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原因療法となっていない今の医療

日本の医療の本当のこと! 1、保険診療の本当の意味 日本は病気にかかっても、健康保険があって本当に幸せといえます。 しかし、この制度も遥か数十年前に作られたもの、いまや医師も患者も幸福になるためのものとは到底思えない状況になってきたのです。

いざ病気になったとき、保険制度は本当に助かります。 しかし、この保険制度は実は病気にかかった人のためにあるものです。 つまり、身体に異常がなければこの制度を使うことができません。しかし、身体に異常が起こり、治療を行うということは、必ず実害が出てしまった後ということになるのです。

今は検診も進み、患者さんの意識も向上している上、インターネットで直ぐに情報を集めることが出来るので、病気も進行していない状況で見つかる可能性が高く、現代人の疾患の形態もずいぶんと変化してきています。 そして、薬メインで治療を行う方法にも限界が来ていることは誰もが認める事実ですし、慢性の疾患に薬を使っても原因が治るわけではないので一生薬を飲み続けなければなりません。これでは患者さんとして不安に思ってしまうのは当たり前で、新しい医療の形態が求められてきていると思います。 また、いわゆる進行した疾患の状態になり、身体に異常が出てからの治療では薬や、手術など、何らかの処置をしなければならない上、たとえ処置を行ったとしても完全にもとどおりに戻ることはなかなか時間もかかるでしょう、場合によっては元に戻りません。

私はこのような医療を「結果に対する医療行為」と呼んでいます。 結果に対する医療とは、車で言うと「エアーバック、衝突安全性ボディー、シートベルト(交通事故を起こした際の装備)」といった感じになります。

このような装置はいざというとき場合よって命を守ることができるかも知れませんが、車は壊れ、場合によっては怪我をしたり、人命さえ危ない場合もあります。

ほとんどの人は事故を起こしたいとは思っていません。同様に健康も問題がおきてからでは遅いのです。

ですから、車の技術が進化してきたように、これからの医療は、病気にならないようにする医療「原因に対する医療」でなければならないのです。

車で言うと「アクティブセーフティー(走行安全性やブレーキアシスト、アイサイトなど、事故を未然に防ぐための処置」といえます。

つまり、医療においても、世の中が成熟してくれば、当然このような「病気の原因を作らないための医療(未病の治療)」が必要になってくるのです。

しかし、現状の医療での保険制度は、「結果に対する医療行為」にしか適応されておらず。また保険が効かないことで医師自身も未病のための医療を行うことが、経営を成り立たせる上でもとてもハードルの高い医療となっているのが現状ではないでしょうか?

このまま制度が維持され続ければ、医療費が膨大に増加してゆくでしょうし、国家予算がいったいいつまで持ちこたえることが出来るのか分かりません。患者も医師もそして国家としても誰も幸福とは到底いえない状況だと私は考えるのです。

なぜなら原因にアプローチする病院がほとんどないのですから、自助努力をする人以外は、病気になってから医院を訪れ、完全に治ることのない薬を出され続ける医療を受け続けるか、手術を受けるしかないからです。

一方、歯科に関して言えば、もちろん虫歯などは結果の医療ですが、噛み合せを整えたり、メインテナンスで虫歯になることや、歯周病になることを予防する治療することによって、体の病気を未然に防ぐことが可能であることは紛れもない事実ですし、実際その効果が明らかに出ていると思います。

呼吸の改善などは、まさしく噛み合せを治す歯科治療が体の健康の改善におおきな役割を持っていると考えられますし、その治療によって生活の質そのものを高めてくれる素晴らしさがあります。

歯科医療ではすでに予防歯科として昔から学問としてありました。医療でいえば公衆衛生といったところでしょうか?これも今後は未病学として、いかにして疾患を予防するか、そしてなぜ疾患になるのか?といったより原因に近い医学も今後ぜひ発展して欲しいと思います。

医療における原因に対するアプローチといえば、アメリカでは、「オステオパシー」という医療の分野があり(アメリカでは正式な医師免許です)、この分野では、薬も、手術も行うことなく、筋肉を調整することによって体のひずみを取り除き、バランスを整えることによって、一般に言われる西洋医学(オステオパシーも実は西洋医学ですが・・・)では治せない症状を取り除き、病気の原因を治してくれるという画期的な分野もありますが、保険制度に慣れ親しんだほとんどの日本の人はそれを知りません。

また東洋医学では気功やすいな、針治療(これは日本でもすでに取り入れられている)といった健康の維持のために使われる技術があり、それを日本の医療でもとりいれられても良い気がするのですが、なかなかその溝は埋まりません。やはり教育の現場や、医療の現場では、それをうまく取り入れることが出来ないのでしょう。もう少し柔軟に捕らえ、結果が出せるものは積極的に取り入れて欲しい気もしますが。



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