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当医院で使用している虫歯の治療材料の特徴

当医院では、歯に詰める材料、かぶせる材料は特に厳選されております。

一部は非常に入手困難なものもあります。日本の医院でここもまでの材料をこだわっている医院はないと思われ、当医院でしか受けられない治療と言えます。

また、アマルガムなど、特殊な卓越した技術が必要な材料をもちい、他の医院では行えない治療を行っているのが当医院の強みでもあります。

また虫歯の治療をしながら同時にかみ合わせを挙げたりして、かみ合わせの治療までしてしまうので、虫歯の治療をしてゆくだけで体調がよくなってゆくという不思議な感覚を実感できます。

1.歯に詰める材料(充填剤)
R0011960a.jpg① 奥歯のかみ合わせの面の虫歯に詰める材料・・・・・・アマルガム-Kerr tytin spherical alloy(アメリカから輸入している、強度が最も高いアマルガムで、非常に充填しやすい、下ぼれの深い虫歯に最適)


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② 歯と歯の隣接面(歯と歯の間)、頬側面(歯の外側)・・・グラスアイオノマーセメント-RIVA(虫歯に対する耐性-フッ素除法性ーが高く、吸水性がほとんどない、ややもろい)


enduarance1.JPG③ 奥歯の詰め物(インレー)、部分被覆冠(オンレー)被せもの(クラウン)・・・・ゴールドクラウン-JRVT(アメリカ製、金合金の中でも最高級の材料、生体親和性が非常に高く、適合性と金属の伸びが秀逸な材料)

deku1.jpg④ ブリッジ、前装冠(歯の前側が白い材料)、土台(コアー)・・・・デグノームDegunorm(ドイツ製、金合金の中でも最高級の材料、白金と金の合金で、耐久性、生体親和性、鋳造時の操作性、歯の適合性は秀逸)


MTA.jpg⑤ 神経を保護する材料・・・・Pro-Root MTA(Mineral Trioxide Aggregate)深い虫歯の神経に近い部分を覆うことによって、神経に痛みが出ることを防ぐ神経覆罩(ふくとう)材

JRVTおよびDegunormについて

当医院で使用している金属は、いずれも数ある歯科用金合金の中でも、最高級のものです。

JRVTPF018.jpgJRVT
JRVTはアメリカのタッカー先生が10年以上にわたって研究を重ねた集大成の金合金で、長期間の予後が期待できる素晴らしい材料です。

1JRVT029.jpgこの金属は粒子が非常に細かく、鋳造体を作成する際のワックスパターンの細部にわたる再現が可能な材料です。
このメーカーは患者さんの歯のためには良い材料が絶対必要であるという理念のもとにこの金を売り続けています。

Degunorm
デグノームはもとはドイツのデグサ社によって開発されました。
ゴールデンゲート(金門橋)システム・・クラウン、コアー、インレー、パーシャルデンチャーすべての治療を良質な同一金属で治療を行う理念によって開発されたもので、非常にハイクオリティーな金合金です。
私が大学院生のころから使っている非常に信用性の高い材料で、今年で23年使い続けています。
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実際にゴールドを用いて治療を行った当医院の症例はこちら

PRO root MTA

PRO root MTA セメント
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当医院では、神経が露出した場合や虫歯が深く、将来痛みが生じる可能性がある歯に対しては、PRO root MTAセメントを使用しています。

この材料は、今まで使われてきたダイカルと比べるとはるかに神経の保存確率が高いと言えます。根のパーフォレーションなどにも使用します
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このように完全に神経が露出した場合でも、良く洗浄して、PROroot MTAを入れることによって神経を保存できます。PRO root MTAの歯髄保存効果はかなり高いといえます。ただ残念ながら、治療中にじわじわとした出血が認められる場合は歯髄の保存は不可能な場合が多いです。

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別の症例ですが、 レジンインレーを取り除くと、中に茶色みがかった色の虫歯が認められます。この虫歯の場合相当深くなっていることが予想されます。


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虫歯を感染に取り除くと、は本来の色になりましたが、神経が露出しそうな状態です。


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最も神経に近い部分に慎重にPROroot MTAを入れてゆきます。これがうまくいくと、患者さまもほとんど痛みが出ることがありません。


本当に虫歯を取り除くということ
虫歯を完全に取り除けているとは言えない治療が多くみられることは非常に問題です。わかりずらいと思いますが、本当に虫歯を取り除くこと自体が技術であり、それが出来なければ、虫歯の再発が起こり、治療の意味がなくなります

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治療前・・茶色い部分がところどころ残っている。
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治療後・・歯と同じ白い色だけしか認められない。
このような症例にいくら顕微鏡を使っても虫歯を取り残して治療が終わってしまっては、結果はよくありません。

また当医院では強酸性水をユニットに流しているために、虫歯を削った部分を洗浄すると、非常に殺菌効果が高いため、確実な消毒ができ、また治療中に万が一神経が出てしまっても、神経を救える確率が高いのです。(水道水をユニットに流している場合は治療中に感染する可能性があり、ここまで経過はよくない)

また、レジンは吸水性あるため、MTAの上に詰める材料としてはあまり適当ではありません(グラスアイオノマーの方が経過が良い気がします)。ちなみに虫歯を残したままMTAを詰めたり、レジンを詰めたりすると数年後に虫歯が大爆発していることがあります。しかも厄介なことに痛みはほとんどありません。

レジン充填を審美治療として好んで充填する先生がいらっしゃいます。しかしながら、残念なことに、どんなに良い治療を行っても、歯の再治療は必ず発生します。 どんなにきちんと点検し、作り上げた車でも必ず故障を起こすように、歯も24時間酷使されているのです。当然再治療のことは考えておかねばならないのです。

レジン充填は、コアー(土台)や歯に直接充填されたものでも、歯との境界が非常にわかりずらく、自分の歯を誤って削ってしまうことがしばしばあります。しかし再治療の場合はレジン材料の劣化等を考えて、必ずすべて除去しなければならないのです。ですからこの治療法はあとで治療を行う先生にとって非常に厄介です。

このような除去が困難な材料を使う治療は、もはや後で治療をやり直す先生のこと考えない、極めで独善的な治療となってしまうのです。私もこのような治療の患者さんを再治療するのにずいぶん泣かされてきました。もう少し人間の体というものを考えた治療をしていただきたいものです。

アマルガムを使った虫歯の治療

アマルガム充填とは?
歯科用アマルガムは歯科治療の歴史の中で100年以上使用されていた、歯科材料の中で最も信用と歴史のある材料です。

一口に虫歯といっても治療の際にはさまざまな虫歯の部位や、原因、そして虫歯の状況によっていろいろな充填方法や修復方法を選択しなければなりません。

いくら審美的に良いからと言って、全部白い歯で詰めることは、歯にとってベストの治療とは言えないだけでなく、かえってかみ合わせを狂わすせ、顎関節症の発症など、様々な問題を引き起こすことがわかってきました。

歯の治療は何十年も歯をもたせるための技術全てが完全に集約されていなければなりません。このためには歯に加わる力や、材料の性質を完全に理解し、その材料が十分に機能するように材料を使っていかなければならないのです。

日本でアマルガムを行う先生が少ないわけ
日本でアマルガム充填を行う先生が少ないわけは、アマルガム充填の教育が現在ではあまり行われなくなったということに尽きます。

しかし、過去においても現在においても、奥歯では虫歯大小にかかわらず、いまだにアマルガムに勝るものはあまりありません。

しかし日本で販売されているアマルガムは強度、操作性ともに質の良いものが少ないのです。

アメリカ製のアマルガムは固まるスピードがとても速く、このスピードに慣れていないと、技術的にも治療が困難です。

アマルガムは詰まるまでの形態つくりに細心の注意が必要であることと、固まるまでの3分ぐらいで、かみ合わせの面の高さ、形態を完全に再現しなければならず、また外れないような維持形態を付けるため、歯を削る際、細心の注意が必要です。したがって、虫歯治療に必要な技術のすべてが集約されており、アマルガム充填ができない先生は歯科医ではないとアメリカではいわれるほど重要な治療です。

アマルガム amalgam_R.jpg DSC01405_R.jpg

上の写真は適切に充てんされたアマルガム充填の例です。アマルガムが他の材料と比較して優れている理由には次の3つがあります。


まず、虫歯は必ず下掘れになっているため、インレーなどの修復材料では歯を多く削りすぎてしまうからです。歯を削りすぎると、かみ合わせの面を人工的に作らなければならず、かみ合わせを狂わせてしまう可能性が大きくなるからです。アマルガムはかみ合わせの面の歯の切削量を最小限にしてくれます。

次に、臼歯部には強い咬合力(噛む力)が加わるため、十分な強度が必要になります。最近よくつかわれるレジン(樹脂)は、見た目は白くてよいのですが、強度が咬合力に対して不十分であったり、吸水性(水を吸う性質)があったり、材料自体に抗菌性がありません。一方アマルガムには、金属としての十分の強度と、強い抗菌性があるため、虫歯が拡大しにくいのです。
このような理由から、私の知っている限りアメリカでもイギリスでも今でもアマルガムが初期の虫歯の治療として使われています。確かに一部の国で廃絶の運動が出ていることは事実ですが、アマルガムよりレジンの方が長持ちするとはあまり考えられません。
しかし、ゴールドインレーやゴールドフォイルのような長期間のもつのは難しく長くても20年前後と言われています。

最後にアマルガムには歯に詰めた後に膨張する性質があるため、歯に完全に適合し、歯と材料との間に空間(死腔と呼ばれる)を作ることがなく、虫歯の再発が極めて少ないです。ただ水銀が含まれている(無機水銀ですので人体には安全です)環境への問題から使用しない人もいますが、歯を長持ちさせるためには今でも欠かせない材料です。


アマルガムは自由に形を変えることができる金属であることから、さまざまな柔軟性のある治療法に使用することができます。
例えば、虫歯がひどく単に充填するだけでは歯の強度を元に戻すのが難しい歯の場合ピンを使います。
下の写真のようにピンを打って支えを作った歯にアマルガムを充填し、そのアマルガムを残したまま、ゴールド修復を行い、歯を被せることによって、強度を取り戻した歯にすることができます。

アマルガム アマルガム

これらの治療は神経を刺激しない位置にチタン製でできたピンを打ち込まねばならず非常に神経を使う仕事です。

虫歯に強く劣化しにくい充填剤(前歯や歯の根元の治療)

前歯の虫歯を充填する際は通常レジンという白い材料を使用します。

ほとんどの先生がレジンを使用しますが、実はレジンは吸水性があり、非常に虫歯になりやすく、劣化が早い特性があります。

当医院では、グラスアイオノマーを3割程レジンンに配合したフジⅡ(グラスアイオノマー系レジンセメント)を使用しています。 1R0011838_R.JPG

グラスアイオノマーはフッ素の徐々に放出するので虫歯に強く、またレジン充填のように、ボンディング材(レジンのモノマー)を歯の深部にまで流し込むことなく歯と接着するので(グラスアイオノマーの特性)虫歯になりにくく、吸水性もレジンとは比べ物にならないため、変色もしにくいです。

一方歯の深部にレジンモノマーが入っていかないため、深い虫歯の治療の際レジンの特徴である、ボンディング材の化学物質の刺激による痛みが起こることが全くありません。(当医院の経験では皆無)

また、フジⅨという、グラスアイオノマーだけの充填剤もあります。 1R0011837_R.JPG

こちらはレジンが配合されていないためやや強度が劣るため、大きく欠損した歯には使用が難しい欠点がありますが、充填剤としては持ちと歯に対する親和性、ほとんど吸水しないなどの良い特性を持ち合わせます。

虫歯や、かみ合わせでお悩みの方へ

虫歯治療は歯科医療で最も基本的な治療でありながら、治療が難しい分野です。

また型を取って詰めたり、かぶせたりする治療の場合、技工士さんが、物を製作する技術的な問題以外に、仮歯の期間にかみ合わせが狂ってしまうなどの問題で、かみ合わせがおかしくなることがあります。

当医院では、出来るだけ即日充填、即日かみ合わせを治療することを心がけ、主にアマルガムによる治療をお勧めしております。

アマルガムは最近流行している、審美的な材料樹脂(レジン)による治療とは全く異なります。 レジンは見た目は美しいのですが、奥歯のかみ合わせの面をこの材料で埋めてしまうと、1月もたたないうちにすり減り、かみ合わせが低くなってしまいます

また、吸水性(お口の中の水分を吸収してしまう性質)や、重合収縮(光などを当てて固める際材料自身の体積が縮む性質)あるため、歯との間にギャップ(隙間)ができやすく、虫歯になりやすく、長期間の予後は決して保障できません。(ちなみにレジンを製造している業者の保障期間は長くて2年程度といわれています)

一方アマルガムは、固まる際に膨張し、体積が増します。また材料自体の抗菌性が高く、30年ぐらい前に行ったアマルガムを外してみても、虫歯になっていないことがよくあります。

「単に見た目をよくしたいだけなのか?」それとも「長く健康な歯を維持したいのか?」をよく考えたうえで治療を受けましょう。 アマルガムによって、即日低い歯を高くしたり、不適切な高さの歯を治療することで当たりを調整し、かみ合わせを治してゆくと、驚くほど調子がよくなります。

当医院におけるアマルガム治療例
アマルガム DSC_0052a_R.jpg DSC_0057a_R.jpg

治療後
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強度のあるアマルガムを使うと上の写真のように歯自体をビルドアップ(盛り上げて歯冠部を製作する)することが出来ます。

ゴールドを用いた修復治療

ゴールドは、口の中で最も長持ちし、歯科も噛み心地、材料の安定性では他に追従するものはありません。瀬戸物はすぐに割れる、レジンは擦り減ったり虫歯になり易いいという点では、遠く金に及びません。
1.当医院で使用している金属(インレー用)・・・JRVT-PF(パラジュウムフリー)
(金含有量80%以上パラジュームは含まれていません)
虫歯治療
被せものよりも、インレー(歯に詰める形態の修復物)のほうがマージン(歯と詰めものの境界のこと)
が長いので、適合は難しくなります。

この金属は、鋳造で融解すると、卓越した細部の流動性をもちます。つまり削った歯の型の細部までの再現性が高いことを意味します。
この金属の伸び自体も非常によく、すり合わせ(金属を伸ばして歯との境界部の適合性を高める)が行い易いです。適度な金属の柔軟性があり、噛んだ感覚がとても心地良いです。

2.当医院で使用している金属(ブリッジ、コアー用)・・・Degunorm(ドイツデクサ製)

当医院で使用しているコアー、ブリッジ用のゴールドはデグサ(ドイツの会社、現在はデンツプライ三金に吸収合併)のデグノームを使用しています。この金属はもともとゴールデンゲートシステムといって、お口の中を同一の金属で治してあげようという考え方から開発されたものです。金属アレルギーにも対応しており、アレルギーを起こしやすい物質(パラジューム)などは含まれていません。非常に生体親和性が高い材料です・

虫歯治療
上の写真は、ゴールドを正しいステップにて作成したものです。
拡大部分を見ても金属と歯との境界に隙間は確認できないほど完全に合っています。

ゴールドは技工士さんですら自分に使ってほしいと思っている最高の材料です。歯に対して適度にすり減ってくれるので、自分の歯に対して悪い作用がほとんどありません、セラミックは見た目がきれいですが、歯より固いので長い間の使っていると自分の歯を削ってしまいます。また歯に対する適合性は、ゴールドに遠く及ばす、歯の削る量も非常に多く、自分の歯を失ってしまうのです。


これらお口の中できちんと機能する金属を選択するには確実な選択眼がないと不可能です。私は20年以上技工を自らやってきて現在の金属の選定に至りました。歯科医院によっては、金と言いながら14カラット(カラットとは24カラットの金を純金としてそれに対する金の含有量を数字で示したもの)程度しかない金を入れたりする先生も中にはいらっしゃいます。14カラットぐらいしかないと金としての十分な特性は示しません。

金の含有量は80%(おおむね20カラット)程度以上はないと金としての良さが得られません。当然よい金属を使えばそれなりにコストも高くなります。

最近ファイバーコアーと言ってレジンで土台を作る先生も多くいらっしゃいますが、レジンはしょせん樹脂です、その強度は金属とは比べ物になりません。ファイバーコアーを数年後に見てみると虫歯で歯はボロボロになっています。これはレジンの持つ吸水性によるものです。長期間お口の中にあると水分を吸収して細菌の増殖を引き起こすのです。

また同じ樹脂でも選ぶ材料によって硬さは違います。ハイブリットではまだしも、充填用のふつうのレジンでは強度は十分とは言えません。ましてすべての歯の土台(とくに奥歯)に使えるほどの材料ではありません。

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