トップへ » 当院の3つの特徴 » 本物の歯科治療 » 完全自費VS.保険診療 » 日本の歯科医療(保険制度)の残念な実情

日本の歯科医療(保険制度)の残念な実情

日本の歯科医療は以下の3つの問題を抱え、すでに崩壊しているといっても過言ではない現状なのです。
1.保険制度の報酬は歯科の実情に合っていない
2.競争激化で何でもありに
3.歯石除去、訪問診療が利益確保の最後の砦

1.保険診療の報酬では世界標準の治療はほぼ不可能。1421753.png
①経費削減のため、設備投資の抑制、劣悪な材料の選択。
低い診療報酬で据え置かれた結果、世界標準の歯科治療は難しいのが現状です。保険診療メインの医院では、感染予防対策は不十分、材料の品質基準も低い(安かろう悪かろう)。

②経営のため、本質を無視した安易な自由診療へのシフト。
機能を考慮した本質とかけ離れた自由診療の増加 例、審美治療(レジン修復、セレックシステムなど)、安易な矯正治療(マウスピース矯正など)、無理のある治療(インプラント)で治療後のトラブルは増加。

③少ない完全自由診療専門の歯科医院
保険診療に慣れたコスト意識の低い患者さんが多く、自由診療のみの歯科医院は経営が難しい。
アメリカではほぼ100%、イギリスでもかなりの割合がプライベート(完全自由診療制)です。

④保険制度下で質の高い歯科教育レベルが根付かない
国民皆保険制度のない諸外国の歯科大では、患者のコスト意識が高く、治療費をいただけるだけの高い治療技術の習得が求められます。それと比較すると皆保険制度のある日本の教育レベルは低いと言えます。

2.競争激化で何でもありに!
①過剰な宣伝、実情とは異なる自由診療への誘導。
過剰な広告、フェイク理論(科学的根拠のない理論)で患者誘導する歯科医院が増加。自院に患者を呼び込むために、過剰な効果を謳い、患者さんを誘導。

②審美治療が本質的治療を凌駕。
歯科治療は本来、歯の機能を回復し、健全なかみ合わせからくる全身の健康を確立するためのものです。自由診療で利益を上げるため多くの歯科医院が審美中心の治療は走り、本来の機能回復の治療が疎かに。

③技術的ハードルの低い安易な矯正治療の比率の上昇
歯の見た目の並び具合だけを治す安易な矯正治療は、本来の効果を期待できる矯正治療ではありません。近年増え続けるマウスピース矯正や部分矯正は、見た目だけを治す治療でしかなく、将来全身の健康に大きな問題を引き起こす可能性のある治療と言えます。

3.歯石除去、訪問診療が利益確保の最後の砦
①保険で最も利益の上がる訪問診療。
患者さんの口腔環境が向上した今、歯科医院の外来患者さんは減り、経営が困難に、利益が上がる訪問診療へとシフトしているが、その莫大な医療費が国を破産に導いている。訪問診療をする前に訪問診療が必要なくなる努力をすべきであり、これは医療全体の問題でもあるのです。

②メインテナンスには保険は効かない。
保険が適応されるのは保険制度で決められた疾患に対してだけです。短期間に定期的に検診を行い、歯周病の初診としてメインテナンス処置を保険で行うことは、不自然であり、保険制度の限りなく黒に近いグレーゾーンの運用と言えます。

変わらない保険制度
残念ながら、全国の歯科医のうち、ほとんどが保険医であるので、このような事実を明かしてしまうと自分の保険治療自体を否定することになるので、本音を語る先生はわずかな自費診療のみの先生になってしまい、世間一般にこのような事実が知れ渡りにくくなっています。

そのためいつまでたっても保険制度は改革されません。先生は訪問診療や歯石除去など利益の上がる保険診療をやり続けるしかないのです。

患者さまの20年先、30年先の状態を考えた治療
前述のように、現在では保険診療だけでは歯科医院の経営が成り立たないため、インプラントや、矯正、審美歯科などの、患者さまに自由診療との認知度が高い治療を積極的に行うようになっています。

しかし本来治療とは患者さまの行く末の20年先、30年先の状態を考えて行われるべきです。30年先に患者さまがどうなるのかを考えれば審美歯科治療、インプラントをする先生はいないはずなのです。



コールバック予約

PAGE TOP