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2018年6月 1日

咬合学という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

実は咬合学とは歯科治療でもっとも基本であり、しかも最も治療に影響をあたえる大切な理論です。

しかしながら、この理論については100年以上の研究にもかかわらず、何が本当の正解かがわかっていないこともよく知られ、咬合学についてさまざまな先生がさまざまな持論を展開しています。

正直言って私自身も私なりの持論があります。しかし、私の場合の持論は単に歯だけにとどまらず、身体全体のバランスから割り出すか見合わせの位置や、中枢神経系への作用とを複合した検証の中から生まれていることが他の咬合理論と基本的に異なります。

多くの咬合論は、上顎下顎と位置関係を元に正しい噛みあわせを考え、特に顎関節を重要視しています。しかし、私は顎関節はとても自由な構造となっているため、そこに注目しても自由度が大きすぎて基準にするには難しいことと、顎関節症と呼ばれる全身に起こるさまざまな症状は顎関節だけではほとんど解決しないことがわかっているため、もっと大きな視野で考える必要があるという考えにいたったわけです。

自分自身で整体治療や、オステオパシー、気功治療などを受けた経験から、
また矯正治療において、咬合学をきちんと取り入れた先生は非常に少ないことが知られていますが、私の場合、矯正こそきちんとした咬合学に基づいた治療が行われるべきだと考えています。

2017年11月24日

歯の治療を行ううえで、噛みあわせを変化させないことは非常に大切なことです。
なぜなら、虫歯で少しでも歯が欠損したり、歯が割れたり磨り減ったり、あるいは適切でない虫歯の治療を行ったりするだけで、顎が移動したり、歯が移動したりして、かみ合わせは変化してしまうものだからです。

一度歯を削って変化してしまったかみ合わせは、その歯を後で元の高さに戻したとしても、もうに二度と削る前の状態に戻ることはありません。なぜなら顎は非常に柔軟な組織で、低くなった噛み合わせやズレに対して瞬時に適応して筋肉の長さや、顎の位置を変えてしまうからです。噛み合わせを調整する場合は咬合理論をよく理解してから行う必要がありますし、たとえ理解していたとしても今の噛み合わせを変化させることは、よほど悪くなってしまった人の最終手段と考える必要があります。

そういった意味で、歯の治療をするということは非常に注意が必要です。

私が虫歯の治療をする際に強く教えられたことは、虫歯の治療の際でも、噛み合せに関係する歯の部分をできるだけ削らないこと、虫歯が修復物の下にできて深くて悪くなっている状態でも、できるだけ直接修復材料(アマルガムなど)を用いて、当日中に元の高さに戻すということです。これは実は虫歯の治療で噛み合わせを変化させないために非常に重要なことです。

そして削って虫歯を取り除き、元の高さに当日中に戻すという直接修復材料を用いた治療を行っていれば、噛み合わせをが変化させることなく治療を進めることが出来ます。

最近は噛み合わせの面に樹脂を使う先生も多いようですが、白くて磨り減ったかどうかもよく分かりませんが樹脂は知らない間にどんどん磨り減っており、定期健診でも噛み合せが変化していることに気がつきにくい材料です。アマルガムやゴールドなどの金属材料は、高さの変化やストレスのかかり具合によって表面の磨り減り具合(光って見える)が変わってきますので、実は異変に気がつきやすい材料といえます。そういう理由で100年以上も昔から使われてきた材料です。

一部セラミック材料も材質的に良い材質が出てきましたが、こちらも金属のような磨り減りを見分けることが困難で、噛み合わせに関係する場所に使用する材料としては、チェックが難しくあまり適していない材料といえるのです。

このようにもともと噛み合わせの狂いが少ない患者さんの場合、噛み合わせを変えないことが非常に大切ですが、治療や、様々な理由で噛み合せが変化してしまった場合はどう考えればよいでしょうか?
それについてはまた後日書いてゆこうと思います。

2016年3月 7日

かみ合わせは重要であることは、このブログを読んでいらっしゃる方はご存じだと思います。

実はかみ合わせの取り方は100年以上も悩みに悩んで、数多くの歯科医師たちが挑戦を重ねても結局どうやって正しいかみ合わせを取ってよいのかをわからなかったのです。

私の場合、10年以上体の調整を整体師や、オステオパシーの先生などのやってもらううちにわかってきたため、自分の患者さんに試行錯誤の上で治療に生かして来たら、やっとのことでおおむねの方法を掴むことができるようになりました。

そもそも私自身が顎関節症で、自分の歯を矯正治療をしたとき、自分のかみ合わせが自分が思っていたよりはるかに狂っていたこと、そして、奥歯が極端に低かったことなどに気が付きました。

そして、1回目の矯正治療が終わったとき、奥歯で物を噛むと、とても力強く噛めた経験から、ひょっとするとほとんどの日本人は奥歯が低くなっているのではないかと考えるようになりました。

そして、今ほとんどの矯正治療をする際は奥歯を高くする治療を行い、ほとんどの患者さんで体調改善が認められるようになりました。

かみ合わせの位置を単純に上顎に対する下顎の位置を動かして取ればよいとほとんどの歯科医師が考えていましたが、実際は違っていました。

また頸椎や頭蓋骨がゆがんでいることがあるので、初めから正しいかみ合わせの位置など実際は採得することは不可能ということも理解したのでした。

2016年1月 8日

顎関節症というと歯科に携わる先生のほとんどが咬合学について言及せざるを得ません。

しかし、一方で咬合学自体を全く知らない先生も今は残念ながら沢山いらっしゃいます。
中には咬合学のコの字も知らないで、「顎関節症の治療はドウノコウノ」と言っている人もいらっしゃることは驚きです。

もちろん、歴史的に見て見るとアメリカ発のナソロジーやヨーロッパ発のシークエンシャル咬合などさまざまな咬合理論がありながら、いずれの方法も顎関節症を十分に治療できなかったという事実があります。

ですが、少なくとも歴史的な流れは理解してから治療をはじめてほしい気はします。

ところで、私が顎関節症の治療で悩み始めたのは、もう20年以上も昔でした。
大学に沢山の顎関節症症状の患者さんが来院しているにもかかわらず、全く完治した症例がなかった記憶があり、多くの先生は患者さんを遠ざけようとしていました。

何とか治療してほしいと頼まれた患者さんを何とかしようと勉強を始めると、理論はあるが実際は治療効果が無いという矛盾にも気がつきました。

つまり、「理想とすべき咬みあわせこうして採得しなさい」という方法論はあるものの、その結果がほとんど良好とはいえなかったのです。

その後10年以上顎関節症の治療に取り組んできてわかったことは、「そもそも顎関節症で訪れた患者さんの理想的なかみ合わせの位置など採得することは出来ない」という事実でした。

顎関節症は顎の問題のみならず全身にゆがみを生じてしまっている疾患ですから、当然といえば当然です。

今私が行っているやり方は、顎の位置を理想に近い位置に移動させることで体の反応を引き出し、その反応によって少しずつ体のゆがみが正常に近づいたところでまた顎の位置を変えてゆくという方法です。

このように治療をしてゆくと、次第に理想的な体のバランスが得られ、顎の位置も自然に決まってきます。

もちろん簡単そうに書いていますが、実際は10年以上の試行錯誤と、理想的な顎の位置を触診できるようになるまでの長期間にわたる鍛錬が必要でした。

そもそもナソロジーやシークエンシャル咬合で説明している理想的な咬合理論がすべてでたらめであることに気がついたときはかなりの衝撃でした。

そもそも顎関節症になっている人の顎をベースに、位置を探したり、顎の運動を調べても正しい顎の位置がわかるはずが無いのです。

また顎の位置は体のバランスとともに変化するわけですから非常に複雑で難解な治療技術を必要とするわけです。

しかし、一方で、体がバランスの取りやすい顎の位置を体の変化とともに採得してあげれば、最終的には理想的な体と顎のバランスが得られるわけです。

つまりバランスをとりながら噛み合わせの治療をすることで、勝手に体が自然になり、全身までバランスが整い治ってしまうのです。これこそが理想の全身的治療を言えるでしょう。

2015年6月30日

当医院は、矯正治療を含めて歯の治療を総合的に行う歯科医院です。

結構体調が悪くなって困った患者さんが多くいらっしゃいます。男女比では圧倒的に女性の方が多いです。

かつて、かみ合わせの治療について書いてある本を読んだとき「生理痛や婦人科系の疾患と歯の治療とは関係がある」

と書かれていたことを記憶しています。

しかし、私自身はそんなことあるのか?と半信半疑のところはありました。

でも、実際に噛み合わせの治療をしてみると確かに効果があるようです。

私の医院では女性の患者さんが多いとは先ほども書きましたが、驚くことには矯正治療中に妊娠される患者さんが非常に多いということです。

別に矯正中に妊娠してはいけないとは言いませんが、気が付くとおなかが大きくなっていて、「妊娠しました」という言葉を聞くのは当医院では珍しくありません。

矯正治療中に妊娠する患者さんが多い事実を見ると、婦人科系をかみ合わせの治療とは関係していると思わざるを得ません。

そもそも、「妊娠してはいけません」と言われなくても、矯正治療中に妊娠することはためらわれるのが普通だと思うので、やはりきちんとかみ合わせを治せば、体調のみならず、婦人科系の機能は良くなるのではないでしょうか?

最近不妊治療が多く行われていると聞きますが、そもそも体の状態が良くならなければ、いくら強制的に受精をさせて、子宮に着床させるような治療を行ってもうまくいかないのではないでしょうか?

当医院で噛まあわせの治療や、矯正治療を行うとほとんどの場合、生理痛が治ってきますから、かみ合わせの治療は臓器にまで影響があると感じています。これはかみ合わせの位置を直すことによって頚椎の配列が整い、それに伴って全身の骨格の調整が行われ、ホルモンバランスと、骨盤の状態がよくなるからだと考えられます。

それほど顎の位置は重要ですが、それを考えて矯正治療を行っている矯正医は非常にすくないでしょう。

2014年9月12日

噛み合わせについては、今まで100年以上の歯科医学の歴史の中で、いろいろな先生が議論してきました。

私は中心位という言葉を大学を卒業してから初めて聞き、その採得法を教えてもらったり、本で勉強したりして、かみ合わせの調整に使ったり、矯正のかみ合わせの位置を決める際の基準にしてきたりしました。

しかし、技工士などからこのような咬合学の大家と呼ばれる先生方の症例を聞くといずれもうまくいっていないことを知り、かみ合わせを治すことは絶対できないのではないか?という絶望感を味わいました。実際にアメリカで咬合学に対して意見が分かれているのもこのような問題があるからに相違ありません。

確かに、自分で日本の大学の先生の方法であったり、、アメリカの大学で実際に教えている方法で、かみ合わせの取り方をしても、患者さんは一向に調子がよくなりませんでした。

またそのように治療をされるとかえって息苦しくなるといった患者さんも多く、本当にこのようなかみ合わせの取り方で大丈夫なの?と思うようになりました。

その後長い年月をかけてやっとわかったことは、通常の人のずれた噛み合わせは、顎についた筋肉が引っ張って出来上がってしまっているものですから、一度緊張している筋肉が弛緩させながら、正しいと思われる顎の位置を3次元的に移動させてやり、それに対する筋肉や頸椎の位置などの反応を見て採得する方法が最も結果が良いことに気が付きました。この時、単に顎を押したり、前に出しただけではうまくいかないので、私は噛みわせの位置を3次元的に合わせるための道具を奥歯に噛ませます。その位置で筋肉の弛緩や頸椎の位置の正常になるのであれば、そのかみ合わせの位置を記録し、次回以降の治療の使うのです。

この筋肉や頸椎が正常になる、かみ合わせの位置になるように歯に材料を足して強制的に顎の位置を変化させると、急激に顎周囲の筋肉の緊張が取れ、顔つきが変化します。そして、今まで歪んでいたとは思えなかった顔の骨格までが、実は歪んでいることが分かるようになったりします。これは顎周囲の筋肉が弛緩するために骨格の形が分かりやすくなるからでしょう。

そういう治療をしているうちに、最も緊張を起こしていた顎の筋肉は、治療の途中でどんどん弛緩してゆき、次々違う奥にある筋肉の緊張状態が発見されるようにになります。その都度首や顎の位置関係をチェックしながら、現れた筋肉の緊張を弛緩させてゆくうちに最終的に顎全体の筋肉が弛緩してゆき、体調の変化につながってゆくのです。ですからこのような治療中に頭の形が変わってくることも多いのです。

頭の形が変わるということは脳の血流や脳脊髄液の流れが変わるということなので、体調は相当変化するはずなのです。

このように顎周囲の筋肉の緊張をすべてとることができるように顎の緊張をとりつつ、かみ合わせの位置を少しずつ変化させてゆくという考え方は、かみ合わせの治療にとって非常に重要な方法ですが、この方法を理解して治療を行っている人は非常に少ないでしょう。

2014年7月26日

人間の歴史の中で、先進国では、今日ほど死の恐怖から逃れられた時代はないでしょう。

少なくとも、普段の生活をしていて、死という恐怖が身近であった時代は日本ではほとんど終わりとなりました。

実際、現在問題になっている労働災害は、労働事故というより、精神疾患、過労死(これも多くは自殺)など精神を病んだために仕事ができなくなる例が非常に多くなってきています。

つまり、癌や、感染症などの今まで死と背中合わせであった疾患はほとんど死に直結しなくなり、代わりに精神疾患である鬱など、今までの医療では根本的な解決法がない疾患が増えてきました。

私は歯科治療をしてゆくうちに、このような疾患こそ歯科の出番であると思っています。

以前と比べて人間は頭脳が発達し、脳にかかる負担は今までとは比べ物にならないほど多くなってきました。そして、その処理の量と、負担は人類の歴史の中で今最高レベルに達しているといえます。

そして、パソコンを使えば使うほど、また不規則な勤務形態が増えれば増えるするほど、頭や首、そして顎周囲の筋肉は体の中でも特別に緊張し、それが、頸椎の配列や、頭部の骨格をゆがめる大きな原因となってきました。

勿論昔からこのような問題はなかったわけではないのですが、現代人は特にひどくなっており、このようなゆがみが頭の回転を遅くしたり、やる気をなくさせるなど、人生にとってのもっとも大切な「生きがい」や「生きている意味」を失わせるほど、大きな問題となってきたのだと思います。

このような時代では、かみ合わせの治療を含めた歯科治療による頭頸部の緊張の除去は、本人にとって、全く信じられないような結果を生むのです。

実際に当医院で治療を受け、体調が今までとは全く違う良好なレベルになったため、今まで守りでしかなかった人生が、攻めに転じた方もたくさんいらっしゃるのです。

これからは、このような噛み合わせ治療によって頭頸部の不適切なゆがみを取り除き、脳脊髄液の循環の好転により、機能が100%出し切れる頭で、充実した人生が送れるために、歯科が21世紀の人類にとって絶対に必要な治療になってくると思うのです。

2014年7月22日

歯科では100年以上にわたり、かみ合わせに関する論争がありました。

よく知られているのはドーソンテクニックと言って、CR(中心位)という、理想的なかみ合わせの位置を採得する方法です。

しかし、勉強されている先生であればこのようなかみ合わせの採得方法で治療がうまくいくことはないと知っていることでしょう。

残念ながらこのような事実は本当に一部の先生しか知らないため、誤った理論でかみ合わせを採得するし、悩み続ける先生が後を絶ちません。

入れ歯や、矯正治療では、かみ合わせの位置を変化させるので、かみ合わせの採得方法は非常に重要なテクニックです。かみ合わせがきちんと採得できる技術を持たなければ、入れ歯も矯正治療も成功しないからです。

多くのかみ合わせの採得テクニックは、ほとんど顎を押しながら、あるいは位置を探りながら、患者さんに噛んでもらいながら、噛み合わせの位置見つけてを採得します。

しかし、これは全くの間違いです。
奥歯が倒れこんでいたり、歯がなくなってしまった患者さんの場合、奥歯の高さがなくなって低くなり、顎の位置が回転してしまっていることがほとんどだからです。

特に日本人の場合、奥歯が低くなっていることがほとんどですから、奥歯を拳上するかみ合わせの採得方法が絶対に必要です。

つまり、正しいかみ合わせの位置を採得するためには、奥歯を上げ具合を調整できる道具が必要というわけです。

この道具については、2010年の矯正学会で発表させていただいたのですが、この道具が歯科のかみ合わせの採得方法を変えるものだと確信しています。

この道具を使うようになってから、矯正や入れ歯の患者さん、あるいは顎関節症の患者さんの噛み合わせ治療で確実な成果が得られるようになったのです。

今後このような考え方と道具が広まり、治療を行う先生が増えることを望みます。

2012年2月24日

かみ合わせの治療は昔から非常に難しいといわれてきました。

この理由の一つに、どの位置が正しいかみ合わせかわからないということです。

歯科では100年以上に渡って、ナソロジーやシークエンシャルなど様々なかみ合わせ理論を展開してきましたが、実際はほとんどうまくいっていないのが現状です。

それはかみ合わせ自体が常に変化する可能性があるからです。
すなわち、正しいかみ合わせは治療の最初から終わりまで同じと考えている先生がほとんどであるからに他ならないのです。

私が治療を行ってきた患者さんを見ていると、ほとんどが、顎や、歯の高さ、そして場合によっては頭の骨まで変形しています。

このことについてはムーシルードの講習会でお話ししたのですが、いまひとつ理解できる先生が少なかったようです。

かみ合わせを正しい位置に誘導し、そこでかめるようにしてあげると、今まで不適切な力で引っ張られていた、あごの骨の変形が治ります。

その際、当然頭を支えていた、首の骨にも変化が出るので、手がしびれたり、頭が痛くなったり、おなかの調子が悪くなったりするのです。

これは普通の人はちょっと焦るのですが、正しいかみ合わせにする過程では仕方のないことなのです。

このような変化がかみ合わせに治療をますます難しくしているのです。

2011年7月 2日

つい先日、以前いらしていた患者さんが、「先生のところは遠いからこれなかったのですが、入れ歯がどうしてもかむと痛いので作り直してください」


と言って来られました。


どうやら、私が作った入れ歯を入れていたのですが、その後、前歯の根が割れて抜歯になってしまい、前歯がない状態の入れ歯になってしまったようです。


そこで近所でばねのない見た目のきれいな入れ歯を作ってもらったらしいのです。「この入れ歯は、外に出るときは前歯がないので、していますが、食事の時は痛くて咬めないので、以前先生に作ってもらった前歯のない入れ歯で食べています・・・。」と患者さん。まるで笑い話のようです。


入れ歯は咬むもの、一体その入れ歯は何の歯なのか?私は疑問に思いました。


ばねのない入れ歯は確かに見た目は銀のワイヤーが見えなくてよいのですが、ばねがないために、食べる時、入れ歯が必要以上に沈んで、痛くて咬めないのです。それなのに、今ちょっと歯科医の間でブームになっています。


私だったら、できれば、外に出る時外しても、食事のときは必ず入れてくれる入れ歯を作りたいです。
入れ歯はファッションではないです。咬む為のものです。


またこんな入れ歯を作っているから、みんなインプラントに期待するようになるのか?

とちょっと思いました。入れ歯をきちんと作る技術を磨けばいいのに?
インプラントなんて、骨にネジを打ち込むだけで、リスクはありますが、技術はさほど必要ではありません。
だからみんな先生はインプラントに走るんだな?と感じました。

2011年6月15日

最近、咬み合わせが奥にないっている患者さんを多く見かけます。


特に女性では、このかみわせが重大な問題を引き起こします。
私が見てきた限りでは、奥に入ったかみ合わせの女性には、甲状腺の機能が異常になっている人が多いということです。


奥に入ったかみ合わせは持続的な首の緊張を引き起こすことが多く、甲状腺はご存じのとおり首にありますから、影響を受けやすいというわけです。


このような患者さんは顔貌に特徴があり、目が大きく飛び出ています。
女性としては大きな目はかわいいと思われるでしょうが、実際は病気の原因ともなるのです。


こういった意味でもきちんと矯正治療をしておくことは重要です。

2011年6月 4日

私は、もともと高齢者歯科学といって、入れ歯それも総入れ歯ばかりを作る講座に在籍していました。


そのため、矯正治療に関する知識は全くありませんでした。
しかし、総義歯を作っているころから、人間はどうして顎関節症になるのだろうと不思議に思っていました。


ほとんどの先生が顎関節症は治らない、薬で治す、ほっておけば良くなる、などいろいろな話を聞きましたが、どれも信用が置けるものではありませんでした。

ちょうどそのころ、顎関節症で悩んでいらした患者さんを総入れ歯にしたところ、非常に調子が良くなりました。

しかし治療後しばらく経って、良く見るとかみ合わせの位置が当初与えた位置と違い、上下の真ん中が完全にずれていました。


それからひょっとすると、「正しいかみ合わせの位置は変化するのではないか?」、あるいは「今まで正しいと思っていたかみ合わせの取り方自体が誤っているのではないか?」と、思うようになったのです。


それから長い年月、顎関節症の患者さんと診療を重ねるうちに、やっと効果が出るかみ合わせの位置を見つける方法を見つけることが出来たのです。


すると、天然の歯しかない患者さんでも、正しいかみ合わせの位置と今咬んでいる位置の間に相当のずれがあり、矯正治療でしか治せない事に気が付いたのです。


それ以来、矯正について講習会に出たり、自分で本を読んだり、知識豊富な先生に教えてもらったり、いろいろ手を尽くしました。

その結果、矯正治療が歯科治療の中でもっとも難解で、しかも最も意味のある治療であることに気がついたのです。


ところで、歯科界では、「かみ合わせを制すれば歯科治療を制する」と言われるほど、咬み合わせは難解で、どうやってもうまくいかないというのが常識です。


矯正治療はそのかみ合わせと強く関係しているために、非常に難しいのだと思います。

2011年5月24日

最近矯正治療によるかみ合わせの治療をしていて思うことは、「人間の体は負の蓄積をどんどん背負ってゆく」ということです。


これは大人ほどひどく、子供は比較的早く治すことが出来ます。


都心の開業歯科医だったので、ほとんどが大人の矯正を手掛けてきましたが、どうしても大人の場合、歪みの蓄積が多く、治療も時間がかかります。


私自身、小学校で治療を受けた歯の治療から、何度もした捻挫、打撲、これらがいつの間にかいろいろな所に筋肉のしこりを生んでしまい、その結果が様々な体調不良たっだ事に気が付きました。


歯の治療をしていて分かるのは、その歪みの蓄積を顎の位置や、首の変位で補っているらしいということした。

ですから、治療の過程の中で、かみ合わせを変化させてゆくと、体も変化してゆくから不思議です。


また、その蓄積が取れてゆく過程が、大体の人で同じということも分かってきました。(もちろん例外がありますが・・。)


もちろん歯の治療のせいばかりではなく、自分の習癖や、体に無理を与え続けたということも歪みの原因になったと思いますが、「少なくとも小さい頃にかかった先生がうまくかみ合わせを誘導してくれていたらこんなにまで悪くならなかったのに」、と思うのです。

2011年4月21日

歯科治療が単純な「歯を詰める、かぶせる」という作業であると思っているのは大きな勘違いです。

わずか数十ミクロンの高さの狂いで首や体全体の筋肉が硬直化し、内臓にまで影響が出てしまうことはしばしばです。


実際日本人の平均寿命が延びたのも、入れ歯を他の国より多く入れられている事が理由であるとすら言われています。


昔はよく腰の曲がったおばあさんがいたものですが、最近見かけません。これは入れ歯に負うところが大きいと言われています。

そういった意味での歯科医はますます生活の質を上げる為に重要な職業といえます。

しかし、現状では、開業医や、これから卒業する歯科医は絶望に打ちひしがれていて本当にかわいそうだと思います。大変な苦労をして患者さんの歯を治そうとしているのに患者さんの方の意識が低いのも少々考えものでしょう。

実際は歯科医の側にも責任が無いとは言えませんので、お互いさまのところはありますが、やはり患者さんにももう少し歯の大切さに関心を持ってもらいたいです。


体に影響を与える可能性が高く、もっとも頻繁にみんなが一度は受けていると考えられるのは歯科治療ではないかと思います。


アメリカでは中流階級以上の人はほとんど歯の治療がきちんとなせされているので、全体的にレベルは高いと言えます。

これも長年歯科医が努力してきた成果の用で、今でも歯科医は尊敬される職業です。


日本は保険制度という保護された中で、治療を受けてきたために、かかる費用に対する理解と、治療を前もってきちんと受けておくという意識が低い傾向があります。

簡単にかかることができ、チャチャっと治療をしてもらえるという便利な感覚を持っている方も少なくないでしょう。
しかしながら、日本の歯科治療を見ていると、とりあえず痛いところを治すといった、救急処置に終始している方も少なくありません。

治療とは「計画を立てていたくなくてもこれから何も起こらないようにする」というのが本当の治療です。
車が故障しない限り、車の修理工場に行かないという人は、今は少ないのではないでしょうか?本来であれば、プロに故障の前兆を見てもらうのが本当だと思います。歯医者にかかる日本の患者さんも皆そのようになってほしいと思うのです。

2011年4月19日

歯列矯正をしても咬み合わせが治る可能性は非常に低いと言えます。

それは矯正を専門に治療を行っている先生が咬み合わせに対する関心がまだ全体的に低いからといえます。

また顎関節症は、「症状が出る人とでない人とがいる」とか、「自然に治ったり、悪くなったりする」といった考えが多く歯科医の間で広まっているためです。

しかし私の経験では、顎関節症は顎を正しい位置に誘導してあげ、なおかつかみ合わせをその位置で咬めるようにしてあげれば、確実に症状は出なくなります。

また、ほとんどの人が、以前より体調がよくなります。
症状が出る人とでない人との違いは、その感覚によります。

咬み合わせは徐々に悪くなるので、年のせいと勘違いする場合も多いですし、実際個人差も大きいのです。これは体力があって、かみ合わせによる全身の不調和をカバーできる人と、そうでない人がいるからだと思います。

また症状が消えるのは、体を休めれば、不調和をカバーできるキャパシティーは増えますし、逆に忙しすぎるとその余力はなくなります。

しかしどうせ治すのであれば、余力が多くなるように、かみ合わせを治してやるべきでしょう。

実際に感受性の高い患者さんを正しいかみ合わせにしてあげると、疲れなくなったり、頭がさえてきて、仕事がはかどってきたと喜ばれます。

これは歪みそのものが頭蓋骨の形にまで影響を与えているため、それが治ってくるとともに脳脊髄液の流れがよくなるからだと思います。

私としてはこの脳脊髄液の流れをよくできるように治療が出来れば、様々な原因不明の病気の治療が可能ではないかと思います。

2010年6月18日

多くの歯医者さんが、かみ合わせのずれと、全身との関係を述べていますが、その見解はおそらく間違いないでしょう。

しかし、実際はどの程度ずれているのか?
また自分が本当にかみ合わせのせいでおかしくなっているのかは非常に判断に苦しむところです。

実際私が治療を行ってきた患者さんを振り返ってみると、ずれはわずか1ミリ~2ミリほどから、1センチ以上ずれている人までいました。

かみ合わせが顎や周囲の筋肉の調和を乱したずれた位置に1センチも変化していると、その影響は恐ろしいものがあります。

「腰痛」であったり、「肩こり」、「首の痛みはもちろん」、「目の奥が痛んだり」、「集中力がなくなる」、「思考回路空回り同じことしか考えられない」、「本を読んでも頭に入らない」などの恐ろしい症状が出てきます。


すぐにどうこうするといった症状ではないので放置しがちですが、明らかに人生の質を落としてしまいます。このような症状がなければもっと楽しく生きられ、もっと自己実現を達成することができたであろう人生が、台無しになってしまうのです。

このずれは、多ければ多いほど症状がひどくなる傾向があります。

しかし、人にはそれぞれ感受性があるので、割と平気でいられる人もいれば、非常につらい思いをしてしまう人もいます。

ですから、すべて治療が必要かどうかは難しいところです。しかし、実際に治療を行うと、意識していなかった人でも、調子が良くなったことを理解して喜んでくれます。

ところで、このかみ合わせのずれですが、奥の高さが低くなってしまっていると、かなりひどい精神症状が出ることがあります。「やる気が出ない」、「疲れやすい」、「うつ状態になる(うつ病とはちょっと違います)」などの症状が出やすく、これらの人に共通するのは、首がいまひとつすっきりした感覚がないといった症状です。

また、左右的にずれていると、悪い側に、筋肉の硬直が起こりやすくなり、けがをしやすかったり、そちら側に、痛みが頻発します。

これらのかみ合わせのずれを治すことは容易なことではありません。

大人の場合、すでにかみ合わせができてしまっているので、矯正で歯を動かすにも相当な時間がかかります。特に1センチ近くもずれていると、時間も相当掛かります。

また、歯を削って治療をすることもできますが、こちらも安定するまで仮歯でいなければならないことや、健全な歯まで削ってしまうなどの歯のダメージを与えてしまいます。

また歯の上に入れのようにプレートを入れる方法もありますが、これも一生していなければならないので、なかなか大変です。

いずれにしても、かみ合わせのずれを治療しようとするのは相当な決心が必要です。

2010年5月16日

顎関節症にナイトガードなどが用いられることはよく言われます。
しかし、ほとんどの場合、その効果がまちまちで、お金を払ってまで作るべきか悩む人も多いようです。

私も昔作成していたころは考え方が十分でなく、うまくいかないことも人によってありましたので、なぜうまく行く人と、そうでない人がいるのかよくわからなかったのです。

しかし、2~3年ほど前から、なぜそのようなことが起こるのはわかるようになり、それにナイトガードの作成法を工夫を加えることによって、効果の程度は別として、ほぼ100%の効果が出せるようになったのです。

ただ問題は、患者さんのほとんどが苦しみから解放されると次の欲求が生まれるということです。

つまり、自分にとってベストの噛み合わせにすると相当体調がよくなるのではないか?

と思ってしまうのです。確かに矯正治療まで行えばそれも決して不可能ではないのですが、歯に対する要求が高まるのはうれしい反面、私に試練を与えることでもあります。

ある患者さんは、腰痛と首の痛み、そして肩こりが治ると、「左足の膝に水がたまるのを何とかしてほしい・・。」

といった「この人歯医者に来ているのですよね???」と思わず言ってしまいたくなるようなことを言うようになりました。

またある人は「首の痛みが消えるまで歯医者には通い続けます・・。」といっていた患者さん。

お望みどうり、首の痛みが噛み合わせの治療で治ってきたので「ではそろそろ矯正も終わらせましょうか?」
とこちらが言うと、「いいえ、まだ終わりたくないです」
といっていました。
まだ何か期待しているようです。

私も長い間顎関節症の治療を行ってきたので、噛み合せを治すことによって、体がどのように治ってくるのかおおむねわかってきました、ここで詳しくは書きませんが、背中の後ろや、首の付け根の痛みは最後に治ってくるという事実です。

これには自分の歯の矯正の過程でわかってきたので自信を持って断言できます。

この領域まで治療法がわかると、噛み合せと体とは関係がないといっている歯医者を見るとむしろ同情さえ感じます。

こんな面白い領域の治療を自ら放棄しているのですから。

2010年4月25日

総入れ歯は歯科治療の中でも結構歴史が古く、その治療技術はアメリカではもうかなり昔から完成されています。

最新といっても材料的にも、また治療テクニック的にも、他の治療に比べると、かなり完成されているといっても良い治療なのです。

しかし残念ながらこの貴重な技術もまだ日本には入ってきていません。

総入れ歯は、噛み合わせに使う人工歯が非常に重要です。

私の場合はモノラインといって、咬頭(突起のようなもの)が全く無い人工歯を使います。

この人工歯は扱いが難しく、歯を並べる作業と、削合といって最後の噛み合わせの仕上げはすべて私自身が行っています。なぜなら、この技術は技工士にもまず真似ができない技術だからです。

総入れ歯の患者さんはほぼ全員顎関節症になっています。ですから新しく入れ歯を作成するときはその顎関節症を治療する入れ歯を作成せねばなりません。

残念ながら日本の大学で教育を受けた先生はこのことを全くわかっていません。
顎関節症の人の正しい噛み合わせの位置を見つけようと、ゴシックアーチを書かせたり、顎を押してみたりを、やっても無駄なことをしているのです。

私の総入れ歯はそれ自身が顎関節症のリハビリテーションを行うように作られていますから、うそのように顎関節症の症状が取れてくるのです。

総入れ歯や部分入れ歯があっていない患者さんによくある症状は、首のこりだけではなく、発音障害や、顎がはずれやすい、飲み込むときのどが詰まる感じになる、自律神経の異常などがあげられます。

実は入れ歯が合わないことによる問題は非常に重篤な意味を持っているのです。

またそれを治すためには特殊な技術が必要といえます。

私もこの技術をマスターするのに、大学院時代に30個程度、その後医院に勤めてから30個程度入れ歯を作りました、いずれも私自身がほとんどの作業を行ったので、一個入れ歯を作るのにおおむね4時間としても240時間以上も入れ歯作成にかけたといえます。

本当の技術は努力なしでは身につかないことも実にしみてわかりました。

また治療をすればするほど、難症例がいらっしゃり、精神的プレッシャーも相当なものでした。

やはり、人間は緊張感のある環境で仕事を行わないと上手になりません。

大部分の総入れ歯の患者さんは、何本も歯があるにもかかわらず、顎の問題がひどく、矯正治療で解決できなかったりするため、歯がすべて残っている状態で入れ歯を今ある歯がなくなってた状態で作成しておき、完成したときに、残存する歯をすべて削り取って入れ歯を入れる方法で行うので、絶対に失敗できません。(失敗すれば、患者さんは何も食べることができなくなるからです)

そのようなプレッシャーで作成するので、入れ歯の技工操作には人一倍気を使っているのです。

2010年4月 8日

入れ歯が合わない、噛むと痛い、ゴマやイチゴの粒が入って痛くて食べれない。
よく聞く入れ歯の苦情です。

また大きくて、頬に挟まったものがとれない、食べていると入れ歯が浮いてくる。
なども入れ歯の多くある苦情です。

これらは必ず原因があります。

小さな粒が入ってしまうのはほとんどがかみ合わせがあっていない証拠です。かみ合わせが合わないと食べるごとに入れ歯が浮くので、どうしても中に小さなものが入り込んでしまいます。

かみ合わせをうまくやるには、どうしてもモノライン(0度臼歯)で入れ歯を作成する必要があります。入れ歯自体はかみ合わせに遊びを持たせるのが鉄則です。総入れ歯になっている人はほぼ100%顎関節症になっているので、かみ合わせにも遊びが必要なのです。

運転を何年もしていない人が急に遊びの全くないF1用のハンドルで運転できるでしょうか?
入れ歯も同じです。顎の位置が正確に定まりにくくなっている人に鋭い突起のある人口歯を使うと遊びがない車を運転しているのと一緒です。
まずうまくいかないといってもよいでしょう。


頬に挟まったものがとれないのは入れ歯がでかすぎるからです。でかい入れ歯は浮き上がったり、発音がしにくかったり、さまざまな問題が起こります。
ほとんどの先生が入れ歯をでかくして外れにくくしようとしますが、入れ歯がでかいことは百害あって一利なしです。

私は入れ歯は小さいに越したことはないと考えますし、極限に近いまで薄く削ります。それは違和感をなくすためです。ですから装着感も非常によく、患者さんの中には入れ歯を探していたら口の中に入っていたといった笑い話をする人もいるくらいです。

しかし、入れ歯を薄くすることは割れるリスクがあるので、かなり強度のあるプラスチックが必要ですが、どうも日本製のものは強度がなく、ドイツ製のものになってしまいます。

入れ歯もよいものを作るにはそれなりに材料も選ぶ必要があるのです。

2010年3月26日

昔から、「歯は安易にいじるものではない」とか「歯だけは大切にしろ」
なんて言われていました。

しかし日々の患者さんを診断するにつけ、このことの意味が非常によくわかる気がします。

奥歯を変にいじられてしまうと、顎が奥に入ってしまい、睡眠時無呼吸症候群になってしまうことがあります。

今までそれほどひどくなかった人でも、奥歯を4本いじられただけで簡単にこのような症状が出てきたりします。

私のホームページで紹介していますように睡眠時無呼吸症候群は、交通事故を引き起こしたり、循環器疾患を伴って死亡したりする可能性を急激に上昇させます。

つまり歯の治療は一歩間違うと命取りになるということです。

最近の「奥歯も白い歯で奇麗に」なんて歯の治療をファンションと勘違場合によっては大変なことになってしまいます。

こんなことを考えると本当に恐ろしくなります。

歯の治療が命にかかわっているなんで誰も考えないし、ましてや死因が歯の治療になることなんかまずあり得ないと思いますから、歯の治療に携わる人はよほど注意しなければなりません。

2010年3月23日

現代人は、昔の人では信じられないほどの過度のストレスにさらされています。

実際100年昔の人が現代で生活をしたら、3日も持たないでしょう。
実際、心療内科に訪れる人も非常に増加しているようです。

過度のストレスは、体中の筋肉を緊張させます。とくに脳が緊張すると首や後頭部の筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや首の痛みを引き起こしている気がします。

また奥歯をかみしめることによって、顎が奥に入り、かみしめが深くなる傾向があります。

最近では子供までそのような傾向が表れています。

矯正歯科の講習会などに行くと、セファロと言って、横顔を撮影した写真がよく出てきます。
昔に行われていた矯正治療にいらしていた患者さんには、ストレートネックや逆ぞりの首の写真の症例など全くありませんでした。

しかし、最近治療をしている症例では、ストレートネックや逆ぞりの症例が非常に多くなっており、首の状況が以前と違っている傾向が非常に強いと感じます。

また顎を前に出したり、奥歯を高くすると、首の状態も良くなってゆくので、かみ合わせと首のそりとはかなり関連性が強いことがわかります。

首のそりが出てくると、患者さんの首の痛みなどの訴えはほとんどなくなってきます。

2010年3月19日

最近子供であるのに、首が痛いとか、肩がこるとか、子供らしからぬ子供が増えています。
やはり、ゲームが流行ったり、テレビを見たりして外で遊ばないことも影響しているのではないでしょうか?

今のところはっきりした理由はよくわかりませんが、子供なのに顎が奥に入り込んでしまっていたり、左右にずれてしまっている子供が多くいます。

子供は順応性が高いので、矯正治療を行うと、大人よりはるかに簡単にかみ合わせに変化が起こります。

バイオネーターやムーシールドといった口の中で道具として遊んで使っているだけでかみ合わせがよくなる装置が使用可能だからです。

これらの治療器具は比較的受け入れやすく、費用も比較的少なくて済むメリットがあります。

咬合治療
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番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。