか、食生活の改善を指導したり、運動を付加の少ないものから始めさせるといった他のもっと良い方法があるはずです。
今世の中ではあらゆる企業が不正について襟元を正さなければ成り立たない時代となってきているのに、医療だけは相変わらずまだのんにやっていると思ってしまいます。
この患者さん、薬の副作用が原因とは確実にはいえませんが、それまでそこまで問題がなかった歯が結局だめになって抜歯をすることになました。
しかし、抜歯をする際もこのビスフォスポネートが曲者で、服用した状態で抜歯をすると、抜歯の穴が腐骨化したり、治りが悪くなることがあるようで、歯科でも問題視されています。
病院でこの薬を薦められたら、果たしてその薬剤が自分にとって本当に必要か?別の治療法はないのか?今一度考えてから服用すべきだと思います。
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