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2019年8月 1日

全身を診る
私どもは「治療計画を立てる際」、単に歯の治療を行うだけでなく、全身の状態を診断し悪い部分に対する対策を洋の東西を問わず計画してまいりました。「歯が悪い=全身にも問題がある」ということは当然と言えば当然と言えるでしょう。そしてそれに対応して初めて歯も身体もよい状態を得ることができるのです。

1497212.png当医院の診断力
1、身体全体としての歯を診る
2、歯が原因のこととそれ以外の原因を見分ける
3、生活環境(仕事や食事、睡眠)や精神的問題も見逃さない
4、エネルギーを考慮する

1497211.png1、身体全体としての歯を診る
噛み合わせは、歯だけの問題ではなく身体にも問題があるためにズレてきます。その相互作用を理解したうえで治療計画を立てる必要があるのです。

2、歯が原因のこととそれ以外の原因を見分ける。
歯科医として歯が原因の症状は改善できますが、それ以外が原因の症状は治療を協力を要請する必要があります。それを見極める診断力があることも非常に重要と言えます。

1497208.png3、生活環境(仕事や食事、睡眠)や精神的問題も見逃さない。
本人が無自覚に、不摂生、無理などを行っている場合があります。性格環境の指導や、精神的問題の解決に対する手助けも重要な治療と診断の要素のなるのです。

4、エネルギーを考慮する
現代人の体は特にエネルギーに対して敏感な方が増加しています。量子力学的な説明で証明される、古くて新しい伝統医療も現代の歯科治療には不可欠なのです。

1454558.png治療における診断は良く航海になぞらえます 。
「今どこにいて、一体どこに行きたいのか?」、それがわからないで航海する人はいないでしょう。

診断も同じです。「今噛み合わせがどれだけずれていて、どんな状態にしたいのか?」それを理解しないで治療をするのはギャンブルと同じです。
治療計画とはそれだけ重要な意味があるのです。

2017年3月22日

最近NHKで「睡眠時無呼吸症候群の治療」といった内容で、医師がいろいろな説明をしてました。

呼吸障害が、虚血性心疾患や、脳血管障害のリスクを高めることは良く分かりましたが、治療法については少々に疑問が残る内容でした。つまり、完全な原因療法になっていないからです。

睡眠時無呼吸症候群に対する医療のアプローチは、4つしかありません。

1、シーパップ(強制的に鼻から息を吹き込む)・・圧を掛けるため、強くは何マスクを押し当てたまま睡眠をとる。

2、口蓋の切除・・・喉の隙間を作るために、口蓋を切除することがあるが、危険な手術であまりすすめられない。

3、やせる・・・肥満が原因の場合、体重が減ると自然に呼吸路は確保されるが、日本人の場合、肥満が原因の睡眠時無呼吸症候群の比率は欧米人と比較して少ない。

4、睡眠用のマウスピースの作成・・顎を出した状態を維持するためのマウスピースを作成する

これらは、いずれも医科的なアプローチで、なおかつ姑息的なものだと私は考えます。一方、矯正治療などの歯科治療によって抜本的に改善ができるので、この疾患に関しては歯科治療が非常に有効だと思います。

実際私どもの医院では矯正治療や、奥歯のかぶせものを高くする等の方法で、ほとんどの睡眠時無呼吸は改善された実績があります。

しかしそれでも100%の状態にすることは難しいです。、残りの改善には、筋肉の緊張を取り除くことが必要です。

私どもでは、ヨガを取り入れたりして、筋肉の緊張をストレッチなどで積極的にとるなどしてもらうことで改善をはかっています。

2016年4月 1日

当医院にいらっしゃる患者さんで、肩凝りや、首のこりに悩まされている方は沢山いらっしゃいます。

当医院ではもちろん肩凝りや首のコリを噛み合わせ治療や歯の治療によって治すことができるのですが、単に噛みあわせの治療だけで治るわけではありません。虫歯の治療、生活習慣に関する気づきと改善等も治療の上では大きなウェートを占めています。

肩凝りを認識し、噛み合せに関して考える方の場合、傾向として非常に敏感で神経質な方が多く、そのような方の場合、虫歯の治療で用いられた材料でさえ、首こりや肩凝りなどの原因となってしまうようなかたなのです。

つまり、肩凝りや首こりが噛みあわせの治療だけで治るわけでなく、総合的な歯の治療技術と、患者さんの受けているストレスや生活環境などを理解していないと良好に解決できるわけではないのです。そしてそのストレスの原因を理解し、それによって引き起こされている筋肉の緊張を少しずつ取り除いていかねばならないのです。

もちろんかみ合わせの狂いは大幅な全身のバランスを狂わすもっとも大きな原因の一つであるので、かみ合わせを適切化して治療をすることによって全身のさまざまな症状が改善すること間違いありません。しかし、それだけでは十分とは言えないのです。

私の場合、自分の歯の治療をしてもらいながら、整体院などの通っているうちに、身体をほぐしてもらうとかみ合わせが変わってしまうことに気がつき、かみ合わせの位置は簡単に変化してしまうのだな?とびっくりしたものです。

ですから、私の場合は患者さんの肩から上辺りの全ての筋肉を触診し、身体がどのようにゆがみ、そしてそれが顎の位置とどう関係しているかを調べてからかみ合わせを調べるようにしているのです。

かみ合わせの治療では、身体が歪んでいますから、一発で正しい噛み合せの位置を決めてしまうような治療は非常に危険なのです。

2016年3月10日

顎関節症や、審美治療ではない歯科治療を長年やってきて、自身の患者さんの傾向を見てみると、とても敏感な方が多い気がします。

結局自分の診療スタイルに合った患者さんが来院することになるので、治療の良し悪しというより、自分と相性の良い患者さんを治療で受けれるのがお互いに一番幸せだと個人的には思います。

当医院に来院を検討されている方に、わかり易いように、当医院での治療に効果が高かった敏感な方の傾向を記載します。

・アレルギー体質である(鼻水が出やすかったり、鼻が詰まりやすい、花粉症などになりやすい)
・人の影響を受けてイライラし易い。
・人ごみにいると具合が悪くなる。
・時々耐え難い腹痛に襲われる
・味覚や嗅覚が敏感である、また急に味覚がおかしくなる
・疲れが取れにくい
・田舎生まれ、育ちの人が多い

これらの敏感な方は、とにかく何をするにも反応性が高いので歯の治療は非常に注意が必要です。

自分自身もこのような特徴を昔から持っていましたが、自分が敏感な体質であることは20代後半にになるまではっきりと気がつきませんでした。

このような体質の人は永い間職場や人間関係のストレスを受け続けていると、体がどんどん歪んで行き、ついには元に戻らなくなってしまいます。実際本当に辛くなって耐え切れなくなってしまうと、歯の治療と咬み合わせの治療そして体のゆがみをとる治療が必要になってしまいます。

実際このようなパターンの患者さんは非常によく治りますし、自分が敏感な体質であったと始めて気づく人も少なくありません。

私の場合も、永い期間に及ぶ診療のストレスで顎も身体も歪んでしまっていました。自分がゆがみに対して敏感であり、自分は無理の利かない身体だという認識したのが40歳を過ぎたころでした。そのとき治療で治ったときの体調変化は驚くほどでした。

敏感な体質でどんな改善療法をやってみても改善しない場合は意外に虫歯や歯の咬み合わせが原因だったりします。上記の症状があって、どうしたらよいかわからないとき、歯の治療も考えてみてはいかがでしょうか?

2016年3月 5日

人間の筋肉は年とともに許容量が少なくなり、硬くなりやすくなってきます。

私も診療をしているうちにどんどん筋肉が硬くなってきて、少し激しい運動をしただけで足がつったり、おなかが痛くなってきたりしました。

注射でしのいだり、家で寝ていたりしてもこのような体調は全くよくなり兆しが見えませんし、それどころか、腹痛や疲れ、精神の不安定までの症状になってしまいました。

今考えるとこれらの一連の変化は、筋肉が硬くなる⇒骨格が特定の状態に変異させられる⇒内臓が圧迫されたり、神経系が圧迫される⇒内臓や精神に問題が出る。

といった一連の流れが生じたと考えられます。

あまりにひどかったため整体に通いだすと、何か体調に良い変化が現れてきました。そして徐々に歯の咬み合わせも悪いのではないかという考えに至り、歯の治療をするとさらに全身の骨格が緩み本当に体調がよくなりました。

しかし、このようなことに気がつく患者さんは非常に稀でしょうし、ましてや高額の費用までかけて治療をしようと思う人は本当に稀だと思います。

しかし、実際に治療をしてみると、今までの感覚とは全く違う、幸せな体調の自分になることが出来るので治療は絶対にお勧めしたいです。

私自身も顎の位置と全身の骨格や神経系がこれほどまで関連しているとは考えもしなかったからですから、多くの患者さんもそんなことを考えもしないでしょう。

ですから、当医院にいらっしゃる患者さんは相当感覚がすばらしいのか、それとも何かの縁でいらっしゃっているのかと深く感じます。

そして今治療で何よりも重要に思っていることが、起こったことに対する原因を必ず追究するという姿勢です。

かぶせ物が取れたり、詰め物が取れるのはほとんど何かの理由があります。もちろんつめ方が不十分な場合も有りますが、多くは何か大きなストレスが架かったりすることが原因です。もちろんそのようなストレスを完全に取り除くことは出来ませんが、少なくとも今自分のおかれている状況を冷静に判断することが出来ます。

人間は意外に自分の置かれている状態をなかなか冷静に判断できません。本当は少し上から俯瞰的に自分を見ることが必要なのですが、何かをやっている最中やどうにもならなくなったときはそのようなことがあまり出来ません。

そういった意味で自分の状態を冷静に判断してもらうことも体調管理を行う上で非常に重要と思うのです。無理をし続けて具合が悪くなってからだとそれを取り戻すのに倍以上の労力がかかってしまったりします。

特に身体を壊してしまっては、元に戻すことも出来ません。
今は歯の治療から全身との関わり、そして自分を一定の状態に保つことの重要さを考える治療へと考え方がシフトしてきているのです。

2014年9月13日

かみ合わせを含めた全身の治療をしていると最近、老化は一体何なのか?と思うようになります。

噛み合わせ治療でゆがみを取ってゆくと、大体の人が若さを取戻し、肌のつやや、顔色、気分まで変わってきます。

どうしてこのようなことが起こるのか?そして、そもそも一体老化とはいったい何なのか?と最近考えるようになって来ました。

そして私が考え付いた結論は、「老化とは、代謝しきれなかった老廃物の沈着と、それに伴う筋肉の硬直、そして、筋肉の硬直に伴う全身の歪み、その歪みがさらに血流やリンパの流れ、脳脊髄液の流れを阻害して、全身の細胞、器官の機能を奪う過程」ということです。

かみ合わせがくるっている場合は、老廃物がたまった結果でなくても、歯の生え具合で顎の位置が歪んでしまうので比較的若い時期からもこのような老化の原因が起こりやすいと思います。

ですから、かみ合わせを治すことによる良い結果が現れやすいのだとと思います。特に口の周りは、呼吸に関係していたり、頸椎の位置に関係していたりするので、歪みによる影響は特に強くあらわれます。

このようなことを考えてゆくうちにかみ合わせ以外でも、老化を防ぐことには2とうりの手段があることに気が付きました。

1、まず老廃物をためないようにする事です。これは自分でできます。

「日頃摂取するものには量と、質を特に気を付けろ」、ということです。
現代人は食べ物には困りませんから、とにかくよく食べます。3食必ず摂取する人も多いでしょう。しかしこれはカロリー摂取のし過ぎだということです。

また食品に含まれる添加物も肝臓に負担をかけます。できるだけ加工の工程が入っていない自然のものを食べるべきでしょう。

一日男性で2000kcal程度摂取すべきという栄養学の常識は正しいとは思えません。食事の摂取は控えめにしましょう。
私の場合、身体の調子が良くなり、全身の血流が良くなってきてから、明らかに一日の摂取カロリーが1800kcalを切っていても体重が増えるようになりました。ある程度年を取って代謝はそれほどないのに栄養の吸収が良いからでしょう。

そして、お昼にきちんとした食事をすると、胃がもたれがひどくなり診療に差し障るようになってきたのです。

現代人はストレスに対する反応として過剰に食欲を刺激されます。それによって過食をしてしまう人も多いと思いますが、これは健康で生きていたいのならどうしても取り除くべき習慣なのです。(こんなことはすべての人が言っていますが・・。)

過食は人間の寿命を縮めることは、よく昔から言われていましたし、長生きで健康な人は腹八分目、食事は控えめという人が多いです。要するに過剰に胃腸に負担をかけず、必要な栄養だけ摂取し、必要以上の負担を臓器にかけない(添加物なども摂取しない)ことが健康で長生きの鉄則だと思うのです。

女性が平均的に寿命が長いのも、男性よりもはるかに少食であることと、添加物などにも配慮する傾向が高いことと明らかに関係していると思います。

2、そしてもう一つは、体の老廃物を取り除く事です。これは他人の力も必要となります。

よく女性はデトックスといいますが、年とともに内臓を含め体中の筋肉にはしこりとなったたくさんの老廃物がたまっています。
それをマッサージなどで刺激して取り除くことが一般的ですが、私が歯に治療と一緒に行う場合は特に多く溜まるポイント(トリガーポイントとも呼ばれており、こは触れただけでも激痛があるのですが)から順番に老廃物を根気よく取り除き、最終的には内臓を含めた全ての筋肉の老廃物を取り除いてゆくのです。

私自身に関しては、整体などに通って、筋肉や内臓に老廃物がかなり少ない状態になるまでに8年ほどかかりました。歯医者という職業柄、どうしても体に無理な態勢や集中による緊張、ストレスによる食べ過ぎなどがあったからだと思います。

一般的には、筋肉の緊張を取り除くだけでは、しばらくするとすぐにまた固まってきてしまいます。これは刺激するポイントが悪かったり、やっている人技術が悪かっただけでなく、老廃物を取り除いたことで筋肉が緩んで循環が良くなり内臓の機能がよくなった分、食欲が増して過食をしたり、元気になって夜更かししたりといった、わざわざ良くなった分を取り消すような老廃物をためる行為をしてしまうからだと思います。要は自分で老廃物をためないよう配慮する気があるかどうかです。

私の患者さんも矯正治療による顎に位置の変更と同時にこのような老廃物のしこりを取り除いてあげると、「無理がきくようになった」とか「食欲が出てきて、元気も出てきた」などと言って、内臓の老廃物まで取り除けきる前に老廃物をためてしまう人が多くいらっしゃいます。

身体の表面の筋肉の老廃物が取れただけでも、このような体調の良さを実感できるのですが、最終的には腸や胃など内臓の筋肉全ての老廃物が取り除かれた後、さらに過食などの内臓にストレスを与えることや、睡眠不足などのストレスを与えないように気をつければ、老廃物をためる前に排泄するという良いサイクルとなり、非常に良い体調と健康状態を獲得できると思うのです。

本来の健康管理とはこのようなことを言うのだと思います。
いろいろな健康に関する本に書いてあることは正しいことは正しいと思いますが、体の老廃物を取りのぞく→体に老廃物をためない→内臓の老廃物まで完全に取り除く。といったレベルに達するまで根気よく努力し続ける人はそうはいないのも事実だと思います。

でも理論がわかり、治ることがわかっていればやり続けることができると思うのです。

2014年9月12日

お口の中は、体の中でも、最も不潔になりやすく、しかもきれいにしにくいところではないでしょうか?

よく昔の人が「耳のうしろと脇の下はいつもきれいにしておけ」なんて聞きますが、人間の汚れがたまりやすい部分は結構決まっています。

加齢臭や、嫌なにおいがするのもわきの下や、耳の後ろだったりします。また電車に乗っていて臭いを感じるのは体臭のほか口臭もあります。

口はとりわけ体中の悪いものがたまりやすい場所だと歯科医していてつくづく思います。

口を見るとその人の健康状態がわかるのも、歯科医としての経験からです。健康な人は歯茎の色が違いますし、ストレスを受けたり、悪い食べ物を摂取していたり、飲酒、喫煙がひどかったりすると唾液の成分は変化し、口の中はねとねとし、汚れを付けやすくなります。

そしてその汚れが取り除かれると、唾液の出方が変わり、健康状態ガラッと良くなります。

歯の汚れとりはもちろん、私の場合は、虫歯や根の治療の際、できるだけ顎や首、そして頭の周囲の筋肉の緊張を取り除くよう軽く指圧しています。
そうすると、緊張していた顎が緩み、口の中だけでなく、顎周囲で滞った血流も改善し、老廃物が排除されやすくなり、次回いらしたとき唾液の出方まで全く違ってきます。そして実際に本人にも体調の良さを実感してもらえるのです。

多くの歯科医も医師も自分の治す臓器しか見ないで、そこを取りまく周囲の筋肉などをあまり目をやりません。整形外科の先生が骨だけを見て診断し、筋肉の緊張や体のゆがみを診断しないように、歯医者も歯は見ますが、顎の筋肉の緊張具合、骨の位置関係などを十分に観察する先生は少ないと思います。

もちろん、感染したり、失った部分の歯を観察し治療することは基本ですが、顎周囲の筋肉や、下顎骨の上顎骨に対する位置関係の観察は治療にとって非常に重要なのです。

私が診療した患者さんに「小顔になって痩せたの?と聞かれた」とか「整形疑惑になっている!」とよく言われますが、これはかみ合わせの位置と、顎の緊張を取り除くことを常に歯の治療中も、矯正治療中も同時に行っているから起こることで、単に親知らずを抜けば小顔になるといったような単純なことではないのです。

治療をしてきた経験では多くの患者さんは顎周囲の緊張が強すぎて、下顎の骨の形をきちんと判別することが難しくなっています。
また、頸椎の後ろの筋肉が緊張して頸椎の位置のゆがみすらきちんと診断することが難しくなってしまっています。

ですから、治療をしながら、これらがはっきりわかるようになるまで、顎周囲と首の周りの筋肉の緊張を取り除いていくという根気のいる作業が必要になるわけです。これは歯医者の仕事なのと私も昔は悩んでいましたが、実際の治療成果を見るとこのような仕事も歯医者がやるべきと確信しているのです。

従ってマウスピースを入れただけで簡単に治ってしまうタイプはもともと歪んでいなかった患者さんで、歯の治療されて一気に調子が悪くなった場合ぐらいで、多くはゆがみと筋肉の緊張とが固着化が複合して起こっておるので治療は楽ではありません。

これらが自分の体に襲ってくると、生活習慣、飲酒、喫煙習慣など、苦しみから逃れるための行為にはまり、、却ってさらに症状を悪化させていることも少なくありません。

私たちが、患者さんの仕事環境や、生活環境にまで注目するにはこのような理由があるからです。

2014年9月10日

噛み合わせの治療をして15年以上の年月が経ちますが、治療をしてゆくと患者さんの運気が変わると感じることをしばしば体験します。

不妊治療をしていた人がすぐに子供を授かったり、仕事で海外に飛躍する人がいたり、結婚が決まったり・・。

まあ人生のタイミングもありますから、たまたまそのようになることもあるでしょうから、あまり、気にはせず、「この人がいろいろ良くなって本当によかったなあ」程度に思っています。しかし、患者さんがかかった費用に対して結構満足してくれているのはそのような「歯と関係あるの?」と思うことも何となく実感しているからかもしれません。

しかし、よく考えてみれば、「口の中は虫歯だらけ、炎症だらけ、かみ合わせはずれて体もゆがんでいる。」こんな状態で運気が上がるわけもありません。

人間は食べて生きているだけではありません。太陽や、大地のエネルギーをもらって生命エネルギーを維持ていると私は考えます。ですから顎や体が歪んでいれば、それらを十分に取り入れられないし、体の中でうまく回すこともできないと考えるのです。

電車でいろいろな人の顔を観察しても、完全に左右対称な人は少ないし、バランスのとれた体を持っている人はなかなかいません。

顎が極端に右や左、後ろに曲がっていて運気が良くなるもありませんし、顔も歪んできますからその人の印象も良いとはいいがたくなります。私の経験ではこれらのゆがみを治してあげると、顔はもちろん変わってきますが、体を流れるリンパや髄液の流れ、血流が変わってきますから、当然顔色までよくなって、その人のイメージが変わり、精神的にも快活になってきます。

これは矯正治療がうまくいった患者さんを見たことがある人であればだれでも否定しないことだと思います。

歪んだままでは最後は病気にまでなってしまいますが、病気にならなくても「どうも体調が今一つである」、といったことはこの歪みが原因であることは間違いないでしょう。

いつもおなかがすぐ痛くなる、体力が続かない、集中力がない、などのような病気とは必ずしも言えないこともゆがみと関係していると私は確信しています。実際患者さんが治っているのも経過として見います。

そういった意味で、かみ合わせのゆがみ、そして体全体のゆがみを取る治療こそが、これからの本当の医療といえるのではないでしょうか?もちろんその為には、ゆがみを直す治療法の方法論をきちんと確立必要があると思います。そういった意味でCT撮影は私の助けになっているのです。

今までのような、「病気になってから手術をする、薬を出す」このような治療では本当の健康を実感することはできないと思うし、今後医療費が減る可能性はきわめて低いでしょう。しかし、医療はこのような目に見えた結果のでた病気の処置以外には全く無力です。
というか、顎や身体のゆがみなど診断の対象ですらありません。これからはそれらを取り入れた治療が行われるべきだと思うのです。

2013年10月14日

現代人は、昔の人とは違い、様々なストレスと戦わなければならなくなりました。大きな例は、寝不足や、ネット中毒、ゲーム中毒、食品などから摂取する危険な添加物などです。

それがために、昔では考えられなかった疾患が増えてきたのです。

多くの医者が治療がお手上げである、膠原病や、リューマチ、そしてアトピー性皮膚炎などが大きな例です。

また原因不明の疲労感や、虚脱感、精神的にやる気が起きないなどの、一見病気なの?と疑ってしまうような疾患が増えています。

しかしこのような疾患も歯の治療を含めたかみ合わせの治療を行うことによって治ることがわかってきました。
しかし、もともとの原因である、上記のようなストレスは取り除けるだけは取り除いておく必要があります。

さて、顎の位置が狂うと、実は、顎周囲についている筋肉が特定の部位だけ緊張を始めます、初めはそこだけが緊張していた状態も、その緊張が、ほかの筋肉にも波及し、最後はすべての筋肉が、無意識で全く力を入れていないと思っている状態でも緊張した状態になります。

これは首周囲の血行を妨げるだけでなく、頸椎などの位置転移をともない、第一頸椎、第二頸椎の後ろにある延髄を圧迫するさえあります。

これによって、首から下の機能は完全におかしくなります。

これらの問題は結果的には、良く老け顔、などと言われるような、エラが張り、瞼が下がった(眼瞼下垂と呼ばれています)顔貌へと変化させる要因にもなります。

かみ合わせを治すとともに、この筋肉の不均等な緊張をとりのぞいて行くと、今までの常識では考えられなかったことが起こります。

実際私が治療した経験では、足のしびれや手のしびれが治ったり、場合によっては、リュウマチや、アトピーまで改善したりしました。また人によっては喜怒哀楽の激しかったり、何かに固執しすぎる性性格まで改善したりします。

なぜそうなるのか?私もずいぶん研究してきましたが、最近やっと理由がわかってきました。

ここに大きく見て、かみ合わせの改善に伴い、あご周囲の筋肉の変化と、それによって首の筋肉と、脳脊髄系の循環、そして頭蓋骨の変化が関係しているのです。

これは、何名かの患者さんのCTやMRIの像を分析した結果わかったことです。
なぜこのような像を手に入れれたかというと、患者さんが原因不明の病気で、医者に撮影してもらったものを、私のところに持っていらっしゃったことが少なからずあるからです。

実際、私が診断すると、現在患者さんに起こっていることは、レントゲン像から容易に判断できるのに、医師は全く無力であったということです。。

なぜなら先生は今までの常識にとらわれ、私の考えるような観点で診断することが絶対にないからです。医師は問題ないと診断しますが、それは、腫瘍や血栓、ヘルニアなどがないだけで、それだけでは正常とは必ずしも言えないからです。

つまり、診るべきポイントを完全に誤っていたということです。

ほとんどの医師が、セルシンなどの精神薬や多種多様の対症療法薬を処方し、そのせいで、肝臓まで傷めてしまっている患者さんがほとんどでした。

少々ましな先生でも、漢方薬を処方するのが関の山で、とても原因追及をする先生は皆無としか言いようがありません。


これでは完全なる医療費の無駄と、行われている行為が、単に患者を傷つけるだけの行為になっている気がし、非常に残念でした。

2013年1月14日

歯科医療に私は20年以上も従事していますが、非常につよく感じるのは、歯は全身の状態を示した鏡であるということです。

歯の状態が悪い人は、歯が悪いだけではなく、全身の状態も決してよくありません。

「歯ぎしりをする」たったそれだけでもいろいろなことがわかります。

「非常にストレスのある仕事をしているのか?」とか「無理をして働いていないか?」
など、歯の状態を見て想像してしまいます。

どんなにこちらがキチンと治療しても、普段の生活に無理があれば、歯ぎしりで歯にひびは入るし、歯をきちんと磨く余裕はなくなりますし、免疫能は落ちて、顎は緊張して唾液が出にくくなり、結局虫歯になりやすくなります。

つまり、治療は全身管理と両輪であるということです。

これは体に疾患がないのとは違います。疾患がなくても体にとってよくない生活をしていれば、必ず歯には表れるのです。

つまり、歯を見て生活そのものを見直すことが、体に疾患が現れる前の予防になるのです。

歯はほとんど患者さんが治療をするので、これほどよい、予防医療への入り口はないでしょう。

本当の歯科医療最前線とは、無くなった歯をインプラントで補うのではなく、歯から高度なレベルの予防医療へと進んでゆくことではないでしょうか?

実際私どもの医院では、患者さん自身が気づいていない、睡眠不足や、ストレス過多について、できるだけ指導をしてゆくようにしています。

実際、そのことがきっかけで、生活習慣を見直したり、食事に気を遣ったりする方も多くいらっしゃいました。

歯も治って、全身にも興味を向けてくれたわけです。

日本全国の歯科医院がこのような姿勢でいれば、保険医療の破たんも避けれれるのではないかと感じます。

2012年8月 8日

昔よくテレビで、自宅の病気に、往診に来た先生が、脈をとりながら、「○時○分、ご臨終です」と言って手を合わせ、顔に布がかけられる。といったシーンを結構見かけていました。

しかし、今はどうでしょう、普通に自然死で家で死ぬと警察が現場検証に来るという、なんだか変な世の中になってきました。

いくら世の中が変わっても、自然死が普通に受け止められないのはいささか異常といえます。

それは、一般の人も感じているようで、死ぬ間際の、自宅療養ができないときの入院は致し方ないでしょうが、自宅で安らかに死にたい人は多いようです。

できれば最後まで自力で生活できて、力尽きて死んでゆくのが理想ですが、いろいろな不自然な延命法や、若返り法があって、どうも自然な死をできる人が今や少なくなっているのではないでしょうか?

ではどうすれば、自然死に近い状態で死ねるのでしょうか?

やはり、不自然な生活をしない。(早寝早起き、日の出とともに起き、日の入りとともに寝る)

口の中に入れるものには気を付ける。

生活の中で、余計な不安や、度を越した欲を持たない。

というのが重要ではないでしょうか?
睡眠不足や、食べ物の質が悪いと健康の質が著しく下がることを患者さんで確認しています。
また余計な不安は、ストレスを生み、首や肩そして全身にコリを生じて、健康の質を下げます。

度を越した欲を持つ人は一見若々しく見えますが、体の中はボロボロといった人が多いようです。

いずれにしても今の高度に発達した現代社会でも、いかに自然に生きるかが重要だと思うのです。

それを守って、眠るように死に、死ぬ間際によい死に方ができたとほくそえみたいです。
そんな大いなる実験をしています。

2011年12月29日

健康と歯は実は非常に深い関係があります。

多くの人たちが、人生の終末に、全身管だらけにされて、苦しみぬいて死んでゆきますが、はたしてそれが、本当の人間の終末のあるべき姿でしょうか?

そもそも、動物たちは、昔からよく話がある様に死期が近づくと、死に場所に移動してひっそり死んでゆくと言われています。

象も滝の裏の墓場へ行くとか、猫も急に飼い主のもとから去っていつの間にかいなくなるなんて言われています。

実際、理想の死に方は、ろうそくの灯が消えてゆくように往くのがよいのでしょう、眠る様に。

しかし、現代医療のおかしなところは、それが病院は、ほとんどおこらないということです。
つまり、薬づけにされ、本来はまだ死ぬ時期ではないのに、死んでゆく。あるいは眠る様に死のうとしているのを無理やり延命しているとしか思えないのです。

本来の健康な状態で人生を送れば、私は、人生の終末は、眠る様に終えることが出来ると思うのです。

そのためには体に良い食べ物を食べ、本当に必要な時以外に薬を飲まない事でしょう。


そして何よりも大切なのは、歯の治療をきちんと受けることだと思います。

患者さんの健康を少しでも良くする治療法を考え、治療技術を極めることに努力する人先生がもっと増えれば、みんなの健康状態も更によくなると思うのです。

人によって歯科治療の値段に対する評価はまちまちでしょう。

しかし、歯を長く持たせ、正常な機能を持たせ、患者さんを健康な状態へ誘導する。
実はそれはそうたやすいことではありません。治療技術を取得するまでにたゆま努力が必要すし、今後もさらに努力が必要でしょう。

歯科医はもう少し評価されてもよいのではないかと思います。

2011年8月26日

歯を治してゆくうち、敏感な人ほど健康に気を付けるので、体の良い状態を維持しやすいと感じるようになりました。


人間の体は、無理をしたり、不適切な使い方をすると、必ずそれはいけないをサインを出します。


しかし、鈍感な人はそれに気が付かず、どんどん無理を重ねてゆきます。その結果大きな病気になってしまいます。


自分自身もそういった点では鈍感な人間だったと思います。
体に手を入れるようになってから(整体や歯の治療)、自分の体がいかに壊れ始めていたかを器が付くようになりました。


結果、今は、昔よりさらに、暴飲暴食はしないし、ましてや睡眠不足、過労はしたくてもできない体になってしまいました。


よく、横になっていたら、朝までソファーで寝てしまったなんて人の話も聞きますが、私が今それをやったら、体中痛くなってしまうでしょう。


そういった意味で、体が敏感になることは、ひどくなってしまう前に気が付くのでよいことだと最近思います。


よく、しょっちゅう具合が悪いと言っているおばあさんが長生きして、何も言っていなかったおじいさんが突然死んでしまうなんて事がありますが、これもそういったことが理由かもしれません。

2011年8月24日

歯科医療は、審美や、インプラントなどが注目を浴びていますが、実際は人間の健康の根幹にかかわる非常に重要な分野なので、歯医者が作るブームに注目するのではなく、もっと違った意味で注目されるべきでしょう。


ライオンでも、犬でも牙が折れれば食事ができず、すぐに死んでいました、今は流動食なるものがあるので生きながらえることは出来ますが、やはり、物をかむということは健康に非常に重要な意味をもつと思います。


歯を20年近く治療してきて思うのは、歯のみならず、顎の筋肉は非常に健康にかかわりが深いのです。

何年間も寝たきりだったおじいさんが、入れ歯でかめるようになった瞬間から、起き上ったなんて話はよく聞きます。

食べると言うことは、栄養を取り入れるために必要なだけでなく、首や体全体の姿勢を制御する重要な役割も担っています。


ですから安易にかみ合わせを変えたり、かぶせもにしたりすると、全身に大変な問題が起きるのです。

またこのようにして起きたことは、お医者さんでは治せず、歯医者が治すしかないので、やはり、歯科医と言う職業だけでも立派な医療の一分野を担っているのだと思います。

2011年7月16日

現代医療は、今まで治療不可能と思われた人々を救ってきました。


薬に関しては抗生剤の発見によって、薬が万能のように考えられるようにもなってきたのは疑いもない事実です。

でも薬は効果がある半面大きな副作用があります。ですから私は薬はめったに飲みません。
どうしようもないほどおなかが痛くなったり、食べ物にあたったり、しない限り少々の痛みでも痛み止めは使いません。


後が怖いからです。


私が歯医者になってよかったと考える事の一つに、薬というものを使わないでほとんどの歯科治療がおこなえるということです。
薬は一時は使うのはよいのですが、使い続けると体に問題が起きることが非常に多いからです。
虫歯は取り除けば終わりですし、根の治療は汚れを感染した歯と一緒に取り除けは治ります。


薬は、麻酔や、ある種の感染症に対する抗生剤などは非常に効果がありますし、一時的な痛みを止めるための痛み止めも効果は抜群です。


ところが、原因を取り除くと言った意味で考えるとどうでしょう?
特に慢性の病気は薬では治すことは不可能ではないかと思います。
ほとんどの慢性疾患の薬は、結局症状を抑え込むだけで、治ったように見せるだけだからです。症状を止める役目はあっても、根本的原因を取り除けるものはほんのわずかしかないからです。


そこで、東洋医学のような漢方、鍼灸、あんま、整体などが必要になってくるわけです。体質自体を変えると言った考え方です。


また西洋医学でもオステオパシーと言って疾患を全身の症状としてとらえて治療を行う分野も実際に大きな効果を上げています。


多くの歯の治療は、虫歯を取り除けば、きちっと痛みは消えますし、根の感染源を洗い流せば、根の痛みは消えてしまいます。ですから、割と単純と思っていました。


しかし、最近歯周病や、歯のひびが原因の虫歯、顎関節症等は、単に感染を取る治療だけではうまくいかない事が分かってきました。


歯周病は糖尿病など、免疫系が弱くなると発症しやすくなりますし、男の人では50を超えると、体力や代謝が落ちてくるので、ほとんどの人がかかりやすくなっています。

歯のひびも、全身の体力が落ちて、全身の筋肉の硬直が取れにくくなったり、循環障害がおこって体がリラックスした状態に戻りにくくなてくるに従い、かみしめが多くなってくる事が原因です。
もちろん咬み合わせが悪ければかみしめはさらにひどくなり、悪循環がおこります。


つまり、全体的に落ちてきた代謝を上げ、血液やリンパ等の循環をよくしないと、歯科疾患も治りにくいのではないかと思います。


そういった意味では、歯科治療も体全体と深く関係があると言わざるを得ないでしょう。


私の場合は患者さんに肩から上の体の緊張に気が付いてもらい、それをできるだけ和らげるようにしてゆくと、かみしめも少なくなり、全身の循環も良くなるので体調は改善し、歯科治療もやりやすくなります。

多くの場合、かみしめによって、徐々に奥咬みになってしまっていて、顎や肩、首の緊張が抜けなくなっていることが多く、それが、ひどい顎関節症と、循環障害の原因になっていることがあります。

特に奥歯の治療をされた後に咬み合わせが低くなってしまってから調子が悪くなる人が沢山います。
でも咬み合わせが原因と分からない事も多いようです。

2011年6月28日

お口の中を見ていると、様々なことが分かります。

特に全身の調子が悪い場合はいち早く歯に現れます。

昔から年を取ると、「目」、「歯」、「腰」といった順番に調子が悪くなると言われていますが、まさしくその通りだと思います。


自分もひどいストレスがあった時は、めったに虫歯が進行したことがなかったのに、急に痛みもなく大きな虫歯が出来ていました。


歯が悪くなれば、当然咬み合わせが悪くなるので、「腰」にも来るのだと思います。
そういった意味で、歯は昔から皆さんの悩みの種だったのでしょう。


入れ歯では、「家一軒分お金をかけたが、治らなかった」なんて話はよく聞きます。
とにかく入れ歯の治療は難しいのでそんなこともあるでしょう。

入れ歯でなくて、インプラントならもしかしてうまくかめるかも?なんて期待をしてしまうのも、入れ歯で悩む人が多いからでしょう。

とにかく、早くから入れ歯になってしまう人は、全身の状態もあまりよくありません。
糖尿病などがあると歯は比較的早く失ってしまいますし、寝不足や、異常なストレスがあることも歯にとっては大敵です。


医院にいらっしゃる患者さんには、生活態度を改善してほしいとお話しますが、みんながみんな改善してくれるわけではないので、歯を治しても、全身が良くならないとまた治療が必要になってしまいます。


ストレスはとにかくかみしめを生んでしまうので、知らない間に歯に「ひび」が次々と入ってしまいます。寝不足も同じく非常なストレスを生むので、同じようにかみしめしてしまうので、良いことはありません。


日本もこれから、高齢化が進み、ますます医療費がかかって、財政難になってくるでしょうから、健康保険の費用も今のまま垂れ流しに際限なくかかかっていては国自体が破産する事が避けられなくなってくると思います。


国に歳出削減を求めるのも一つの方法ですが、個人個人が自覚を持って、将来の健康保険にかかる費用を抑えるためにも健康に関心を持つのが、実は一番の財政再建の近道のような気がします。

2010年6月28日

歯と首は非常に強い相関関係があります。

私がそのことに気がついたのは最近のことです。
というのは鞭打ちを経験した患者さんは、歯の治療に対して非常に敏感になっているということからです。

首に強い力がかかったり、頭に強い衝撃を受けた人は、噛み合せをほんの少し変化させただけで首のみならず、全身に大きな不調が現れます。
また、逆に噛み合せを治療してゆくと、首の調子が格段によくなったり、手の痺れ、内臓の不調等が改善したりします。

首は実は人間の体の中でもかなり重要な神経が集中して存在している場所であり、また首が前後左右どちらかに変異するだけで、手がしびれたり、内臓の不調まで訴える人がいます。

腕に関しては頚椎5,6,7番から腕に向かう重要な正中神経、尺骨神経、正中神経に神経がむかっているので、腕の機能と首との関係は非常に緊密と考えられます。

これらを考えてゆくと、単に噛み合わせをいじることが全身に多大な影響を及ぼす可能性があり、安易な態度で噛み合せを治療することは非常に危険ではないかと思うのです。


しかし、実際に困っている患者さんに対して、何ら治療を行わないことも良くありませんから、患者さんの反応を見ながら慎重に治療をおこなって行くべきでしょう。


幸い今のところ、ほとんどの患者さんで改善が認められているので、ほっとしているところです。しかし、良くなると言うレベルも更に向上してゆかねばならないと思っています。今は患者さんの協力も得ながら、MRIによる診断も必要ではないかと考えています。

また治療によって症状が改善すると、必然的に患者さんの要求するレベルが高まり、もっともっとということになります。
それに挑戦することがさらなる治療レベルの向上につながると、思っています。

2010年6月21日

歯と体は絶対に大きく関係しあっています。しかし歯を治したからといってすべてが解決するとは限りません。

お話を聞いてみると、「どうもこれは歯を治療する以外ないな!」といった患者さんもいらっしゃれば、「これはさすがに歯を治しても結果が出るかわからない」といった患者さんもいらっしゃいます。

歯を治療されてからおかしくなった患者さんも、ある程度よくなった後徐々に更に調子がよくなってゆくパターンと、劇的によくなるパターンとがあります。

私が見てきた限りでは、歯も治してなおかつ体の状態も調整してゆく必要があると思います。

例えば体の中にある悪いものは調べてもらい、取り除くことも必要ですし、整体などで体のゆがみや循環をよくしてもらう必要もあると考えます。

私の場合は体の調子が悪くなると、すぐにお腹や肩や首などが硬くなってきます。そうなると腹痛がひどくなったり、循環も悪くなるので、全身的に倦怠感が襲ってきます。

たとえ年のせいでも、これらは手を入れてもらうとある程度ベストの状態にもってゆくことができる気がします。

このような症状も30歳台半ばまではあまり感じませんでしたが、40歳になった頃に急にひどくなりました。

私の場合は30台前半から、一定の季節ごとに欝のような症状に襲われ、そのときはたいしたことでもないのにひとつのことしか頭で考えられないようになり、常にイライラしてしまっていました。

一時はカルシュウムが足りないのか?とかいろいろ理由を考えたりしましたが、今考えてみると、噛み合せと体のゆがみが非常に大きな原因だった気がします。

男性の場合は多くは40の声を聞く頃にこのような症状が激しくなる傾向があり、女性の場合は30歳ぐらいからひどくなっている気がします。

人間の寿命が50歳であった頃から考えると、確かにその頃の年齢で体の状態が変わってゆくのは当然といえば当然なのかもしれません。

このようなゆがみはサプリメントなどを摂取しても改善できないと思います。
日本中でマッサージのお店があれほど沢山繁盛しているところを見ると、潜在的にはゆがみを起こしている人は相当多くいらっしゃるのではないかと想像に硬くありません。


自分なりにストレッチなどをするとかなり効果的ですが、これも調子が悪いときはつらくてなかなか思うようにできません。ですからこのようなときは人の手の力を借りることはお金を払ってでも惜しくないことかもしれません。

もちろん、噛み合わせなどの治療もきちんと行ったほうがよいと思います。

2010年1月24日

睡眠時無呼吸症候群は、非常に厄介な病気で、循環障害による脳梗塞などの原因にもなる非常に危険な疾患です。

この疾患の有効な手段に歯科治療があります。

これは、寝ている際に歯を前に出す装置を入れることによって無呼吸状態を改善することが臨床的にも認められているからです。

当医院でも、ソノムデントのものや、オリジナルで開発したもの、ワンピースのものと、いろいろ用意しています。

「昼間に眠い」、「体がだるい」、「夜に頻繁に目が覚めトイレに行く」、「いびきがひどい」

高齢者でもないのにこのような症状がある場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと思います。

ぜひ一度ご相談ください

2010年1月20日

歯が体全体に大きく作用していることはよく知られています。
一体どのようなメカニズムによってそのようなことが起こっているのかは容易に説明できるものではありません。

たとえば、よく見かけるのが自律神経系の異常です。

これは、もちろん肉体的に問題があることが原因であるのですが、それ以外にもかみ合わせが悪かったりすると顕著に現れることがあります。

私の患者さんでも歯の治療をしてゆくうちに、ラバーダムさえかけることができないほど嘔吐反射(喉を触られるだけで吐きそうになる)患者さんが、何をしても全然吐き気を起こさなくなったり。
嫌な人のことを考えただけで心拍数が上がり、異常に緊張する、といった人たちが治っていくのを見てきました。

このように思いもしない変化が起こるのは、おそらくかみ合わせが首の筋肉の相当大きな影響を持っているからだと思います。
それがためにかみ合わせの位置を変えることで、頚椎の形態が変化し、刺激されていたり、筋肉で圧迫されていた神経系がかわってくるからではないかと思っています。


人間は動物の中でも、2足歩行という極めて特殊な歩き方をする動物であり、これがさまざまな問題を引き起こしているともいえます。高度な進化を遂げたことに対する大きな代償です。

また生活環境が著しく変化して、体を使わない、頭ばかりを使う生活を強いられているのもきっと良くないのでしょう。

歯と体、そして生活や運動、などさまざまな要因が組み合わさって疾患が作られているので、治療も容易ではないし、場合によっては時間がかかると思います。

そこまで患者さんが理解してくれると非常に治療はやりやすくなるのですが・・。

2010年1月 3日

かみあわせと全身の症状は、かなりおおきな関わり合いがあることは昔から言われていました。
私はこのようなことにあまり関心がなかったのですが、自分の患者さんがあまりにも沢山治ってゆくので、信じざるを得なくなりました。

もともと患者さんも歯でそんなことがなくなるということは思いもしないことが次々治ってゆくのですが、はじめから、おかしかったことなど言ってくれません。しかし治ってからこんなことがあったとか、あんなことがあったとかいわれるのです。

はじめにあったのは、味覚がなくなっていたのが味覚が感じられるようになったということでした。この患者さんはナイトガードを入れただけでした。

それから、このようなことは次々起こるようになり、その後最も驚いたのは、自律神経失調症や、大人の皮膚のアトピーの症状が治ったりしたことです。はほとんど原因は噛み合わせにあるような気がします。大人になってからアトピーになるなんでおかしいと私も思ってはいたのですが、何が原因かはわからないというのが皮膚科の先生の意見で、原因がわからない病気って結構あるのだと思ったものです。

実際私も背中にアトピーができていて、かなり悩まされました。これが女性であればもっと深刻に悩むことでしょう。

私の場合はもうほとんど治ったのですが、アトピーの症状が出始めたのが先輩に治療された直後からだったのですし、治ってきたのも噛み合せを治し始めてからですから、歯の噛みあわせが原因であることは疑いようもありません。

最近感じているのは女性に多いバセドウ氏病(甲状腺機能亢進症)なども多くの人がその原因は噛み合わせにあるのではないかと思います。

というのはバセドウ氏病になる人の多くが以前に矯正治療を経験しており、しかも抜歯矯正をされています。

また共通した噛み合わせの特徴に、顎が後ろに下がっていることです。

実は顎が後ろに下がっていると一見、顎が出ている人より、きれいに見えます。
ですから、顔は美しいのですが、いかにも病的です。

これも審美性を追い求めるあまり、全身的な病気を作り出してしまっている現代の歯科医療も矛盾のひとつではないかと思うのです。

全身と歯の関係
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番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。