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2011年3月23日

私の医院では、ほとんどの患者さんにゴールドのかぶせものか、アマルガムを奥歯に使っています。


奥歯に白い歯を入れようとする人には何度も説得して、金やアマルガムを使ってもらうように説明します。

人によってはいらっしゃらなくなってしまう方もいます。
しかし、私は、今うれしいのではなく、何年もたった後に、先生に言われたとおりに治療してよかったと思われたいのです。


もちろん経営的なことを考えれば、患者さんに受けの良い、白い歯や、透明なブラケットを使った矯正は心を惹かれます。

しかし、10年以上たった時、患者さんは後悔可能性は高いでしょう。
後で後悔する可能性が高いのを知っていてそれを説明しないで治療をすることができません。

昔は私もよくわからず。審美的にしてあげることがよいことと思っていた時期もありました。

しかし、よく聞くとセラミックは自分の歯と同じように咬むのが難しかったり、歯が削れてしまって顎関節症になってしまったりと、自分が思っているような結果に必ずしもなっていないことに気がついたのです。

今、地震の後の原発の放射能の問題で大騒ぎしています。

野菜は汚染されていなくても、消費者は買わないようで、いろいろな所に問題が出ているようで、本当にお気の毒です。

でも、私が不思議に思うのは、普段通う歯医者さんのほうがもっと危険をはらんでいるのに、全く気にしないことです。

歯科は必ず血液や唾液を扱うので、非常に消毒や滅菌には気をつけなければなりません。

しかし、保険制度などの問題もありますが、感染の危険性を十分に排除できない処置しか行われていない現場を数多く見ます。

放射能は多少とってもまったく健康に害がないレベルでも買わないのに、治療で感染を受けることに関してあまり気にしないようです。


私の医院では、アメリカなどの歯科医院で一度治療を受けたことがある患者さんが多いのですが、一度アメリカで治療を受けるを日本の歯科診療所は感染の問題が怖くて、なかなか通える医院が無いと言っていました。

日本も少しづつ感染対策は進んできていますが、まだまだアメリカのレベルに追いついたとは言えないでしょう。

最近注目されているデーモンブラケットですが、何故このブラケットが注目されているかというと、生体の自然な反応を引き出して、適切な顎の位置に顎が移動するのを妨げないという点です。


ほとんどのワイヤーを縛るタイプの従来のブラケットでは、かみ合わせを強制的に決めてしまいます。

ですから一見きれいな歯並びに並んでいるように見えますし、治療期間も短く感じます。
また審美性も良くなります。

ところが首が痛くなったり、顔のどちらかが膨らんできたりと、思わぬ反応が起こります。

これは歯のかみ合わせの位置と本来の顎の位置とが狂っているからです。

これでは車をぶつけて修理に出して、外装は治したのに、エンジンは治していないようなものです。

車は走ってモノや人を運ぶ道具です。
きちんと走れて意味があるのです。

歯もこれと全く同じ、正しくかめて意味があるのです。

2011年3月22日

お医者さんや歯医者さんと聞くと、「いいなー」と思う方は多いかもしれません。
しかし、お医者さんも歯医者さんも実際は非常に大変な職業です。

何が大変かというと、とにかくどこかしら悪い人しか来ないということです。

悪いということは体の中に何かしらの悪いものを持っているのですから、それを取り除いてあげなければなりません。

しかし、その悪いものの影響をたとえ医師といえど、まったく影響を受けずに治療を行うことは難しいのです。

ですから、多くのお医者さんは早死します。

特に、治療技術があればある程、難しい患者さんがいらっしゃいますから、ますます体に影響を受けてしまうのでしょう。

ですから、私たちも、少しでもその悪いもの(目には見えない何かですが)を取り除こうと、気晴らしに、旅行に行ったり、休んだりします。この気晴らしが下手な先生はほとんど長生きできません。

もちろん医者でなくても、普通の職業の人でもストレスを感じたり、悪質なクレーマーなどで、身も心もボロボロになる人もいると思います。

しかし、お医者さんの場合はそれとは違った意味での悪いものの影響を受ける気がしてなりません。患者さんは悪いところ治してもらいに来るのですから当然でしょう。

思った以上に忙しいだけではないつらさがある仕事のような気もしますが、そう思うのは私だけでしょうか?

2011年3月17日

顎関節症の治療をしていると、患者さんにある共通点が見つかります。

一つは一番奥の歯を治療されていること。
一番奥の歯はかみ合わせでも最も重要な場所、そこを誤った高さで治療されてしまうと、顎関節症になりやすくなります。

そして二つ目はそこに使われる材料。
一番奥の歯にレジン(樹脂材料)を使われている患者さんはほとんど顎関節症になってしまっています。
強いかみ合わせの力に耐えられず擦り減ってしまうからです。

いずれにしても審美治療ではみ合わせがおかしくなる人はたくさんいます。審美の前に虫歯を治して咬み合わせを治すことを優先させたほうがよさそうです。

矯正治療で普通よく問題になるのは審美性の問題です。

しかし私は審美性はもちろん大切ですが、機能をよくすることに重点を置かないと矯正治療は意味がないと思っています。

見た目を重視するとどうしても歯を抜くことが多くなりますが、実際私も以前は歯を抜いて矯正治療をしていたものの一人として、抜いてよかったとあまり思えないのです。

もちろん口元は下がるのですが、それ以外の弊害のほうが多い気がするのです。

実はこのようなことは、自分の今まで抜歯をしてきた患者さんに申し訳ないのであまり書きたくないのですが、患者さんにとっての本当の利益を考えると、やはりそういうしかありません。

しかし、成人になってから矯正をすると、どうしても口ものを歯を抜かずにきれいにすることが難しくなります。

ですから少しでも早く、ムーシールドなどの装置を使って機能の不全を治しておくべきだと私は考えます。

2011年3月 9日

歯の矯正治療は最近どこでも見られる当たり前のことのようになってきました。

お母さん、お父さんにとっても、歯の矯正は費用もかかるし、一体いつから始めればよいのかと考えてしまうと思います。

しかし、最近私も歯科医師向けの講演会で臨床をやっているものの一人として、お話しさせていだたきましたが、ムーシールドという素晴らしい装置がこの問題を解決してくれると思います。

私がお話したのは、「かみ合わせの問題を放置すると、大人になってから、もう完全に治すことが難しくなるので、できるだけ早い時期からかみ合わせを適切な状態になるように導いてあげることがよい」といった内容でした。

ムーシールドは何と3歳児から使うことができ、費用は当医院では6~8万円(診断料金、調整料は別途)そのほかの医院でも、おおむねそれに近い金額で治療をしてもらうことができます。

この装置の素晴らしいところは、顎の成長や、かみ合わせの位置を正してあげることが小さいことからできるということです。

私も2年ほど前までは全く興味がなかったので、使っておりませんでしたが、実際に使ってみると、ブラケットをしなくても、かなり良好な結果が得られますし、最終的にブラケットをつけることになったとしても、治療期間を大幅に短くできることができるのです。

白須賀法と組み合わせると本当に矯正治療が早く終わるので、私自身も驚いています。

お近くの先生でもムーシールドを使っていらっしゃる先生がいらっしゃいましたら是非相談に行ってみてください。

2011年3月 4日

矯正治療後に顎の違和感を訴える患者さんのほとんどが、正しい顎の位置でかみ合わせが完成していません。

つまり、顎の位置は矯正治療において非常に重要といえるのです。

最近デーモンブラケットが注目されていますが、その理由の一つに、歯や顎にかかる負担が非常に少ないことが挙げられます。

デーモンブラケットはセルフライゲーションといって、ブラケットにワイヤーを縛りつけません。
そのおかげで顎周囲の筋肉に強い締め付けの力が少ないといえます。

そのおかげで筋肉の緊張が起こりにくく、顎を無理のない位置でかみ合わせることが可能になるのです。

しかし、単にセルフライゲーションのブラケットを使ったからと言って、顎が正しい位置にいくとは限りませんし、体のバランスが崩れてしまっている人は、それも徐々に回復しながら、顎の位置が移動してきます。

また場合によっては整体などの治療を受けないと完全に治らない場合もあります。

ですから、ケースバイケースで、歯のズレが一番の問題なのか?
それとも体の歪みがひどくそれが顎のズレに大きな影響を与えているかで、治療を考えないといけないと思うのです。

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番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。