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2018年8月27日

歯並びと噛み合わせの違い

歯並びをきれいにすることは矯正治療の大切な目的です。しかし、矯正治療には見た目を治す以上の大切な役割があります。それが噛みあわせを治すことです。噛み合わせを治すことで、健やかな健康を得ることが出来るのです。

「歯並びがきれい」と、「かみ合わせが正しい」こととは全く違います。
歯並びがよくなっても噛みあわせが治っているとは限らないのです。

矯正治療を健康のために行うには噛み合わせを治すことが大前提です。ではどうすればそれが出来るのでしょうか?

1、歯並びを整える。
2、口の機能と体のバランスが取れる顎の位置を探す。
3、正しい顎の位置でかみ合うよう歯を移動させる。

私どもが必ず行っているこれらの一連の矯正治療のステップは、必ずしも一般的な矯正治療でも行われているというわけではございません。

噛み合わせを治すことによる効果
1、疲れにくくなります。
2、体のバランスが整い、やる気が出ます。
3、気持ちが前向きになります。

治療を行った骨格の変化の効果を触診とCTスキャンで必ず確認しています。実際の骨格の変化を確認することもできています。
(左は矯正前、右矯正中期、矯正後頸椎の位置と顎の位置が改善している、下写真参考)

ortho31.jpg

顎の位置を変える、この治療法で私たちが大切にしていることは?

1、歯にかける力を出来るだけ弱く。
2、顎の位置による体調の変化をみながら治療。
3、周りの筋肉や骨格の変化にも配慮

歯の噛み合わせはわずか、数ミリの変化で骨格が変化し、体調が変わることが知られています。顎の位置のずれは最大1センチ以上に及ぶ場合もあります。
私たちの矯正治療は自分の治療経験も含め20年以上に渡る研究のすえ行き着いた治療テクニックです。

噛み合わせを治す矯正治療は易しくない
痛くない矯正治療って?またその意味は?

2018年8月15日

本当の歯科治療を見たとき

私が、歯科医として大学院で3年ほど研究をしていたとき、たまたま、アメリカから臨床技術を習得した先生に出会う機会がありました。

当時、私は大学院で基礎の研究をしていたため、マウスから骨芽細胞を培養する実験にいそしんでいました。

毎日研究づけで、臨床経験が積めるのは一般開業医で週2回アルバイト勤務していた歯科医院での治療でしたが、実際には治療技術を教えてもらえる時間などなく、朝から晩まで患者さんをこなすのが精一杯の毎日でした。

そして、アルバイトをするうちに、実際の歯科医院では大学で習ったような診療をすることが出来ないのではないかと理解するようになりました。

一日で20人から30人のたくさんの数の患者さんを診療をするストレスは大変なもので、休む間のなく自分の体を酷使し、体中に発疹ができたり、首の周りにアレルギーが出来たり、診療の翌日には、朝起き上がれないほどへとへとに疲れきっているいました。そのときは自分の丈夫でない体を嘆きました。

自分が一生をかけてしようと思っていた仕事がこんな苦しいとは思いもしなかったし、診療をすればするほど身体がボロボロになってゆくのがとてもつらく、もう保険診療で生計を立ててゆくのは無理な身体だとはっきりわかるようになりました。

そんな時にアメリカの技術を教えてくださる先生に出会えたのは本当にラッキーでした。初めてその治療を見学したときのショックは鮮烈なものでした。

虫歯を取り除くときの取り組み方が、保険診療に慣れている日本の先生で見てきたものとは全く異なるのです。当然時間もかかるし、一日に診療できる人数も限られます。

まさしく全身全霊で歯科治療を行うのですから、患者さんの調子がよくなるのは当たり前といえます。

また、アマルガムを詰めて修復治療(虫歯などの詰め物をする治療)は終了するのですが、歯を元の形にに戻すテクニックは非常に素晴らしいものでした。
その日のうちに虫歯を完全に取り除き、二度と虫歯にならない状態にしたのち、治療後すぐに正常に機能するように治療を完了するという技術は日本の先生でほとんど見たことがありませんでした。

その頃大学院生であった私は、あちこちの先生が治療をするのを見てはいましたが、どうも「治療自体がぴんと来ない」というか「治っているように見えない」といった違和感があったのです。

その感覚は全く正しかったと認識したのです。日本のように中途半端な治療技術に目が慣れ、きっちり治すものがいったいどんなものなのか、考えることすらしなくなっているのが日本の歯科医療の現状だと思います。
そういった意味でも、本当の正しい歯科治療を一人でも多くの先生に伝えたいと思っています。

今はアメリカでも日本でも審美的な要求からレジンが多用されるようになってきていますが、レジンは所詮樹脂です。水を吸収する性質があり、長期間口腔内に入っていると、吸水し、削るとなんともいえない臭いがしてきます。また歯の組織に深く浸透させて接着性を出すため、除去が必要なとき、どこまでがレジンで、どこからが歯なのか見分けがつかないため、歯を余分に削ってしまうという欠点があります。

歯に充填した材料は必ず劣化してきす。そして、劣化した場合は交換が必要になりますが、そのとき必要のない歯を削ってしまう可能性がある材料はあまり好ましくありません。

毎日何十キロもの圧力に耐え、水分や酸、アルカリに耐えうる材料かといわれれば、ハッキリ言ってはレジンは不向きといえるのです。これは中学生ぐらいの教育を受けていれば容易に理解できることですが、大人の場合、さまざまな情報に惑わされ、正常な判断が出来なくなっているといえます。

情報は取捨選択が必要です。今のインターネットは、誤った情報や、利益のために誘導された情報が多すぎて、真実の答えを見出すことがかなり難しくなっているといえます。

レジン修復がこれだけ浸透した理由の裏にあるのは効率化と、省力化、そして徹底したコストカットであり、技術を必要としないお手軽な治療へと歯科医療が進んでいるのが現実だと私は思っています。

2018年8月 1日

診断・治療計画に関するご質問

Q1、診断・治療計画はおもにどんなことをされ、どのような内容がおこなわれるのでしょうか?
A1、当医院では、単に虫歯や根の不具合がある歯だけを治療するのではなく、歯とかみ合わせの状態、そして体のバランスを整えることを前提とした診療を行います。

まず患者さんの今までの経緯を十分にお聞きし、患者さんが今まで受けてこられた治療を確認し、何が原因で治療がうまくいかなかったのかを分析します。
次に、患者さん独自の体質についても検討させていただきます。同じ診療を行われたとしても、患者さんの体質によって激しい反応が出たりする場合があります。
そして、ルーペを用いた虫歯をチェック、CT撮影によって、根の病気、埋伏しているなどを診断します。

また、頭蓋骨の歪みや、筋肉の緊張具合、触診によって痛みが出る場所があるかを確認して、首から上のバランスを確認したします。

個々の歯にどのような処置を行うかの治療計画をお立てしますが、それ以外に、現在患者さんの頭蓋付近に生じている歪みや、それによって引き起こされている、呼吸器官、自律神経、頭痛などへ影響についての原因を説明をさせていただきます。

さらに、それを取り除くためのかみ合わせの治療の具体的な方法、それによって得られる効果を説明させていただきます。

また、体質によって、日々の生活や仕事などの環境で受ける歯や顎に対するのダメージが異なるため、普段の生活リズムに無理が無いか、そしてその人に合った生活リズムの作り方、養生法を提案しながら、総合的な治療計画を提示させていただいております。

人によって体のどの部分にダメージが出るかは異なりますし、その耐性も個人の体力、体質によって異なります。自分の体に合わせた、生活のリズムをつかむことが非常に重要です。

Q2、歯の治療以外に体の調整も行ったほうが良いのでしょうか?

A2、顎関節症の治療に長年携わってきて感じるのは、顎に問題を抱える人のほとんどが、まず、自分の体質が敏感であることへの理解が欠けていることが多いということです。
また、長年溜まってしまった歪みや、コリ、そして、体に溜まってしまったストレスエネルギーは、単に休養をと取ったり、眠っただけで、完全に取り除けるものではありません。
治療の効果を上げ、健全な状態に早く戻すためにも、腕のある第三者に積極的に体の調整を行ってもらうべきと考えております。

体のバランスの調整は、あまり医院や病院では得意の分野ではありません。バランス調整が得意な場所に行かれることをお勧めします。ちなみに当医院では体のこりやバランスの調整はオステオパシー、体力の低下や、エネルギー不足、過敏症などは気功をお勧めしております。

当医院でも、患者さんの体質によって、いくつかのご照会先をご用意しております。お気軽にご相談ください。


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