«  2018年8月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2018年8月 9日

あなたが本当に歯をきちんと治してもらいたいのであれば、本物の歯科医を探すべきです。
本物の歯科医を見分けるには次のようなポイントは外せません。

1、治療に関して、出来るものとできないものをはっきりさせている。自分が選ぶ治療法に迷いが無い。
何でも患者さんの要望の応じて、多種多様のメニューを出すようなことは絶対にしない。

2、患者さんの治療に対する意思を確認する。
通ってくるのも、治療を受けて治ろうとするのも患者さんであるので、自分の意思で治ろうとしている患者さんでなければ、治らないし、治ろうとする努力もしてくれない。

3、スタッフとの治療に対するスタンスが一致している。
歯科医を補助し、助けてくれるスタッフと志が一致していなければ、良い治療はできません。

患者さんの体質を問診の中から理解し、そのケース、その人にあった適切な材料、治療法を判断できるのが本物の歯科医です。
患者さんの顔色を見ながら、いろいろなメニューを提供して選ばせるようでは、その患者さんのことを本当に理解しているのか疑わしいと思わなければなりません。

治療を行うのは歯科医ですし、責任を負うのも歯科医です。自分が必ず結果を出せる治療法を選択するのは本物の歯科医にとってはきわめて当たり前のことなのです。

2018年8月 8日

東洋医学では、人間にはもともと生まれつきもっている先天の気と、体の外から取り入れる後天の気とがあるそうです。

どんなに先天の気に恵まれ元気で、丈夫で、とても活動的な人が、いつの間にか早死にしてしまうことがあります。

もともと先天の気に恵まれている人がいますが、それがよく働けば良いのですが、自分の気のエネルギーがあるものだから、どんどん使ってしまう人が実際に多くいらっしゃいます。
エネルギーが人間の基本だと気づいて、後天の気を取り入れる努力や、自分のエネルギーを大切にして、無駄な消耗しないように生きてゆくことをすれば良いのですが、もともとあったエネルギーをどんどん使い切ってしまうのです。

そうすると、「あんなに元気だったのに!」といった人がボロボロになって早死にだったりします。

逆に体が病弱で、いつも調子が悪かった人が、結構長生きだったりします。

そういった人は、自分の体調管理を常に心がけ、無駄な体力消費を避け、エネルギーをためる努力を欠かせないことが多いです。

このようなエネルギーは年とともにどんどん足りなくなってきます。目には見えませんが、確実に人間の体の中にはエネルギーが回っていて、それが人間の生命力を維持していると思います。消耗しないように努力することはとても大切です。

私自身が、重い患者さんを診療しているうちに、エネルギーを完全に消耗し尽くしてしまったと感じたときが、今までに何回もありました。
時には、このまま死んでしまうかもしれないと思ったことも1度や2度ではありません。このエネルギーの消耗と消失の感覚は、まさしく、体の中のゼンマイが切れたような体中からエネルギーが抜けてしまったような感覚です。

この感覚は独特で、とても恐ろしい感覚です。

このような経験から、私が伝えたいことは、くれぐれも自分のエネルギーを無駄遣いしないで欲しいということです。

用もないのに出かけたり、人ごみの中に入ってゆくことは、エネルギーをもらえる場所であれば良いのですが、奪われる場所だと、大変消耗することがあります。生命エネルギーが奪われると、臓器の機能が正常に機能しなくなります。そうやって病気が起きるのだと思います。

そして、一歩進んだ考えとしては、そのエネルギーを自分に取りこむ方法を知ることでしょう。中国で行われている太極拳や、気功はエネルギーを取りこむ方法だそうです。

生命エネルギーに関しては甘く見てはいけない、生命の根本のだからです、外から取り込むことはとても重要だと思っています。

2018年7月 7日

ブラックペアンをみて、歯科医として見逃せない細かい演出を見つけました。

手術のときに使うルーペですが、皆さんも、佐伯教授の使っていたルーペと渡海一郎が使っていたルーペが違っていることに気がついた人もいたかもしれません。

佐伯教授の使っていたルーペは割と小さ目のレンズで、歯科ではよく使われるサージテルと形状が似ていました。

一方で渡海一郎が使っていたルーペは特徴のある形状でコプルーペ、こちらはカールツアイス製と明らかにわかる映像でした。

サージテルは、どちらかというと技術肌の先生が使うルーペです。ただ、重くて無骨なイメージです。

一方でサージテルはとても軽く、オークレー型のメガネに取り付けられ、スポーティーで、おしゃれです。重くないので歯科衛生士にはこちらのほうが人気があります。

ただ、レンズは明らかにコプルーペのほうが明るく、くっきり見えるので、職人肌の人はコプルーペを選ぶでしょう。

なんとなく渡海一郎のほう佐伯教授より純粋な技術肌だった、といったイメージを作りたかったのかもしれません。
しかし、テレビがそんな細かいところまで演出しているのには驚かされました。

2018年7月 6日

当医院で行う矯正治療は、通常の矯正治療と違った部分が多くあります。

その中のひとつに、「顎の3次元的な位置を変えてゆく治療」があります。
顎の3次元的な位置?といってもなかなかピンとこない人が多いと思いますが、たとえば、正面から顔を見ると顎のラインが右上がりになっていて、目が右下がりになっていたりした場合、明らかに右の奥歯の高さが低くなって顎が右後ろに下がった状態になっているといえます。つまり、顎の3次元位置が後上方に回りながら入ってしまった状況といえます。

テレビを見ていても、顔がゆがんでいる人が昔より多く見かけます。もちろん私が特にそこに注目していることもありますが、矯正治療を行った後の状態の人もいらっしゃるかも知れませんが、顎の3次元的な位置関係は治っていないケースも少なくないと思います。多くの矯正は顎の3次元的な位置まで考慮して治療は行いません。

顎が3次元的にずれると、そちら側の筋肉は常に短めの状態で力を入れる必要があるため、やや収縮した状態から力をかけなければなりません、すると筋肉は常にある程度緊張していたり、疲労が蓄積して固まりやすくなります。そして筋肉が付着している部分の骨を強く引っ張り始めます。実は顎や頭蓋骨の骨は思っているほど硬くなく、このような力で簡単に変形してしまうのです。

筋肉は緊張したままでふくれ、骨と骨との間が狭くなって肉が集まり、ずれている側の顔が徐々に浮腫んだように見えてきます。

噛みあわせを変えるための治療として、矯正治療時に歯の高さを変化させ、顎の3次元的な位置を修正すると、緊張していた筋肉は弛緩され、緊張していた塊が取り除かれ、引っ張られていた側の骨も徐々に元に戻ってきます。

かみ合わせの3次元的な位置関係を直すと、顔の骨だけでなく、頭蓋骨の変形まで治ってくることがほとんどです。それは、顎の位置関係が直ることで顎の後ろで頚椎を引っ張っている筋肉が弛緩し、頚椎の配列が整います。そして、頚椎の中の脊柱管の圧迫が取り除かれ脊髄液の流れがスムーズになって、浮腫んでいた脳が正常になるからだと私は考えています。

人間には誰しも、右か左かダメージを受けやすい弱い側があります。脳もその弱い側があります。

治療中によく頭を触りながらお話しながら、その人がどちらの脳を主に使っているタイプ(右脳(直感)型または左脳(理論)型)か考えながら、どちらの頭が浮腫んでいるか治療をし、その相関関係を実証しているところです。右脳型の人は右側頭部が浮腫みやすくは右に顎がズレやすく、左脳型の人は左側頭部が浮腫み左にズレる傾向がある様に感じます。ただし、頭部のむくみはさまざまな要因が絡んでいるので一概には言えません。

かみ合わせによる全身への影響は今後さらに無視できないものとなってくると思うのです。

2018年7月 4日

私の場合、歯の治療で薬を出すことはほとんどありません。

もともと薬は大嫌いなので、どうしても必要なとき意外は絶対に飲みません。
というのも薬で随分ひどい目にあってきた経験があるからです。

子供の頃からお腹の調子が悪く、すぐに下痢や腹痛で悩まされており、当時正露丸に砂糖をまぶしたものを無理やりの飲まされた記憶がありますが、これといって効果があった記憶がありません。

大学生になって、ある日鼻水が止まらなくなって、12時間効果が持続する鼻水を止める薬を飲んだのですが、鼻水は止まりましたがものすごく眠くなり、授業に集中できないからと飲んだのが却ってもっと集中できなくなってしまい、二度と買うことはありませんでした。

そして、歯の治療でボルタレンという痛み止めを出され、治療の後で飲むと、激しい腹痛と具合の悪さに襲われ、なんと恐ろしい薬だと思いました。

そもそも西洋薬の効果は素晴らしいかもしれませんが、副作用がひどすぎて、副作用というより、服用時の害と記載したほうが適切などの、治そうとした症状を上回るほどの害があるのは考え物です。

私も歯の抜いたときはさすがに抗生剤と痛み止めを出しますが、抗生剤は塩水でゆすいで、清潔にしていてくれれば、少し大きめの手術でも1日飲めば十分ですし、痛みどめも痛くないなら飲まないでくださいと伝えます。

薬が有効な場合もあります。
確かにインフルエンザや、重篤な感染症、そして、処置をするための麻酔薬、そして、消毒薬です。これらは薬としては必要だと思いますが、インフルエンザの薬は慎重に処方しないと敏感な患者さんで問題が出ることがあるので難しいところがあるでしょう。

しかし、それ以外の慢性疾患の薬はほとんど意味が無いし、むしろ西洋医学的なアプローチは諦め、歯の治療や東洋医学の漢方や気のめぐりを良くするなどの治療法のほうがよっぽど効果があると思います。

私自身、「常に胃が重い」、「体が重くてつらい」、「精神が鬱状態になる」、「突然不整脈が出る」といった病院にいっても治らない、処置なしの慢性的な不具合を経験してきました。そして、それらすべてを解決できる方法をやっと最近知ることができました。

まず適切な歯科治療(虫歯やかみ合わせ)はこのような慢性疾患にはとても重要だと考えます。意外に歯の影響は大きいと思います。審美治療やインプラント治療など甘い言葉に誘われても絶対にその手の治療を受けてはいけません。歯の治療の本質とは異なる治療を受ければ、問題が必ず起こるからです。

つぎに、東洋医学の漢方は慢性疾患に有効で、体質を徐々に変えてくれます。しかし診断がとても難しく、私も今勉強中ですが、表に出てきた症状から、より深い原因を探り、その原因である臓器にアプローチしてゆくような診断力が無いと難しく、中国にもそのような診断や処方が優れた先生がそう多くはいらっしゃらないようで、日本ではなおさら探すのが難しいと思います。

また、中国では一般的な気功という気を補う方法も併用すると大変効果が高いと思います。しかし気功の本当に優れた先生は日本にはほとんどいらっしゃらないので、探すのが大変です。また、漢方医と医療気功とは中国でもあまり連携が取れていないようで、それを合わせて治療を受けるのは至難の業です。今は医療気功の名医とも出会え、その先生が漢方医とも連携を取ってくれているのでとても助かっています。実際本当に体調が良くなりました。

日本の薬ずけ医療は、どう考えても医療費の大半が無駄な薬で失われているような気がします。失われた額の半分でも歯科に回せたら、そして、東洋医学に回せたらもっと人々は健康で幸せになれると思います。ただ、その技術を持っている人や、技術をきちんと教育できる人がいなければ話にならないという問題がありますが・・。

2018年7月 3日

歯の治療は、虫歯の治療、根管治療、入れ歯の治療、歯周病、抜歯術、矯正治療など、さまざまなジャンルがあります。

その中で最も難しいと私が個人的に感じるのは根管治療と矯正治療です。

この二つは習得するのに最も苦労しましたし、今でも悩むことがあります。

根管治療は特にミクロの治療になるので技術的に習得が難しく、治療時間が長くかかるため、体力的にもとても消耗します。根管治療をまじめにする先生はとても良心的な先生といえると思います。

一方で矯正治療は、全身と大きく絡んでくるため歯だけではない非常にマクロな視点で治療を行う必要があります。
残念ながら、多くの矯正治療が審美目的で行われているため、身体に対するマクロの影響を考慮した治療がほとんど行われていないのが現状です。

矯正治療による噛み合わせの変化は、体全体に大きな影響を及ぼすため、歯科医にとって最後のフロンティアだと私は考えます。

矯正治療には未だ確固たる理論が出来上がっていない正しい顎の位置を採得する技術、支点のない歯同士をコントロールしながら移動させるための複雑な支点、力点、作用点の関係を理解しながらワイヤーの曲げを利用した治療技術、そして歯がしっかりとかみ合うためにどの位置にブラケットを装着するのかという技術、3つの要素がいずれもかなり高い精度で要求されるため、非常に難解な数式を解いてゆくような治療技術だからです。

私が矯正治療を始めてから18年以上になりますが、ほとんどの時間は、顎の3次元的な位置をどこへ移動させれば身体のバランスがもっともよくとれるのか、ブラケットをどれだけ正確に位置につけることができるのか、そして引っ張れば必ずお互いに移動してしまう歯同士をどうやって自分の動かした方向へ移動させるのか、の3点の究明に費やされました。

ブラケットの位置付けに関しては幸いにして、先人の白須賀先生が30年以上の研究の上、素晴らしい理論とそれを実現するための器具を作ってくれていました。また、歯をコントロール方法に関しては、マリガンという先生が、ワイヤーの曲げ方とゴムのかけ方で歯がどのように移動するかの理論を作り上げていました。

そして、最後の正しい顎の3次元的位置は、何を調べても納得できる捕らえ方がどうしても見つからず、結果的には私自身が受けた整体やオステオパシーなどの代替医療の経験から究明することになりました。筋肉が緩むと顎はどこに行くのかという考えから生まれたもので、自分の顎をそこに移動させることで体調が格段に向上したのです。この3次元的な位置を理解できたことで、矯正治療は今までにないほどの確実に成果がでやすい治療(特に顎関節症を訴える患者さんには)になったと思います。

矯正治療で3次元的な顎の位置を決めることは、先に行き先を決めてから航海をはじめる(歯を並べる)ようなものなのです。これができるようになれば、矯正治療は今までの審美中心から、体全体のバランスを整える本当の意味での矯正治療へを大きく変貌するはずです。

2018年6月29日

最近の患者さんは虫歯が大変少なくなりました。

歯磨きをしない人はいまやほとんどいないでしょうし、人によっては毎食後歯を磨く習慣が身についていて、食べたら磨くといったことも当たり前になりつつあるからでしょう。

それなのにどうして虫歯になるのでしょうか?

多くの患者さんから、歯を磨いても虫歯になりますが、磨き方が悪いのでしょうか?といわれます。
もちろん毎日フロスを使ったり、歯間ブラシを使えばそのリスクを下げることができますが、単に歯磨きの仕方だけの問題ではないことに気がつきます。

どんなに歯磨きをきちんとしていても、半年や3ヶ月に1度メインテナンスにいらしている患者さんでも虫歯になっていることがあります。

これは、ストレスから来る、歯軋りや、何か物理的だけでないストレスが歯に加わったために、歯にひびが入ってしまい、そこから虫歯になってしまうといったケースです。

このような事が起こる場合は、たいていその人に過剰なストレスがかかっていて、お話をすると、なんとなく過剰なストレスがかかっていたことに気がついています。

そして、口の中はねとねとした感じが抜けなかったり、夜眠りが浅かったり、体がなんとなくだるかったりします。

これは必ずしも病気ではありませんが、未病の状態でも、身体に黄色信号が点灯している状態です。多くの患者さんはその時点でメインテナンスを希望されて、歯の状態はすっきりすると身体の状態も戻るようです。

歯はこのような未病の状態を真っ先に映す部分でもあります。歯は全身のバロメーターともいえます。

私たちは、このような未病に対する気づきができるようになっていただくのが、メインテナンスを受け続けるメリットだと思っています。誰しも病気にはなりたくないでしょう。しかし、それに気がつくのは本当は年に1度の人間ドックではありません。歯の状況で、身体に何か異変が起こりはじめていることに気がつけることもあるのです。

ストレスがたまると、さまざまな臓器が痛めつけられ、肝臓であれば、「怒り」、腎臓であれば、「恐怖」、心臓であれば「寝付けない、不安」など、さまざまな心の変化が起こることが中医学でわかっています。そして、それらの臓器の機能を高める食材もわかっています。

歯の状態と、心の状態を分析し、自分にどんなストレスがかかっていて、それをどう克服するかを理解することで、未病の治療になり、医者にかからなくても自力で治すことができるのだと思います。

2018年6月27日

歯科治療は、詰め物やかぶせ物、そして、矯正ではブラケットを装着するための装置や、診断用の模型マウント、リテーナーの製作、など、多種多様な技工操作が存在します。

そして、それを歯科医が自ら行うことで、自分の治療技術の験算になります。

私が、入れ歯やかぶせ物を正確に作成したつもりなのに、口の中で全くうまく適合しなかったり、噛みあわせが異常に狂っていたりする原因について理解できたのは、自ら技工操作をしたおかげです。

多くの歯科医は、自分が型取りをしたものが口の中にうまく入らないと、技工士さんのせいにします。私も実は絶対にエラーが起きないよう随分工夫して型を取ったり、かみ合わせの記録と正確に取ったりしていたので、よく技工士さんの技術を疑ったりしていましたが、実際はどんなに正確に型取りをして、噛みあわせを採得したとしても、口の中で合わないことがあります。このときはきっぱり諦めてすぐに再製作に移ります。

私は再治療や、型の取り直しをすることが効率を下げ、集中力を下げるのでとても嫌で、自分で技工操作をして治療が技工の作業工程における原因を探したり、型材やかみ合わせ材を十分に選定したりして絞り込んだりもしましたが、それでもエラーが起こることがるとわかったのです。どこに原因があるかは一度自分で検証しないとわかりません。ほとんどの人は十分な検証をすることなく、「あの辺りの作業がエラーの原因かもしれない」出終わってしまいます。でもそれでは人間の身体に一体何が起こっているかを知ることができません。

人間の身体や顎関節は非常に柔軟性があるため、たとえすべての操作が適切であって、材料も最高のものを用いられたとしても、個人個人の条件次第で、かみ合わせの位置が一晩で変わってしまうことも不思議なことではないと気がついたからです。つまり、技工や材料が原因で狂ってしまうわけではないと発見したわけです。

これは非常に重要な発見で、そこに行きつけないため、個々の患者さんの反応性や、それにあった治療法を工夫する先生が余りに少なすぎます。私がブリッジや入れ歯、そして矯正治療のかみ合わせに関して、患者さんの個々の挙動に対し動揺することなく自信をもって治療に当たれる理由は、自分で技工操作を行ってきた経験から人間の身体の柔軟性と、反応性を十分に熟知しているからといって他なりません。

顎周りのみならず、体全体のバランスが狂えば、かみ合わせに影響が出ることは実は結構起こっていることです。そして治療技術が高ければ高いほど、患者さんが治るときに身体の反応が起こり、顎周りや身体のバランスが良い方向に変化し、その変化に対応した治療が必要なのです。つまり、矯正治療などでは、昨日まで正しかったかみ合わせの位置が今日には変わってきて、1週間では耐えられないほどの狂いになってしまうこともあるのです。

本当に良くなる歯科治療は、このようなバランスを悪い状態から良い状態へと導くことができなければならないし、一体何が起こったかを理解できずに動揺しているようでは治療にならないのです。

2018年6月19日

私はエネルギーを充填するためにしばしばハワイに行きます。

ハワイは確かにパワースポットだと思いますし、日に当たっているだけで体のエネルギーが一気に戻る気がします。しかし、短い滞在時間を有効に使わないとあっという間にハワイ旅行は終わってしまいます。

私が一番大切にしているのは到着初日の行動です。到着初日にホテルに入ってプールにでも入ろうなんて思っていると、つい着替える前に一眠り、気がつくともう夕方の4時過ぎ、「そろそろおなかも空いたし食事をしないと・・」そして、カラカウアを歩いていて食事をしているとあっという間に夜になってしまいます。

ご飯を食べると、繁華街を歩いた疲れで翌日も起きるのが遅くなって、さらに時間をロスしてしまうことも・・。

こんなことではせっかくのハワイがもったいないです。
私の場合は、空港につくとホテルには向かわず、すぐにレンタカーを借りてノースに向かい、今はなくなってしまいましたがMackey'sのエビを食べます。必ずカーリックシュリンプです。

ガーリックは西洋でもドラキュラ退治に使われる魔よけの食べ物です。
飛行機はハワイまでかなり高い高度を飛行し、なにやらうれしくない怪しいものまで同乗している気がします。真偽のほどはわかりませんが、とにかくたった7時間弱のフライトとは思えないほど私の場合は疲れてしまいます。仮にうまく寝れたとしても翌日の朝ハワイに到着したときはボーっとして、これからだというのに少々眠さも残っています。

そんなとき、途中のドールに寄って休みながら、がんばってノースまでゆき、まずはマッキーズののガーリックシュリンプを食べます。ガーリックでよろしくないものも払ってもらえるのか、一気に頭も身体もよみがえり力とやる気がわいてきます。そして、ノースのお店をいろいろ回ったり、カキ氷を食べたりする元気が沸きあがってくるのです。ちなみにホテルで食べる簡単な食べ物や水をノースのロングスドラッグで調達することも忘れません。

帰りにフリフリチキンとご飯、コールスローサラダを人数分買って、ホテルで食べる夕食にします。
こうすると、ワイキキのホテルに帰る頃は十分に疲れていますが、外に出ることも無くフリフリチキンを食べてお風呂に入れば、すぐに床に就くことができ、翌日への体力温存ができるのです。

そして翌日は6時ぐらいから起きてヨガや散歩や、パンケーキを食べに行ったりできるようになるほど時差ぼけや疲れを感じなくなります。

私も最初の頃はハワイに来ても随分もったいない時間の使い方をしていましたが、このようなプランにするようになってから、たとえ滞在が2泊でも十分にハワイを堪能できます。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

ちなみにノースまでの道はドールを越えたあたりからとても空いていて、運転もしやすく雨上がりなどは左手に美しい山々が見え、ても気持ちがよいものです。

ハワイでガーリックの効用を知ってからはできるだけガーリックを食べるようにしています。刻んで軽く油であ揚げてから野菜に入れても、パスタに入れてもなんだか力がよみがえってきます。ガーリックには単なる栄養素以上の効果を感じるのは私だけでしょうか?でも食べ過ぎるとお腹を壊すので注意が必要です。

こうやってハワイでエネルギー補給をして帰国し診療を開始すると、患者さんはそれを知ってか知らずか、何かを感じて診療開始から電話がいっぱいかかってきます。

患者さんにとって歯科治療はある意味エネルギーを補給してもらう治療だと私は考えていますから、患者さんに与えることができるためにも、先生も常に自分にエネルギーを補給する必要があると思います。それが患者さんのためにもなるし、自分のためにもなるのであれば、ハワイ旅行に限らず積極的にエネルギー補給をするべきではないかと思っています。

2018年6月13日

私がまだ中学生だった頃、検診で虫歯が見つかったため、歯医者さんで治療を受けることになりました。

当時は歯医者さんは大変混み合っていて、待合室に人が溢れ、履くスリッパもすでにありませんでした。
大変急がしそうで院長の息子さんが必死に患者さんをさばいている様子でした。1時間ぐらい待たされた後、処置は10分程度で終わりました、高さをチェックしていたようですが、麻酔が効いていて高さの感触が良くわかりませんでした。しかし、家に帰ってからなんとなく違和感を感じました。

治療の予約は終わっていて、歯科医院も大変混み合っているのでそう簡単に予約も取れそうに無いし、当時は噛みあわせを調整してもらうという意識がありませんでしたので、そのまま放置していたところ、翌日からとんでもないほどに便秘になってしまいました。
男ですので、私はどちらかというと下痢になるタイプで、便秘になったのはこのときが生まれて初めてで、非常に驚きましたし、原因といっても歯の治療以外は考えられませんでした。

とにかくお腹が張っているのにまったく出る気配がありません。そのような状況は2週間以上も続きました。体調が不良になったことが無い中学生にとってはとてもつらい経験でした。

やっぱり、歯の治療が影響しているのだろうな?と思いましたが、だとしてもどうしてよいかわからなかったので、自然に治るまで待つしかありませんでした。

実はこのようなお腹に来るひどい症状は、大学6年生のときにも起こりました。このときは先輩に歯を治療してもらい、かぶせ物を作ってもらいましたが、そのときも、どうも噛んだ感触がしっくりこなかったのです。かぶせる前に、随分と調整し、高さは良くなっていたのですが、家に帰ってから顎を動かしたときに強くぶつかる感触がありました。

このとき治療をしていただいた先輩は当時大学院生でしたが、随分と虐げられた学生生活を送っているようでした。

それ以来、便秘のような、いわゆるシブリッパラになって、出そうにも出ないし、お腹は張るし、とにかく苦しくて、何軒かの内科に診察してもらいましたが、いずれも整腸薬を出されただけでした。そして症状がひどくなると、さらに背中に湿疹がたくさん出はじめ、掻くと出血するようになってしまいた。これもとても悩みの種だったので皮膚科も何軒か受診し、某有名大学の教授にも診療してもらいましたが、病名を羅列するだけで出した薬は近所の開業医とまったく同じもので、抗アレルギー薬とステロイドの軟膏でした。

このとき以来私は内科医や皮膚科医をあまり信用しなくなりました。

そのときの湿疹やお腹の張り、そして開業後によく起こっていた突然の腹痛(お腹が痛くてトイレから出れなくなり20分ぐらい冷や汗をかいていると何とか治る)などは整体や、オステオパシーなどに10年以上通い続けて、40台の中ごろになってようやく良くなってきました。
整体の先生やオステオパシーの先生は、内科や皮膚科の先生が指摘しなかったからだの悪さをいくつも指摘してくれました。このとき、医者が診ているものと代替療法で診ているものが違うとはっきり気がつきました。
そして、オステオパシーの先生は、医者や歯医者さんは体の状態は非常に悪いと良くおっしゃっていました。体の固まり具合やそれに伴うバランスがどちらの職業の人も相当悪くなっているようです。

そして、最近いろいろな患者さんにお話を聞くと、私と同じように、あまり体調が良くなさそうな先生から治療を受けて、同じような症状になった人が多くいらっしゃることに気がつきました。私の医院では割と敏感な患者さんがいらっしゃるので特に多く感じるのかもしれませんが、とにかく治療を受けてからさまざまな体調の不良が出てきたという人は少なくありません。

高さの調整が体調不良の原因になることは間違いありませんが、それ以上に治療を行う先生の体調は治療結果に大きく影響すると私は感じています。治療自体がある種の生命エネルギーの交換のようなもと考えればの十分起こりうることだと思っています。そういった意味で医師という職業は自分のエネルギーを常に高めておかないと患者さんに影響が出てしまう職業だと思っています。

私はこのことには相当前から肌で感じていました。そして、自分やスタッフの体調管理は人一倍気をつけています。しかし、普通の先生は自分の体調が患者さんの治療結果に影響するなど考えてもいないと思います。実際に多くの歯科医を観察すると背中が前に曲がり、首も背中も固まっています。これは経営だけでなく、診療行為そのもので、身体を痛めてしまうのだと思います。

今の歯科医院は、歯科衛生士の募集から、宣伝広告、経営まで相当大変だと聞きます。
確かに私も開業当初は、慣れない経営のことで心労が絶えず、心と体のゆとりが本当に無かった気がします。診療の疲れで身体もガチガチで凝り固まっていましたし、当時整体やマッサージに通うという意識もまったくありませんでした。そして、そんな時に限って、患者さんの治りが悪かったり、トラブルが多かったり、無断キャンセルの患者さんが多かったり、とストレスが増えるようなことしかありませんでした。

自分なりに精一杯治療をしていたり、患者さんのためにできる限りのことをしていても、どうしても歯車がうまくかみあわないのです。こんなことは開業医でなくてもよくある事です。

今診療をしていて、一番びっくりするは、自分の体調がよいと、矯正中の患者さんの歯の動きが良くなったり、頭蓋骨の形が良い方向に変化したりすることです。これは気功の基礎コースと、治療家コースを受けるようになってから顕著で、そういった意味でも自分の身体を良い状態に維持することは、あらゆる事態を好転させる力があると感じています。

自分の心や身体にゆとりが無い人はたとえ治療をしていたとしても、患者さんによっては却って悪くされかねないと、このような経験から私は知ったのです。

comments

trackbacks

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
番町デンタルクリニック 院長 吉田敦志(よしだあつし)

番町デンタルクリニック
院長 吉田敦志

番町デンタルクリニック公式サイト

皆さんは何のために歯科矯正をお考えでしょうか?
美しい笑顔のため?コンプレックスを解消するため?
確かに矯正治療には、そういった役割もあるといえます。

しかし、私が考える矯正治療の目的とは、健康な体を手に入れること。

私は10年以上前から、かみ合わせと体の関係を研究してきました。その結果、
矯正治療で適切なかみ合わせに導けば、体の状態は必ず改善するという自信を持つようになりました。

実は、矯正治療というものは奥が深いものなのです。