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2011年4月19日

なぜかみ合わせの異常が問題なのか?

たかがかみ合わせ、されどかみ合わせ

かみ合わせについてはいろいろな先生がいろいろな理論を持って、治療にあたってきました。
先生によっては、噛み合わせはわずか数ミクロンで体調が変化するとおっしゃいます。

しかし、私が研究した結果では、僅か数ミクロンの狂いで歯列全体の歯のあたりが変化するためかみ合わせが大幅に変化することがあること、そして、もともとかみ合わせのがかなりズレているのに、それにさらにずれが重なるために許容範囲を超えるので、大きな問題が起きてしまうと考えられるのです。またかみ合わせのズレは、骨のゆがみと複合して起こる為、非常に複雑な様相を呈しています。

それから、人間の歯は大人になったら動かないものと決め付けている先生がほとんどですが、実際は歯は持続的に、ほんのわずかな力がかかるだけで簡単に動いてしまうのです。

それは大人でも子供でも関係ありません。
もちろん子供の方がよく動きますが、大人でも強い歯ぎしりで簡単に動いてしまいます。

この事実は、歯科の常識を疑っていた私にとっても驚きでした。

つまり、正しい顎の位置に自分で顎を持って行けるように、筋肉を変化(弛緩)させることと、その位置である程度咬めるようにすることで、本当の意味での顎の位置の矯正治療をしたことになるのです。

ですから、ちょっと教えたからといって誰でも出来ることではありませんが、きちんと理論を理解してくれれば、どんな歯科医師でも出来ると思うのです。
muh.jpg
上の写真は子供に、かみ合わせの治療を行った例です。左の写真は術前です。骨格が左側に歪んでいるのが分かります。一方右の写真はムーシールドを3ヶ月着けて治療を行った後です。頭の骨全体の歪みが治っているのが分かります。
このように治ってくると、敏感なお子さんは体調がよくなり、集中力も増してきます。

こちらの歪み治療に関しましては今年のロッキーマウンテン社主催のムーシールド講演会にて発表させていただきました。

2011年4月17日

治療精度を決めるブラケットの位置

ブラケット矯正では、ブラケットの位置づけはとても大切です。
ブラケットは250ミクロンの位置付けの狂いで、歯が全くかみ合わなくなるほど緻密です。ブラケットの位置づけについてはこちらもご参照ください。

ブラケットの一図家が悪いと、いつまでもかみ合わなかったり、顎が滑って誤った噛み合わせの位置に移動して顎関節症発症の原因になることもあるのです。

当院では院長自ら白須賀法インダイレクトテクニックで患者さんのブラケットを正確な位置づけるトレーを作成しています。

R0011128 a.JPG技工手順(インダイレクトトレーの作成)
ブラケット装着前に患者さまの歯の模型を採得、ブラケットを仮付けする準備をします。
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ゲージ(白須賀ゲージ)を使って正確な位置にブラケットを模型上に糊で仮付けします。
DSC0227a.JPG下へ
何度もチェックした後、専用の透明シリコンとバイオスターを用いて「ブラケット装着用トレー」を製作します。
下へ
R0010717 a.JPG患者さんの口に装着します。
精度が高く装着された場合、ブラケットのつけ直しは殆どありません。従って治療時間患者さまの負担も少なくなりました。


写真で見るインダイレクト法による技工
白須賀01白須賀02

上 白須賀ゲージ・・ブラケットを位置決めするための機器
インダイレクト01インダイレクト02

ブラケットの仮付け作業。歯の倒れとねじれを見分け、白須賀ゲージで正確な高さを決めてゆきます。
白須賀法01白須賀法02

完成したインダイレクトトレー。このトレーで正確に位置付けが行えます。トレーの作成には高度な専門知識と技工知識そして訓練が必要となります。当院ではトレーの作成はすべて担当医自ら行っています。


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