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顎が鳴るのはなぜですか?

顎関節症の症状の一つに顎の関節が鳴ることが挙げられます。これは顎の関節の上にある関節軟骨が、関節から滑り落ちてしまっているために、口をあける際に引っかかってしまうからです。

このような音は通常クリックと呼ばれ、軟骨が引っ掛かるような音がします。顎の状態も悪くなってくると、「ジャリ」という音に変化してきます。これはクレピタス音といい、顎関節症がかなり進行してしまった場合におこるものです。この場合は関節の骨が直接上顎の骨とすれてきているので、レントゲンでも骨が削れた状態を見ることができます。

詰め物やかぶせものの治療を行った後でしみたりするのはなぜですか?

きちんと虫歯を取る治療をすればするほど、虫歯以外の歯は取り除かれます。したがって、金属材料や樹脂材料などが直接健康な歯につけられるわけで、健康な歯に刺激がいってしまいます。

その結果、残っている歯がしみなくなるまで、(中に新しい歯がたされる)しばらくしみることになります。しみる時間が長い(おおむね10秒以上)あると、神経が刺激で死にかけている可能性があります。そのような場合は根の治療(神経の除去)が必要になります。

歯科材料は歯にとっては異物にすぎません。特にレジンや金属材料は深い詰め物をした場合、痛みがひどくなる可能性があり、場合によっては神経を取り除くかねばならないともあります。

レジンはできれば刺激性のないグラスアイオノマーを詰めることで、また金属を詰める場合は神経が近い部分にMTAなどの神経保護材を置くことによってしみることを防ぐことができます。

虫歯が取り除けていない場合も同様な痛みやしみたりするので、ラバーダム、齲蝕検知液などを用いてきちんと治療することが望ましいです。

最近えらが張ってきたのですが、これはかみ合わせのせいでしょうか?

かみ合わせが悪いと、寝ているときに歯ぎしりをしやすくなります。すると咬筋という筋肉が激しく使われるため、その筋肉が付いている骨、ちょうどえらの部分が発達してきます。

かみ合わせを治すことによってこのような悪い癖はなくなり、顎の骨も正常になってきます。したがって小顔になったり、顔がやせて見えるようになったりします。

妊婦は治療が受けられないのでしょうか?

妊婦だからと言って治療が受けられないわけではありません。しかし妊娠初期ではあまりストレスのかかる治療は避けることが必要です。

また麻酔も打って治療することができますが、エピネフリンとリドカインの組み合わせの麻酔薬を使うことが良いとされています。この組み合わせだと、血中に麻酔薬の移行が少なく胎児に影響を与えにくく、薬剤のβ作用から子宮拡張に働くからです。

また歯の痛みを我慢することの方が胎児には悪影響を与えると思います。

親知らずを抜くと顔の輪郭が変わるのでしょうか?

親知らずは現代人では、普通に生えることがなくなってきています。これは親知らずが生えるためのスペースがなくなってきているためです。

また親知らずは歯槽骨の面に対して垂直に生えようとするので、親知らずは必然的に前側の歯を押す様な力をかけることになります。これによって歯列全体に不適切な力がかかり、歯並びが乱れ、かみ合わせが悪くなったり、歯ぎしりがひどくなったりします。

これによって顔の筋肉に異常がおき、顔の輪郭が変わることがあります。親知らずを抜くとおおむね良い方向に進みます。また埋まっている歯が筋肉にストレスとなってえらが張っていたのが治ることがあります。

親知らずを抜いて調子が悪くなる人がまれにいます。
ほとんどの場合、これはかみ合わせがよい方向に進む前の好転反応のことが多いのです。

しかし、場合によっては奥歯の高さが下がることによって、顎が右から見て時計回りに回転し、前歯が強く当たるようになり、顎が奥に押し込まれるようになることがあります。

そうなると急にえらが張ってくることもあります。

下の親知らずは主に顎が前に出ることを邪魔していることが多く、抜くことによって顎が前に出やすくなるのですが、これが今までの体のバランスと折り合いがつかないために起こることが多いようです。

あまり悪くなってしまう場合、矯正治療などで、顎が前に出た状態でかみ合うように治療する必要がある場合もあります。

神経がないのに治療中歯が痛いのはなぜですか?

神経がなくても、根の先端に病巣があると痛みます。これは神経の内部に感染を起こして、根の周りの骨に炎症が起きているからです。根の中の感染物質を完全に取り除いてよく洗い、根の中を詰めることによって、痛みは消え、根の病気が治るわけです。


しかし、顕微鏡などを特殊な装置を使わないと、根の中を完全にみることはできないので、裸眼での治療には限界があり、治療の成功率もまちまちです。

私自身、以前顕微鏡でなく裸眼で行っていたころ、どうしても治らない根の病気がありました。
しかし、今では顕微鏡を用いると容易に治るので、見えるか見えないかは大きな違いであると感じています。

首や肩のこりとかみ合わせは関係があるのですか?

大いに関係があります。しかしそれを唱えるほとんどの歯科医がそのメカニズムを理解しないで治療を勧めています。

当院ではどのようなかみ合わせが肩の凝りや、首のこりと関係があるのかを完全に理解しており、かみ合わせの治療の方向付けを明らかにして治療をおこなっています。治れば運がいいというのではなく、歯が原因である首のこりは必ず取り除ける治療法があります。(かみ合わせのヅレの方向とこる部位とは強い相関関係があります)

矯正治療で舌や頬を咬むようになったのですが?

矯正治療を行うと、顎の位置が移動することがほとんどです。

人の口は非常に高精度で、食べ物を舌と頬で、歯の上に載せるサイクルを繰り返しています。
そのため、少しでも顎の位置が変化すると、その状態にいきなりは適応できません。

そんな理由から、歯を動かした後に必ず、舌や頬を咬むようになるのです。
しかし1ヶ月ぐらいするとその状態にもなれ、うまく咬まないようになります。

このような不都合は年齢がいくほど、適応能力がひくくなるので、時間がかかります。

しかし、あまり気にしないようにして気長に慣れるしかありません。

下顎が曲がっているので手術しかないといわれたのですが?

大人の場合手術が必要なこともありますが、多少のゆがみであれば十分歯科矯正で治療が可能です。
多くの外科医が、手術をしていますが、正しいかみ合わせの位置を理解していません。
これでは手術しても必ずしもうまくいくとは思えませんし、かえって取り返しのつかないことになってしまいます。

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