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2018年6月29日

最近の患者さんは虫歯が大変少なくなりました。

歯磨きをしない人はいまやほとんどいないでしょうし、人によっては毎食後歯を磨く習慣が身についていて、食べたら磨くといったことも当たり前になりつつあるからでしょう。

それなのにどうして虫歯になるのでしょうか?

多くの患者さんから、歯を磨いても虫歯になりますが、磨き方が悪いのでしょうか?といわれます。
もちろん毎日フロスを使ったり、歯間ブラシを使えばそのリスクを下げることができますが、単に歯磨きの仕方だけの問題ではないことに気がつきます。

どんなに歯磨きをきちんとしていても、半年や3ヶ月に1度メインテナンスにいらしている患者さんでも虫歯になっていることがあります。

これは、ストレスから来る、歯軋りや、何か物理的だけでないストレスが歯に加わったために、歯にひびが入ってしまい、そこから虫歯になってしまうといったケースです。

このような事が起こる場合は、たいていその人に過剰なストレスがかかっていて、お話をすると、なんとなく過剰なストレスがかかっていたことに気がついています。

そして、口の中はねとねとした感じが抜けなかったり、夜眠りが浅かったり、体がなんとなくだるかったりします。

これは必ずしも病気ではありませんが、未病の状態でも、身体に黄色信号が点灯している状態です。多くの患者さんはその時点でメインテナンスを希望されて、歯の状態はすっきりすると身体の状態も戻るようです。

歯はこのような未病の状態を真っ先に映す部分でもあります。歯は全身のバロメーターともいえます。

私たちは、このような未病に対する気づきができるようになっていただくのが、メインテナンスを受け続けるメリットだと思っています。誰しも病気にはなりたくないでしょう。しかし、それに気がつくのは本当は年に1度の人間ドックではありません。歯の状況で、身体に何か異変が起こりはじめていることに気がつけることもあるのです。

ストレスがたまると、さまざまな臓器が痛めつけられ、肝臓であれば、「怒り」、腎臓であれば、「恐怖」、心臓であれば「寝付けない、不安」など、さまざまな心の変化が起こることが中医学でわかっています。そして、それらの臓器の機能を高める食材もわかっています。

歯の状態と、心の状態を分析し、自分にどんなストレスがかかっていて、それをどう克服するかを理解することで、未病の治療になり、医者にかからなくても自力で治すことができるのだと思います。

2018年3月31日

審美歯科という言葉をよく聞きます。

しかし、歯科で言う審美とは何を意味するのでしょうか?
歯を削って人工の歯を入れたり、歯をきれいに並べて美しい口元にすることを多くの審美歯科専門の歯科医は求めているようです。

しかし、私は機能的に正しくなる治療をすれば、おのずからその人にとってベストの審美を回復できると考えています。
本来の機能美と同じ意味と考えた審美は、人種や家系の遺伝に基づいた骨格にあわせたものであるはずであるということになります。

アフリカ人が笑うと上の歯が目立って見える人が多いですが、それを見えにくくするように歯を抜いて矯正治療をするとどうなるでしょうか?

おそらく、たちまち力が出なくなって、場合によっては動けなくなってしまうかもしれません。

多くの日本人が口元を気にして歯を抜いて治療をします、大学でも抜歯矯正が正しいケースがあると教えられますが、その結果の多くが、体調を知らない間に崩してしまっているのを私の臨床経験から気がつきました。
セファロ分析による診断によって、抜歯基準を決定するといった、一般的な矯正治療の大学教育を受けた私の場合も何例か抜歯による矯正をして、その結果から非常に後悔したケースが何例もありました(今は抜歯矯正は全くやっていません)。

患者さんが求めている審美のうちの多くが、「相手がどう思うか?」といったことにとらわれすぎており、もちろん機能的に問題がある並びや咬み合せは除外しますが、多くの場合、一種の強いコンプレックスを持った精神状態がそう考えさせていると私は考えます。自分が思っているほど他人はその人の歯の見え方など気にしていません。

そう考えると審美歯科を売り込む前に、そのようなコンプレックスが一体何が原因なのか?そして場合によってはそのような思考になってしまう脳自体を治してあげる必要があるわけです。

私が矯正治療をしていて気がつくことは、かみ合わせやそれに伴い体に問題がある人のほとんどすべてが頭蓋骨がいびつに変形しているということです。

頭蓋骨についている筋肉の異常な緊張や、全身のゆがみ、そして頚椎のゆがみなどが原因で起きる、脳脊髄液や血液、リンパ液の循環の偏り、特定の脳の機能を使いすぎることによる脳のむくみなどが原因だと思います。

矯正治療や、整体、気功治療などを受けてもらうと、このような歪みが改善されてきます。
すると、当然若返りの効果まで得られます。
そう考えると、体の老化とは、このような循環障害や歪みが原因で起きていると考えられ、これらをきちんとコントロールできるようになれば、人間は120歳まで生きられるということはどうやらうそでは無さそうです。

2017年7月12日

当医院では、アマルガムを用いた歯科治療を行っております。
時々、その材料は古いし、害があるのではないかと聞かれることもあります。

私自身も大学で実習をしたのは一回だけで、アマルガムを歯科医としてここまで充填することになるとは思いもしませんでした。

しかし、アメリカの大学を卒業した先生にアマルガム充填の治療法を勉強させていただいたとき、正直「こんなに素晴らしい材料があったのか?」と思いました。使わせて頂いたのはKerr社のアマルガムで日本にはほとんど入ってきていませんが、非常に素晴らしい材料で、私も兄の歯も治療から20年以上経っても2次カリエスにもならず全く問題なく機能しています。

結論から言えば、臼歯を問わずこれほど安定した材料はないということです。
歯の治療は、物を噛めることと、虫歯を再発させないことが欠かせない必要最低条件です。そして口腔内でできうる限り長持ちすることも重要な条件です。

20年以上も昔に充填したアマルガムが、外してみたがなんともなっていなかったということは実際には多くあることです。そして歯医者さんの間でもこのように書かれており、アマルガムを積極的に外そうと宣伝している先生はむしろ経営のためではないのかと疑ってしまいます。

よくアマルガムを詰めた人の半数以上がアトピー性皮膚炎や精神障害、不定愁訴の原因となっているとアマルガムの害を主張する人がいらっしゃいますが、中には本当に金属アレルギーの人もいるかもしれませんが、これらの疾患は様々なことが原因とでなっていますし、このことを主張する先生が納得のできるような説明がなされていないので、にわかには信じがたいです。

私自身もアマルガムを10本以上詰められています。歯科医になってから背中のアトピーに悩まされ、アマルガムが原因かもしれないと思ったときもありましたが、矯正治療で噛み合わせを治したり、整体に通うなどでいつの間にかなくなってしまっていました。人によって必ずしも同じではないと思いますが、不定愁訴の原因をアマルガムのせいにするのは少し論理が飛躍している気がします。アマルガムを強度の低い材料に交換するリスクを取ってまで治療を受ける必要性があるか非常に疑問です。

一部の金属アレルギーのある方への充填は不適当だと思いますが、それ以外の患者さんで充填した限りではいずれも非常に良好な口腔状態を維持することに成功しています。その理由として
1、金属なので耐久性が高い。
2、金属なので研磨するとプラークなどがつきにくくなる。
3、小さい虫歯から強度の補強が必要な歯まで様々なケースに使用できる。
4、即日に充填が終了するので、感染のリスクが低い。
5、充填後に膨張し、なおかつ直接充填なので適合が良い
といった利点があります。

そんな理由から今でもアメリカでアマルガムが良く使われているのだと思います。むしろ審美的な患者さんの要求がコンポジットレジン充填を行う歯科医を増やしていると思います。
FDAの見解はこちらです。

当医院に御来院される患者さんの多くが、歯がすぐに虫歯になってしまったり、具合が悪くなる人が多いので、そのような患者さんにアマルガム充填をおこなうと、「噛める感覚をとりもどせるのと、自分の歯にぴったりフィットしている感覚があって本当に具合が良い」といわれます。
ただでさえ歯がダメージを受けやすい患者さんですので、耐久性の高い材料が治療に必要になるからです。

そのような臨床の成績から、私どもは、あえてコンポジットレジンを使用しないでアマルガムを使用しています。

また、アマルガムは確実に充填することが非常に難しい材料です。そのため十分トレーニングされた先生でなければ詰めることができません。現在日本の歯科医師でアマルガム充填を正確に行えるドクターは非常に少なくなっているのが現状です。


2017年6月 9日

日本の審美歯科治療は保険制度の崩壊とともに急速なスピードで浸透し、ほとんどの歯科医がインプラントの次の波といわんばかりに、セラミックや審美レジン修復を取り入れています。

私自身が顎関節症と噛み合わせの専門として、トラブルに見舞われた患者さんを診ている限りでは、審美歯科治療は患者さんの精神や全身の状態を蝕むほどの本当に恐ろしい治療だと思うことが何度もありました。

特に臼歯部に審美治療を施された場合、人にもよりますが、人生が180度違ったものになっり、顔は崩れ、体調は常に不調、気持ちも常にふさぎこむといった状況になった人をたくさん見かけることがありました。

また、審美的な理由で無理に前歯を引き下げる抜歯矯正も、多くの場合、その人の人生を180度ひっくり返してしまうほどのリスクがあります。顎が後ろに下がってしまうので、呼吸器系や自律神経系に大きなダメージを与えてしまいかねない治療なのです。

奥歯の治療ではアメリカではアマルガムやゴールドによる修復治療が一般的です。しかし、日本ではすでにアマルガムは生産されなくなり、まるで悪者のように思われていますが、そもそもは東京医科歯科大学での汚水の処理の管理不足が発端となって、使用が制限されたため、日本で虫歯の治療に欠かせない優良な材料が今にも日本から消えそうになっています。

またゴールド(金)も歯科用の材料としてはほとんど売れていないといううわさを聞きました。

保険診療で金銀パラジューム合金を使った診療は審美面から嫌がられる場合がありますし、歯科医院も採算が合わないなどの理由で、レジン充填をする先生が増えていることを考えると、ほとんどの患者さんがレジン修復や、セラミックなどの咬合に不適切と思われる審美材料による歯科治療を受けていると考えられます。

噛み合わせの専門家として、審美治療は実は体調不良の大きな原因と考えられるので、この様な日本の状況にはゾッとします。

保険制度上の問題から、インプラントやレジンセラミックが取り入れられはじめた20年ほど前より日本人の口腔内環境と咬合の環境とが恐ろしいほど劣化しているのではないかと思いますが、そのあたりから過敏症やアレルギーのひどい人などお医者さんで手に負えない患者さんが急速に増えています。

私は日本の歯科医療が崩壊し、インプラントや審美歯科治療、そして審美矯正が増え始めた時期と重なっているのは偶然とは思えません。

私の医院で勤務しているスタッフの中には、審美的要求でアマルガムを除去し、レジン修復にしたとき、本当に感動するぐらいきれいになったと感じましたが、審美性を手に入れた代償に急速に体調不良になり、原因不明の頭痛や動悸に見舞われる様になったと語っています。

そして、そのレジンを当院でアマルガム修復しなおすことで、見事に復活しました。歯科医療とは本来なんであるかをそのスタッフも再認識したようでした。

何を隠そう私自身も歯科に対する認識レベルが低かったのですから、偉そうなことはいえませんが、日本の歯科医療は世界的に見て決して高いとはいえません。保険制度の問題から、大丈夫か?と思うような自由診療が増え続けています。

そしてインターネットの情報を操作して、自分の都合の良いようにしている歯科医院が多く存在することは、実際の臨床で患者さんを診ている歯科医からするとどうしたものかと考えてしまいます。

私が今最も危惧しているのは、今のような歯科治療の異常な状態が蔓延すると、歯科治療を受けたほとんどの日本人の身体は、バランスを破壊され、力が十分に発揮できなくなり、場合によっては日本自体の競争力がなくなってしまうのではないか?と恐れているのです。

2015年7月 1日

時々「口の中の金属を取ると、体の症状が消える!」とか「口の中の重金属が悪さをしている!」
なんてことをしきりに不安をあおる文言を目にすることがあります。

しかし、金属は人間の体内にも絶対に必要なものです。たとえば代表的なものでが赤血球のヘモグロビンは鉄イオンが含まれており、これがないと酸素を運ぶことができません。

ですから金属が体に存在することはある意味では必要なことです。

また私は20年ほど前細胞培養の研究をしていましたが、培養液に亜鉛や、セレン、などの微量の金属をいれるによって、培養が難しい細胞も培養できるようになるという、実験手法があった経験があります。

つまり、体にとって必要な金属と、そうでなく悪さをする金属とがあることは事実ですが、全ての金属を口の中から取り除くことが有用な治療法とは言えないでしょう。

なぜなら、金属以外の材料で噛み合わせの面に使用するのに適している歯科材料がまだないのが現状だからです。

金属でアレルギーが出る人は確かにいますが、私が今まで見てきた経験では、その人自身の体調自体が悪いことが原因であることが殆どした。特に肝臓の機能が落ちている人では様々なものに対してアレルギー反応がおこる傾向があることに気が付きました。

私の医院には、薬剤や、化粧品、添加物に非常に敏感な患者さんが多く訪れます。その人とたちは(私も含めてですが)ほとんど薬を飲むことはありません。薬はどんな副作用があるかわからないからです。

歯の治療後に体調を悪くした患者さんが多く、肝臓の機能が悪くなっていて、薬は体調をさらに悪化させる原因と理解している方が多かったからです。(薬の成分の大部分は肝臓で代謝されるのですが、これは非常に肝臓を疲弊させます)

また、加工食品の多くのものに必ずしも体に良くない添加物が入っているため、できるだけ生の食材を調理するように気を付けていたり、加工されたものを買うときも添加物をチェックして、かなり気を付けて購入しているようです。

それだけ薬剤や添加物に敏感で繊細な患者さんでも、歯に金属材料を使って問題が起きた例は1例もありません。むしろ体調が良くなっている人がほとんどです。

当医院で使用するアマルガムは、アメリカで買える最良の質のものを使っていますし、ゴールド材料も、最良の質のを使い、さらに、アレルギーの原因となる異種金属が混入しないように、鋳造するときに使うルツボはそれ以外の金属の鋳造には使わないよう技工士にも指導しています。

ですから、きちんと管理された金属材料を持ちいれば、金属アレルギーは殆ど起こらないと考えます。それよりも肝臓の機能を回復することの方が先に行うべきことではないかと思います。

2015年5月26日

日本で虫歯の治療というと、多くの先生が「フィリング」呼んでいます。

フィリングとは、単に虫歯を部分を削り取り、その穴に材料を詰めるだけのことを示している様に私には思えます。

ともすれば、無くなった部分に充填するという考え方から「奥歯を芸術的に色合わせする」といった、本来の歯の治療を理解していない治療が行われたります。

歯の治療では、単に欠損した部分に材料を充填するだけでなく、機能を取戻し、できるだけ長い合いが機能を維持してくれる材料を充填する必要があるわけです。

私が教えてもらった、アメリカ式のオペレティブデンティストリー(治療)(アメリカに行って教わったわけではありませんが)はそれとは全く違っていました。歯の治療というのは一体どういうものかということから考え、何が原因でそのような虫歯になったのか?虫歯はどのように削るか、そしてかみ合わせの面どのように修正するのかで、「歯の寿命だけでなく、かみ合わせ全体を左右する重要な治療である」という考え方です。

そもそも奥歯の見た目を云々といったことは全く考えません。そもそもオペレティブデンティストリーとは健康の回復を含めた非常に重要な責任を与えられている治療なのです。

私が虫歯を治療するときは必ず、かみ合わせとの噛み合わせの面の状態を確認します。そしていかに破壊されてしまった歯と、かみ合わせを整えるかを考えながら治療を行います。

時にはわざとかみ合わせを高く変化させたりします。

また歯をただ削ればよいというわけではありません。できるだけ詰め物と歯の境界は清掃がしやすくし、なめらかなラインで仕上げなければ、適合の良い詰め物がを入れることができません。

本来の歯科では、オペレイティブデンティストリーこそが治療であり、フィリングは治療とは呼ばないのです。

2014年8月17日

現代の医療も、歯科医療も本当にどう流れてゆくのか、私は正直怖いと思っています。

たとえば、「再生医療」、これは非常に良い治療法のように言われていますが、中にはそれが必要な人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合、きちんとした医療施術を行われていれば、臓器まで交換する治療が必要になることはほとんど考えられませんし、そのような体の管理をしてきた本人に問題があると言えます。(体は神様から授かったものです、それをそのような使い方をした人にも責任があるといえでしょう)

また、もしそのような人を保険で治療するなんてことになると、医療費爆発的に増加し、国家破たんを早めることでしょう。

そもそも、悪くなった臓器を交換するといった考え自体がおかしいのに、それをまるで夢の実現のようにはやし立てるマスコミや、そこに群がる利益に期待している業者の欲に恐ろしさを覚えます。

歯科医療に関しても、審美修復を推奨し、アマルガムや、金属の詰め物をまるで悪者のように書き立てる人たちの欲深さにも非常に恐れを感じます。

恐らく、問題のない金属修復をやり直すことによって、新しい歯科治療の需要を作り出そうとしているのでしょう。

しかし、虫歯になったいるのであればまだしも、何の問題も起こしていないアマルガムが入っている歯から、果たしてそれを除去する必要があるのでしょうか?

私の経験では、アマルガムは大人の人でも小学校のころの詰めた物が全く何の問題もなく良好な経過を経ていることは、よくあることです。
しかし、レジンや、セラミックのかぶせものは、セラミックは割れ、レジンは2次カリエスか、かみ合わせがすり減りで、数年以内に問題を起こしており、経過が良かったものは見たことがありません。

実際、レジンを詰めてから具合が悪いといって金属に戻す治療を受ける勘の良い患者さんも結構いらっしゃいます。

レジンはすり減るという性質から、2から3年、長くて5年ごとの再治療が必要という新たな需要が生まれます。つまり問題のない歯を治すことによって、再治療のサイクルという新しいビジネスチャンスが生まれるのです。これを考え付いたことはすごいのですが、医師の立場からすると非常に切ないことです。

私の医院では、治療後数年以上たってから、再度訪れる患者さんがいらっしゃいます。多くの場合、「たくさん虫歯があるのでは?」とか、「また結構やり直しがあすのでは?」と恐れて来院されますが、「ほとんどやり直し歯がありません」と答えると、非常に喜んでお帰りになります。

つまり、治療の結果から言うと軍配はアマルガムにあるわけですが、ビジネスモデルから言うとレジンンに軍配が上がるわけです。(これはレジンについて業者に問い詰めた話にも書きました

そして、情報の氾濫のインターネットではアマルガムの悪さを書き立てられていますが、私自身を含め私が治療した患者さんにも彼らが書き連ねた症状が出たことは全くありませんし、治療後の経過はむしろ良好なのです。

実際、アマルガムによる害は科学的に証明されたことはありませんし、日本の厚生省でもアメリカのADAでもアマルガムは正式に認めている材料です。

治療経過がよく、体に問題が起きない材料を何故外す必要があるのでしょうか?

一方、アマルガムの代わりに詰めるレジンはビスフェノールAというホルモンかく乱物質が入っており、これらは、非常にわずかな量でホルモンの作用に害を与えるといわれています。金属と比べて削れやすく、吸水性があり、固まるときに収縮する、この材料をアマルガムの代わりに使うことが正解と言えるのでしょうか?

アマルガムについて書き立てる人はそのような都合の悪いことは一切書きません。

私の立場は、勿論、歯の治療をするうえで、完全に無害な材料を使えればベストですが、実際はそれは不可能と考えます。お口の中は過酷ですし、力に耐えるために様々な合金を使う場合があります。100%安全な材料を使うことで、治療がうまくいかなくなるのであれば、何のための治療かわからなくなると思います。

私が治療した患者さんでは、重篤な体調不良に陥っていたのに、かみ合わせを治して非常に良くなった患者さんがほとんどです。また、虫歯を取り除くことによって体調が変わって非常に好調になる方も少なくありません。勿論レジンをアマルガムに変えただけでかみ合わせが治り体調が回復した人もたくさんいらっしゃいます。

本来の虫歯と感染源を取り除き、正しいかみ合わせを与えるという、ごく普通の正しい治療を行えさえすれば、患者さんの具合は必ず良くなるのです。患者さんの不安をあおるような内容に騙されてはいけないと思うのです。

ちなみに私と同じような考えを書いている先生を見つけましたので参考まで
ちなみにADAの見解です。アマルガムは安全で主張される問題とアマルガムとの科学的な関連性はないというものです。

2014年7月18日

私の医院にご来院頂く患者さんは、ほとんどが、非常にデリケートな方です。

このようなタイプの患者さんに共通して言えることは、いずれもかみ合わせに対して敏感であることと、材料や薬剤に対して反応性が高い傾向があります。

ですから、化粧品にかぶれたり、良くない食べ物に対して過敏に反応したりします。

そして、私が治療を何人もしていて気が付いたのは、アマルガムに対しては全く反応しないということです。(もちろん当医院で使っているアマルガムが質が保証されたものであることも関係しますが)

そして、ノンメタル治療を銘打って、レジンや、セラミック治療をされた人は非常に予後が悪いということです。

アマルガムの水銀について騒ぎすぎといった、治療に対する誤った考えを持つ人たちのせいで、非常に重要な材料について何の根拠もない情報が流布していると思います。

わたしが経験した限りでは、ノンメタル治療が必ずしも経過が良いとは言えないことです。セラミックは、表面がツルツルで食事をするのに有利とは言えず、しかも、強い力で割れたり、接着している材料(レジンセメント)などが吸水性があるため、細菌感染上も良いとは言えないのです。

近年CAD/CAMなどが流行ってきてるようですが、適合性の問題、材料としての問題などが以前から言われておりました。

私は、ちょうど15年ほど前インプラントの問題をホームページでしきりに書いていましたが。半年ほど前NHKでその治療の問題が取り上げられました。

そして12年ほど前、感染予防の重要性についてホームページに取り上げていたところ、ちょうどつい最近新聞で本格的に危険性が取り上げられました。

私の場合、特に時代の先端を行っているので、当時はなかなか周囲の人や、業界関係者に理解されませんが、結局私が予想した結果になっています。

審美歯科のCAD/CAMや審美レジン修復はこれから必ずボロが出て来ることは間違いないでしょう。
実際すでに業者の間ではセレックシステムなどに重大な欠陥があることを指摘しているのを聞いたことがあります。(2006年頃)今はすでに改善されたかもしれませんが、私は個人的にはあのような方法できちんとした治療ができるはずはないと確信しているので、いつか問題が発覚するでしょう。

2011年9月 6日

歯を削ると言うことは非常に重要な事です。


歯の治療と、医師の外科治療との違いは、外科治療は切り取っておしまいということです。


つまり、結果がどう出ようと、切ってしまった以上何もできないし、副作用が出ようともとには戻せません。


一方歯の治療は、削ってしまっておしまいというわけにいきません、必ず「機能の回復」が必要になるわけです。


ですから、ここに技術の差が相当出てくるわけで、技術のある人ほど、できるだけ歯を削ろうをしません。

なぜなら、削る量が多くなればなるほど元の状態や、よりよいかみ合わせの状態に戻すことが困難になることを知っているからです。


何も考えないで、削ってかぶせればよいと、審美目的で歯を大量に削ったりすると、削った後で歯がない時期が一定期間あると、元のかみ合わせに戻すことはほとんど不可能になります。


また、最近審美歯科が流行っていますが、審美歯科を手掛ける先生のほとんどが、歯との境界を隠すために、歯を取り囲んでいる歯茎より、1ミリから先生によっては3ミリも深く歯を削って被せものを作ります。


しかし、どんなに被せものの精度が高くても、天然の歯の形ほどぴったり合うことはなく、結局歯肉炎や、歯周炎の原因になってしまいます。これらはもちろん口臭の原因と歯を失う原因となります。


むかし、かみ合わせを治すためにほとんどの歯を削って被せものにした俳優がアメリカにいましたが、共演する女優が、みな彼の口臭に辟易して、共演を断ったというお話があるほどです。

もちろん俳優ですから、全て白い歯に下のでしょうし、被せたことがばれないように、歯茎の下まで歯を削ったことは容易に想像できます。


現在は技術は進んでいますから、必ずしもその当時と一緒とは言えませんが、それにしても審美治療で歯を被せることが、歯肉炎や歯周炎の原因になってしまうことは明らかです。


また最近はやってりるコンポジットレジンによる審美修復は、材料が削れ、長持ちしない、虫歯に弱い、吸水性があるなどの点で、審美性は高くても奥歯に長期間使える材料とは言えません。
当然前歯の詰め物にはこの材料が多く使われるのですが、定期的なやり変えが必要になります。


メーカーはおおむね2年ぐらいの耐用年数としていますので、少々このような審美にはリスクが伴うのです。


しかし、そもそも虫歯は、「歯の磨きにくいところ」=「外からブラシが届かない」=「見えにくい場所」、にできるわけですから、できるだけ歯を削らないようにつめればよほど大きくなるまで放置しなければ、目立たない様に詰めれるはずです。


そのような虫歯もほとんどが、日本では保険診療の関係と大学での教育の関係から、大きく削られてインレーやクラウンにされてきたということが、審美性を損なう大きな原因だったのだと思います。


アマルガムをうまく使った治療を受けているアメリカ人(アメリカでも虫歯治療のファーストチョイスはアマルガムです)は治療痕があっても削っている量が少ないので、それほど目立たないのが普通です。


結局「大きく削られる」⇒「目立つ」⇒「更に大きく削って審美性を整える」⇒「歯周炎、咬み合わせの問題がおこる」


と言った悪循環になってしまっているのです。

一方アメリカでは、
「早期に虫歯を発見」⇒「小さく削って強い材料で機能も取り戻す」⇒「長持ちする、審美をあまり損なわない」

と言ったよい循環になっているようです。


またアメリカ人の治療に賛否両論があるようですが、

私も何人かのアメリカ人の歯の治療を見ましたが、はっきり言ってピン切りです。しかし、日本の歯科医よりはるかに高いレベルの技術教育を受けていると思います。

確かに日本人の方が器用で繊細ですが、感染予防や、治療の技術的な基本の教育レベルが低すぎて、その器用さを全く生かし切れていません。


また、「アメリカ人の口の中を見たけど大したことなかった」と言ったコメントをする先生もいらっしゃいますが、アメリカで一定以上のレベルの治療を受けた患者さんは感染予防や、歯を大きく削られる可能性のある日本の歯科に絶対にいきませんし、ほとんどかかりつけの歯科医がいるので、それ以外の医院にふらふら行ったりしません。


ですから、アメリカ人の中でも高いレベルの治療を受けた患者さんの口を見ることができる機会などそうあるものではありません。


私は、数人程度、アメリカで(かなり高いレベルの先生に)治療を受けた患者さんを見たことがありますが、やはり、複雑窩洞(前や後ろにまたがる虫歯)のアマルガム治療などはは非常に上手に詰められていました。


また手入れも行き届いて、そう簡単に虫歯になりそうな感じではありませんでしたし、治療をするところもありませんでした。(あくまでもチェックで終わりました)


日本人の歯を心配する私としては、審美に偏って歯のためにならない削る治療がはやりすぎるのはどうか?と思ったりします。

2011年4月19日

私は、歯科医になってから、ずいぶんと体を酷使してきたせいか、最近まで非常に体調がよろしくない時期が続きました。それで結局昨年CT検査で副腎に腫瘍が見つかり、入院するはめになってしまいました。

どうしてこうなってしまったのか?そしてこれからどうすればよいのか悩みました。

私の場合はもう5年以上も整体の治療を受けていましたが、その経験から考えてやっと一つの結論が出ました。

今考えてみるに歯科医で今のご時世で経営を成り立たせるためには相当の無理をしなければなりません。

その無理がたたったのだと思います。
ですから、もっと早い時期から気が付いて体をケアーしておけば、病気になることもなかっただろうと後悔しています。

歯も同じです。
小さな虫歯の時点で、あるいは咬み合わせが崩れがひどくなる前に治療しておけば、後でかかる費用も苦労も本当に少なくて済みます。

虫歯は痛みが出るだけでなく、お口の中の環境を非常に劣悪なものにしてしまいます。

細菌が増殖して、口臭の原因になるだけでなく、唾液の成分まで変えてしまい、物を食べても味が変わってしまいます。ですから年を取ると味が分からなくなるのではなく、口腔内の環境が悪くなるのではないかと今は真剣に思っています。

また虫歯が進行してくると、当然そこをかばったり、虫歯の穴があいて、咬み合わせが変わってしまい、体全体にまで影響が及ぶのです。


ですから小さな虫歯でもほっておくことは非常に体に負担をかけるのだと思います。

また歯並びや、咬み合わせが悪いことも、虫歯の原因になったり、体調が悪くなる原因になるので、放置しておくことは非常によくありません。

自分の経験や患者さんも観察していると、中には治療することで人生そのものが変わってしまうほど具合が良くなる人もいるくらいです。

でもほとんどの人は自分が悪いとは考えていません。
私が自分が手術しなければならなくなると思ってもいなかったように・・・。

2011年3月23日

私の医院では、ほとんどの患者さんにゴールドのかぶせものか、アマルガムを奥歯に使っています。


奥歯に白い歯を入れようとする人には何度も説得して、金やアマルガムを使ってもらうように説明します。

人によってはいらっしゃらなくなってしまう方もいます。
しかし、私は、今うれしいのではなく、何年もたった後に、先生に言われたとおりに治療してよかったと思われたいのです。


もちろん経営的なことを考えれば、患者さんに受けの良い、白い歯や、透明なブラケットを使った矯正は心を惹かれます。

しかし、10年以上たった時、患者さんは後悔する可能性は高いでしょう。
後で後悔する可能性が高いのを知っていてそれを説明しないで治療をすることができません。

昔は私もよくわからず。審美的にしてあげることがよいことと思っていた時期もありました。

しかし、よく聞くとセラミックは自分の歯と同じように咬むのが難しかったり、歯が削れてしまって顎関節症になってしまったりと、自分が思っているような結果に必ずしもなっていないことに気がついたのです。

2011年3月17日

顎関節症の治療をしていると、患者さんにある共通点が見つかります。

一つは一番奥の歯を治療されていること。
一番奥の歯はかみ合わせでも最も重要な場所、そこを誤った高さで治療されてしまうと、顎関節症になりやすくなります。

そして二つ目はそこに使われる材料。
一番奥の歯にレジン(樹脂材料)を使われている患者さんはほとんど顎関節症になってしまっています。
強いかみ合わせの力に耐えられず擦り減ってしまうからです。

いずれにしても審美治療ではみ合わせがおかしくなる人はたくさんいます。審美の前に虫歯を治して咬み合わせを治すことを優先させたほうがよさそうです。

修復治療
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番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。