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クラスB滅菌、強酸性水とは?
クラスBの滅菌とは、世界標準の滅菌(オートクレーブ滅菌・・高圧蒸気滅菌)のことをさします。
一般的に歯科診療所に使われているオートクレーブは、オートクレーブ内に高圧と蒸気をかけ滅菌しています。しかしこれにも質があります。
円形をした庫内も場所によっては十分な圧がかからなかったり、袋詰めされた器具に100%滅菌がかけられなかったり、タービンやエンジンなど複雑な管構造を持ったものの細部までは100%確実に滅菌することは不可能です。
しかしRISAの様な世界標準(クラスB)に対応した滅菌器は、庫内を真空にし、また高圧をかけるというサイクルを繰り返すことによって、確実に滅菌を行う仕組みになっています。
したがって滅菌の質が高く、外科治療を行ったり(出血するような治療)する場合はこのような器械がぜひ必要です。
残念ながら日本の歯科医院での普及率はまだ相当低い(1%前後程度)と考えられます。実際インプラントなど非常に出血量の多い治療を行っている診療所でも取り入れていない医院がほとんどです。狂牛病の原因となるタンパク質のブリオンを不活性化できるのはクラスB以上の能力が必要です。
強酸性水とは機能水とも呼ばれ、非常に高い殺菌力、ウィルス不活性化能があります。
実は一口に強酸性水といってもそれを作る器械の能力によってその質が大幅に変化します。
よく歯科医院のホームページで紹介されているものは非常に質が低く、器具がさびたり、あるいは安定性が悪いために殺菌力が安定しなかったりします。これでは安心して器具の消毒殺菌に使えません。
当医院の強酸性水は質が非常に高く、器具をさびさせることもなく、殺菌力も2~3ヶ月持続します。(実際はすぐ使い切ってしまうので3日も保存していることはありません)
また当院では、毎日PHの数値を計測し、所定の殺菌力をもった強酸性水であるのか確認しており、消毒作業も厳重な管理下のもとで行っております。厚生省の定義では強酸性水と呼べるのはphが2.7以下の場合です。しかし実際は塩素濃度の値から考え、ph3.5あたりまでは安全な消毒殺菌に使用できるのです。ISO9001取得)。![]()
残念ながらクラスB滅菌器も強酸性水作成器も高価なので一般の歯科医院でなかなか導入は難しいです。しかしヨーロッパでは、歯科医院はクラスB滅菌が義務付けられており、保健所がプリントアウトしたデータを毎年チェックに来るようです。アメリカでもタービンの滅菌、ユニットのカバーがけ等は法律で義務付けられており(昨年ハワイの歯科医院に見学に行ったとき教えてもらいました)、これを違反する歯科医はいないそうです。これを比較しただけでも日本の歯科医療の遅れを感じます。(私は個人的には最低10年以上は遅れていると思います。)
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