医院としての場を整える

  医院としての場を整える

お役立ちコラムCOLUMN

2016.02.19

医院としての場を整える

私は病院が苦手です。

なぜかというと、大体具合の悪い人しかいないし、病院の待合室の空気が非常に重苦しいからです。ですから出来るだけ必要最低限しか病院にはいかないようにしています。

昔からよく言われていますが病院は悪いエネルギーがたまりやすい場所です。
当然体調の良い人や具合の良い人が来る場所ではないのですから仕方が無いことです。見えないエネルギーでも人間はなんとなく感じ取るために病院に行きたがらない人が結構多いのではないでしょうかです。

私ども医院にいらっしゃる患者さんも決して具合の良い人がいらっしゃるわけでは有りませんから日々診療をしているとどうしても医院自体に重苦しいものがたまりやすくなります。

そういった理由から、どうしても医院内の場の環境を常に整える努力が必要になって来るのです。
私どもの医院ではホールなどで使う巨大な空気清浄機を入れたり、床を掃除したり、換気をしたりします。

今の時期は寒くてなかなか十分に換気を出来ませんが、こまめに換気したり空気を清浄化することで医院の場を良くさせ少しでも患者さんの治りがよくなるように努力しています。

同じ内容の治療をする場合でも、患者さんが緊張状態にあるかリラックス状態であるかで結果は大きく変わってきます。そういった意味で治りがよくなりやすい治療ができるためには、リラックスできる「医院の場」を作ることが絶対に必要になると考えています。

今まで24年近く技術者としての歯科治療技術を勉強し、歯の治療を全身の不具合との関係がわかってくるに従い、単に物理的にはっきり見えているものを治すことだけでは解決しきれないものが患者さんの中に沢山あることが見えてきます。

患者さんの人生の経験や、受けた物理的、精神的な傷です。またその影響も、その人自身の持っている体質や性質によっても歯や体に出てくる症状に大きな差が出てきます。。

もちろん、われわれ歯科医や医師の中には、それらに対してもある程度理解し、意識的または無意識にそれらにアプローチし、それらの負のエネルギーのようなものを取り除こうとしている人もいることは確かなのです。

しかし、それらの原因としての役割と、どのように作用しているのかをきちんと認識し、分析し、それを理解して治療を行うことで、より早く、確実に患者さんの状態が良くすることが出来ることがわかってきました。

逆に、先生自身がそのような負のエネルギーに負けてしまい、自分自身が具合が悪くなってしまったり、スタッフが体調を崩してしまったりする医院もしばしばみかけます。いわゆるミイラ取りがミイラになってしまう例です。
自分の医院ではそのようなことが起こらないように常に自分とスタッフの状態をお互いにチェックしています。

これは整体や気功の先生から言えば「気のエネルギー」といえるでしょうし、物理学で言えば「素粒子などの重力波エネルギー」の一部かも知れません。

また心療内科から言えば「心の病気」などもある種のエネルギーによって精神が乱されたものといえるのではないかと思っています。

感染症や、癌などの物理的に取り除けば何とかなる治療で疾患が克服されてきた21世紀に入った人類は、このような物理的にはっきりとは見えない疾患の真の原因を探求し、理解し、それを取り除かなければ本当の意味で治ったと言えない事に気がつかねならない時代に入ったといえると思います。

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