- 2010.04.26
- マネジメント
健康の持つ正と負のスパイラル
健康を維持しているかどうかはその人の人生そのものを良いようにも悪いようにも変えてしまいます。
たとえば、自営業者の場合、仕事に一生懸命になって自分の健康を省みない人は、やがて健康上の問題を抱え、入院したり、仕事を集中して行えなくなってきたりして、効率が損なわれます。
効率が損なわれると、単位時間の稼ぎが少なくなり、労働時間が増加し、さらに体に負担がきます。
そうなると、従業員につらく当たったり、家庭で怒鳴ったりと、ますます環境が悪化します。
そして、従業員を追加で雇う余裕がなくなるので、労働条件が悪くなり、良いスタッフが辞めていってしまいます。
このようにどんどん健康ばかりか、運気まで下がった様に見えます。
そういう人に限って健康に使う時間やお金をけちる傾向があります。
体の調子が悪くなったら早めに病院に行ったり、整体やマッサージを受けて、ストレスをためないようにして、効率を上げるべきです。
一瞬ちょっとお金がかかって損した気分になるのですが、実際は、そうすることによって正のスパイラルに入ることができます。
歯の治療でも同じように見えます。
歯に問題があると安い治療で済ませようとする人がほとんどですが、後でトラブルが出る可能性は非常に高いといえます。費用をかければよいというわけではありませんが、それなりの治療を受けておかないと、後で高い代償を払うことになります。(院内感染による感染や、治療した歯の不調、かみ合わせの不調など)
体を十分に休め、悪いところをきちんと治してゆくと効率が高まり、仕事の能率が上がります。
すると単位時間当たりに稼げる金額が増え、余裕が出てきます。
仕事の人間関係にもゆとりができてきます。
私のばあい、そのゆとりから、設備を充実させたり、従業員の労働条件を少しづつ良くしたりしてゆきました。
すると良い人材が集まるようになり、さらに効率が上がりました。
つまり、最初は同じ条件でも、どのように時間とお金を健康に使うかで、数年後には莫大な違いが生まれてくるのです。
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