- 2012.10.15
今のトレンドの治療と、真の治療
先日、PS細胞の実績でノーベル賞を日本の先生がとりましたが、非常に複雑です。
そもそも、医療の成り立ちを考えたときに、代替療法とは、最後の最後の治療であり、先手の治療が先にあるべきだと考えるからです。
いわゆる予防医療にノーベル賞が与えられるべきで、そのような努力をしている先生は数多いるはずです。
歯科も医科もどうもその治療のアプローチ事態が間違った方向に行きつつあります。
代替療法をする前に、その臓器を正常な状態に戻せなかったのか?
私が思うのはその疑問です。
今の医療はほとんどが結果修正主義で、結果が出た後をどうするかしか考えません。
しかし、私自身も経験しているのですが、体の不調は必ず前触れがあり、その前触れが出た時点で医者に相談しに行っても満足いく結果が得られたことがありません。
医科も歯科もそういった点では、真の治療がありながら、そこの到達している先生が少なすぎるのです。
抜歯になる前に、歯にひびが入っている人はたくさんいらっしゃいます。
その時、歯ぎしりを防ぐマウスピースや、全身のストレスの管理方法など、たくさんのことが予防できたはずです。
多くの先生は、「抜けたから、インプラント!」
これでは進歩がなさすぎる気がするのです。
今回の受賞、ある意味で医療の誤った方向性を認めているようで不安です。
ノーベル経済学賞のようにならなければよいのですが・・。
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