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2016年4月18日

院内の様子

写真をクリックすると拡大します。
診療室の様子
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診察用ユニットは2台、いずれもエーデック(アメリカ製)で思わず眠ってしまうすわり心地。
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入り口、お手洗いと待合室の様子
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プラズマクラスターは受付、診療室、メインテナンスチェーアー、院長室の全部で4台、不快なにおいを取り除き、心地よい環境を作ります。
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アロマディフューザーは全部で4台、場所で香りを変えリラックスできる環境を作ります。

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2016年4月17日

顎関節症の原因ってなんですか?

顎関節症は実はわかっているようで非常にわかりにくい病気なのです。

なぜなら顎関節症は顎の不具合から、全身にわたる不定愁訴まで、さまざまな症状があるため、すべてが噛みあわせに原因があるとは言い切れないからです。

治療にあたっては、原因を分けて考える必要があるのです。

1、噛みあわせが原因と考えられるもの。
a.歯の治療を受けてから顎の調子が悪くなったり不定愁訴の症状が出た場合。

矯正治療やブリッジ、入れ歯などの噛みあわせを変えてしまうような治療を受けることで発症することがあります。

b.歯並びが深かったり、顎が左右どちらかに歪んでいたりしている人が、成長とともに顎の調子が悪くなってきたり、アレルギーや疲れやすいなどの症状が出た場合。

噛み合せが成長とともに悪化して、不定愁訴のような症状もだんだん悪化してきます。このような場合は治療のタイミングをはかりながら、早めに専門家にかみ合わせの治療をしてもらいましょう。

2、生まれつきのもの。
ほとんどの人があまり理解していないとおもいますが、顎のズレはすでに赤ちゃんから始まっていることがあります。お母さんのお腹の中でお母さんと一緒にさまざまなストレスを受けてるため、敏感なあかちゃんにはおなかの中ですでに顎が曲がり始めていることも・・。

赤ちゃんも大人と同じで性格もまちまちです。

敏感な赤ちゃんは、お母さんが強いストレスを受けるとおなかの中で同じストレスを感じ、成長発育に問題が起こることがあり、生まれつき骨格がゆがんでいたり、体中の筋肉が固い傾向がある場合があります。

そのような赤ちゃんは生まれつき筋肉や靭帯、骨格に問題を持って生まれてきますから、さまざまな過敏症や、不具合を持っています。

先天的な疾患といわれるようなクローン病や、発達障害、自閉症などは、このような生まれつき筋肉や骨格が異常になっていることが実は多いのです。

このような場合は、できるだけ早い時期に骨格のゆがみを治療すると、症状が軽くなったり場合によっては症状が消えることもあります。当医院では歯の治療と合わせてオステオパシー(アメリカの国家資格、日本では国家資格ではない)を紹介しています。

またこのような敏感な子は顎や歯に異常が起きる確率も高く、早い時期から噛みあわせの治療することも重要です。当院では、多動症や自閉症の症状が改善した例も少なくありません。

3、性格や後天的環境が原因である場合。
顎関節症の患者さんは非常に繊細な人が多いです。芸術家やクリエーターなど感性が高い人や緻密で繊細な仕事をする人は顎関節症になりやすいです。

また、敏感な人が医療やヒーリングなど、調子の悪い人を診なければならない職業や、SEなど細かい仕事でありながら過酷な労働を強いられる職種についている人も顎関節症を発症しやすくなります。

仕事による癖や、偏った筋肉の使い方によって長年の間に全身の筋肉にアンバランスが生じます。

これが顎にも影響を与え、位置が狂ったり、歯が移動したりすることで噛み合せが狂ってしまうことがあるのです。

このような場合、歯や噛みあわせ治療は重要ですが、体全体の調整も是非必要となります。

いずれにしても、顎の位置だけを治せばよいといった単純な治療ではないのが顎関節症なです。

2016年4月13日

矯正治療で顎関節症(や体調不良)になることがある?

矯正治療を受けることで顎関節症(体調不良など)になる場合があります。

わたくしどもが診てきたケースで重篤度の高い順に以下のようになります。

1、受け口の治を後ろに下げる治療後に体調が悪くなってしまった。
受け口(専門用語ではⅢ級)の治療を行われたる際、顎を後ろに下げる治療を受けた患者さんは、かなり高い確率で顎関節症(原因不明の体調不良)に悩まされています。

受け口の治療では、顎を後ろに引く治療や、奥歯を低く下げる治療を行われることが多いので顎関節症(またはそれに伴った原因不明の体調不良)を発症しやすいのです。

2、出っ歯を治すため歯を抜いて矯正治療をはじめるとともに体調が悪くなった。
出っ歯(専門用語でⅡ級)やガタガタな歯並び(専門用語で叢生)を矯正治療をする際、小臼歯を抜いて矯正治療を行うことが多いのですが、患者さんによっては顎関節症(原因不明の体調不良)が起こることがあります。

3、前歯だけの矯正で出っ歯やスキッ歯を治してからに体調が悪くなった。
最近流行っているマウスピース矯正や部分矯正など、一部の歯だけを移動させて矯正する場合、前歯の当たりが急に変わり顎関節症(原因不明の体調不良)を引き起こすことがあります。

4、お子様の矯正で床矯正(入れ歯のように口に出し入れする装置)を使ったこと悪くなったケース
矯正を二段階で行う場合、床矯正を入れられてから顎の位置が変わってしまって調子が悪くなる方が結構いらっしゃいます。
特に受け口の場合、かみ合わせを治療するために顎を後ろに送るタイプの床矯正装置で体調が悪くなってしまうケースは非常に多いです。


いずれの顎関節症(原因不明の体調不良を含む)も症状に決まったパターンが無く、不眠、集中力減退、記憶力減退、膝、腰の痛み、頭痛、生理痛、疲労感、高血圧、胃腸障害、自律神経失調症、甲状腺機能亢進症、リューマチ様症状などありとあらゆる症状が現れます。

またこのような症状を訴える患者さんが医科を訪れても原因も治療法もわからないことから不定愁訴と呼ばれています。

2016年4月12日

あなたが選ぶ治療法!

矯正治療は、もともとは歯並びや、噛み合わせが悪いことを治すための治療でした。

しかし、近年では患者さんの要求を重視するあまり、「本来の矯正の目的と違うのでは?」といった治療まで増えています。同時に治療によるトラブルも少なくないのです。

「どん治療が自分にあうのか?」「治療に何を求めているか?」で慎重に考えて治療を選ぶべきです。

「見えない、目立たない矯正!」「スピード矯正」、安易に治療を受け、結果的に「見た目は良くなったけど、体調がおかしいかも!」、とか「噛んではいるけど、かみ合わせに満足できない!」、といったトラブルもあることは、勉強した歯科医であれば知っていることなのです。

「矯正治療のやり直しは少なくない!」矯正の難しさを知っている先生にとってはむしろ常識なのです。
治療法で考える、自分にあった治療法とは?
矯正の方法もいろいろあります。自分に目的にあった治療法を選びましょう。当院は歯と噛み合せの治り重視でメタルブラケットのみですが、そのほかの治療法は実際どうなんでしょうか?
1、外側の矯正、金属の目立つ矯正、メリット、デメリットは?

当院は外側で、目立つ金属のブラケット、ワイヤーしか使いません。
この装置が、歯と顎の負担をへらし、噛み合わせの治療ができるからです。それが患者さんの良い結果につながることを知っているからです。

見た目は目立ちますが治療が終わるまでの辛抱です。本気で歯と噛み合わせを治す気がある人が選ぶべき装置です。

また歯科治療の先進国であるアメリカでは、透明なブラケットや裏側のブラケットは人気がなく、歯科医院にもあまり売れていないと海外メーカーの矯正業者から伺ったことがあります。機能を考えると表側の金属ブラケットが良いと知れ渡っているからです。

また矯正治療はステータスのシンボルでもあるのでわざわざ隠すこともしません。

2、マウスピース矯正のメリット、デメリットは?

急速に普及してきたマウスピース矯正、「テクノロジーも進化して、どんな歯並びでもうまくいきそう!しかも楽チン!」そう思われる方も少なくないでしょう。

しかし、この治療はアメリカで前歯の見た目にうるさいハリウッドスターにすでに20年以上前から知られるテクニックで、「きわめて限られたケースだけに適応」できる治療なのです。

日本人は、骨格が欧米人とは違い難症例も多いのです。

普及に伴って、適応症とは思えない患者さんまで治療の対象になっているのが今の流れです。

「5年たっても歯が隙間だらけ」、とか「奥歯が全くかみ合わない」といったトラブルもあり、結果的にブラケット矯正でやり治している人も少なくないのです。

でも奥歯やかみ合わせを考えず、前歯だけの治療や、ブラケット矯正で動かなかった歯の微調整程度なら大丈夫です。

歯並びを治すためのマウスピース矯正は、むしろ美容プチ矯正といった位置づけです。本気で治療をしたい人がお金をかけてまでうける価値はありません。

2、ブライダル矯正、スピード矯正のメリット、デメリット?

「結婚式までに歯並びを治したい!」期間が決まっていたり、治療スピードだけを求める人にはもってこいの治療です。

治療期間短縮はうれしいものの、それに付随したリスクも考えた上で、自分の身体に合うか検討する必要があります。

矯正治療では歯を動かすのに、歯の周りで、骨を溶かして骨を作るという作業が繰り返し行われています。歯の移動するはスピードは人によってはまちまちです。

結局「予定までに間に合わなかった!」とは「途中で終わってしまった感じ!」といったことは良くあるのです。矯正治療の難しさを知っている先生はやたがりません。

3、歯を抜く矯正は?

もちろん全ての患者さんが抜歯なしで治るわけではありません。しかし、一度抜いた歯は二度と戻りません。慎重に考えて決めましょう!

歯を抜く矯正の理由がほとんどが見た目の要求からです。欧米人のモデルのような顔立ちをもとめて抜歯矯正を望む人が後を絶たず、その結果取り返しのつかない問題が起きている例も少なくないのです。

骨格は人によってまちまちです。特に日本人は欧米人より前歯が出っ歯になりやすい骨格なのです。違う骨格なのに、同じ見た目を求めること自体に無理があるのです。

審美性を求めた矯正治療が原因であることにも気づかず、体調不良(不定愁訴)に一生悩まされている人も少なくないのです。

4、裏側の矯正のメリット、デメリットは?

裏側の矯正は治療中全くブラケットが見えません。これは、芸能人など、歯を見せることが仕事で当たり前の人にとっては重要です。

アメリカでは、「歯並びが就職に影響したり、家庭環境を判断されたりする」お国柄なので、ほとんどが大学卒業までに治療をうけます。成人まで治療出来なかった人は、それを隠して治療を受けたいとの願いから生まれたのが裏側の装置を使ったテクニックなのです。

表側のスタンダードの治療と比べ歯の移動に制約があり、治療の仕上げが難しくなる傾向があります。また、裏側の装置は、外側の装置と違い歯列を内側に絞り込む力がかかり、「歯列を広げる力がかかりにくい」ことと、「歯が磨きにくい」といったデメリットがあります。

「歯を見せる職業でない人」が選ぶべき治療ではありません。

いずれのテクニックも矯正治療は行えます。しかし自分が何を求めるを良く考えてからテクニックを選ぶ必要があるでしょう。

2016年4月10日

顎関節症になりやすい人、なりにくい人

ところで、かみ合わせを変えられても、まったくなんの症状も出ない人と、強い症状が出てしまう人とがいます。この違いは患者さんの感受性の違いにあります。

顎関節症になりやすい人

1、神経質であったり、こだわりが強い性格である

2、まじめで几帳面な性格である

3、人混みや、混んだ電車が苦手である

4、感性が鋭く、勘が鋭い

5、感情の浮き沈みが激しい

6、おなかの調子を崩しやすい、すぐ風邪をひく

7、好き嫌いが激しい(人や物にたいして)


顎関節症になりにくい人

1、楽天的である

2、感情が安定している

3、誰とでも話を合わせることができる

といったもともと持っている感受性の違いが顎関節症になりやすい人か、なりにくい人かを分けることになります。

顎関節症になりやすい人は一般的にまじめで敏感(過敏症ともとられる)な性格のことが多いのです。

私の観察してきた経験によると、顎関節症になりやすい人は他の体の症状にも敏感で、すぐに病院に行くので、早期発見や、早期治療をすることになるので、敏感なことが健康状態を維持するのに役に立つことがあります。

一方顎関節症になりにくい人の場合、重篤な疾患にか気が付かなかったり、無理がきくので健康状態をかなり悪化しても放置してしまい、「急に入院」といったことも少なくありません。

自分でできる対処法!

顎関節症になってしまったらどうしたらよいでしょう?

歯医者にかかるのもお金がかかるし、そもそもどこにかかったらよいかわからない。しかも費用も高額になってしまう。

こういった悩みを抱えていらっしゃる方もいると思います。
当医院でもナイトガードなどの応急処置の方法が無いわけではありませんが、かみ合わせや歯の治療でなっている場合は完治は難しいのです。

それでも以下のような方法でお金がたまるまで、あるいは自分が治療を決意するまでは改善させることは可能です。


1、割り箸を噛んでみる。

顎の具合が悪くなったときは、痛くなった側の顎をできるだけ前に出して奥歯に割り箸を噛みます。ガーゼや布などのある程度やわらかい材質のものでも構いません。顎を突き出して奥歯にものをはさみ、その位置でゆっくり噛んだり開けたりします。

少し症状が和らいできたら、口を少し開けだ状態で頬のあたりの筋肉(咬筋)をマッサージします。

2、お風呂に入って首をマッサージ。

顎関節症で不定愁訴がある方のほとんどが頸椎の位置筋肉で引っ張られて歪んでしまっています。
お風呂の中でリラックスした状態で、お風呂の角で首を左右に振りながら押し当ててマッサージします。これをするだけで首がリラックスして顎関節症症状が改善する場合があります。

ただし、噛みあわせが原因で起こっている場合は一時的に良くなっても必ず再発しますので、医師または歯科医の治療を受ける必要があります。


3、整体やマッサージ、オステオパシーなどの施術を受ける。

顎関節症で全身が歪んでしまい、不定愁訴が出ている場合は整体やマッサージ、オステオパシーなどの施術を受けると改善が見込めます。

ただし、自分に合わなかったり、技術が無かったりすることも非常に多いのでかかる場所を選ぶことが必要です。

またこれもあくまでも完治が得られるとは言い切れませんから、ご自分の責任のもとということをご理解ください。

なぜ突然顎関節症になってしまうの?

一口に顎関節症といっても噛みあわせが悪いからすべての人がなるというわけではありません。

またあまり何も感じていなかったのに、急に顎の調子が悪く感じたり、体全体にまで体調不良が広がることがあります。

これはなぜでしょうか?

実は顎関節症は単にかみ合わせが悪いだけでなく、ストレスと大きな関係があるからなのです。

一口にストレスと言っても、さまざまなストレスがあります。
顎関節症が発症し、当医院を訪れた方の原因となったストレスは以下のようなものがあります。

1、対人関係ストレス・・・仕事上の人間関係のストレスは時に体中の筋肉を緊張させ、骨格や姿勢までゆがめてしまいます。

2、親族の不幸や入院・・・親族に不幸が訪れたり、介護や入院などによって日常生活が大幅に変化すると、全身の筋肉が緊張したり、精神面が不安定になったりして、顎関節症を発症します。

3、周りの環境・・・一緒に働いている人の具合が悪かったり、疲労困憊している人ばかりがいる環境。

このような環境下で、ストレスに強い人は持ちこたえることができますが、敏感な人であったり、噛みあわせが悪いかったりすると、顎関節症を発症しやすくなります。

しかも一度顎関節症になると、坂を転がり落ちるように悪くなり、なかなか元に戻れません。
噛み合わせの治療を含む歯の治療でよい状態まで戻すしかなくなるのです。

2016年4月 9日

なぜ日本人に顎関節症が多いの?

欧米諸国にも顎関節症の患者さんはいますが、日本人はその数が圧倒的に多いといわれています。それはなぜでしょうか?

1、保険制度の下で治療の質は正しいといえる十分な治療レベルに達していると言えない
日本の歯科には皆保険制度があります。実は世界的にみると保険制度が歯科医療にまで適応されている例は実は少ないのです。

歯科治療は世界的に考えても、疾患を抱えている患者さんが多く、皆保険制度で賄うことは財政上も困難といわれています。

しかし、歯科治療は一般的に非常に手間がかかるため、費用が高額になり、保険制度のない国では裕福な人しかかかることができません。
一方日本では皆保険で誰でもかかることができますが、国の制度で諸外国の一般的価格の1/10~1/20程度の価格に抑えられているために、治療内容にかなり制限があります。

これによって精度が要求される歯科治療も、十分な質を提供しきれていないのが現状です。また歯科医が非常に劣悪な条件下で働いているという状況もあり、歯科医師自体が非常に疲労困憊し、集中力を要する細かくて精密な歯の治療を十分に行えないのではないかと思います。

最近では自由診療のみの歯科医院も増えてきましたが、ほとんどの歯科医院が保険診療と自由診療が混在し、治療の質として噛み合わせまで配慮しきれない場合もあるのです。技術も玉石入り混じっているため、患者さんも先生の腕を判断しにくいのです。

一部では、インプラントや審美歯科などに偏り、本来の意味での歯科治療を見失っている歯科医も多く存在することは否定できない事実なのです。

2、骨格的に顎関節症になりやすい
日本人の頭蓋骨を上から見ると丸い形(短頭系)をしています。一方で欧米人は縦に長い楕円形の形態(長頭系)をしています。(下の図参照)

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これからわかることは日本人の顎は前後的にあまりゆとりがないということです。

審美治療が盛んに行われ、矯正治療では出っ歯を治してほしいという見た目の改善の要求にこたえるために、歯を抜いて歯を後ろに引く治療をするケースが多くあります。この場合見た目は改善しますが、口の中は狭くなります。

また前歯だけをかぶせ物にして出っ歯やスキッパを治す治療も増えています。しかし、このような治療は、歯の裏側の傾斜を変えてしまい、そこに下の歯が強く当たって、下顎が後ろに下がってしまうケースを多く見かけます。

日本人のように短頭系の人種は、顎に前後的なゆとりがないので、口の中が狭くなったり、舌を置くスペースが狭くなったりして、「呼吸の質が落ちる」などの顎関節症を発症してしまうことがあるのです。

顎が後ろに入ってしまうと「鼻の通りが悪い」とか「イビキがひどい」からはじまり、「睡眠時無呼吸症候群」まで発症することがあります。このような不具合が起きると不定愁訴が発症する可能性があります。

顎関節症でこんな症状も!

顎関節症(かみ合わせが悪いことが原因)でおきるさまざまな体の不調
顎関節症は狭義では顎の問題と考えられていますが、広義ではそれによって引き起こされるさまざまな不定愁訴と呼ばれる症状も実は顎関節症なのです。

実は矯正治療後や、審美歯科の治療後にこのような問題が実際に起きている例もたくさん見かけます。治療後に体調不良になった場合は疑ってみる必要があります。「矯正治療で発症」「歯の治療で発症」参考

「歯と噛み合わせの治療」をしてみたら、「ほとんどの体調不良が消えた」という例も少なくありません。
1. 頭痛がある、耳鳴りがする(大きい音ではないが、静かな場所でわかる音、これは歯だけが原因でない場合もある)。
2. 目の奥が痛む
3. 眼瞼下垂
4. 集中力減退
5. 文章を読んでも理解しずらくなる
6. 異常な発汗、ドキドキ感(甲状腺機能亢進様た症状)
7. 甲状腺機能低下症
8. 疲れやすい(全身の倦怠感)
9. 平衡感覚の喪失(よく転ぶ)
10.高血圧
11.貧血やふらつき
12.背中や顔のできもの(吹き出物)
13.味覚異常、下のざらざら感などの違和感
14.腰痛(ぎっくり腰など)
15.歯の異常なしみ、痛み
16.リュウマチ様症状
17.手や足のしびれ
18.頭痛
19.ひどい生理痛
20.胃腸障害
21.逆流性食道炎
22.肩こり、首こり
23.呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群を含む)

いずれもわたくしどもが今まで歯の治療をして改善が認められた症状です。

ほかの歯科医の先生もこれ以外の症状が消えたという報告もありますから、医科で不定愁訴と呼ばれる疾患のあらゆるもの歯科治療で治療が可能かもしれません。

上記以外に効果が認められた症状は以下のようなものがあります。

1.自閉症
2.統合失調症
3.多動症
4.うつ症状

などです。

なぜこんなにもいろいろな不定愁訴に効果があるのか、私が治療をしてきて行き着いた理論についてはこちらをご覧ください。

私どもでは、このような原因不明の症状に科学的アプローチを行い、その成果をすでに「ロッキーマウンテンモリタ主催の「ムーシールドの臨床」講演、東京医科歯科大学の講演「小児矯正から始める完全自由診療へのみちのり」にて発表させていただいております。

日本人独特の問題

歯の治療が原因で顎関節症になってしまうことが多い日本の現状

実際、これらのかみ合わせの治療を行ってトラブルを起こしてしまった事例では、治療に当たったドクターがかみ合わせに対する十分な知識がなかったり、非常にフレキシブルな構造をもった人間の体というものを理解して治療していなかったり、といったいずれも治療に対する知識不足が原因で起きていることが多いといえます。

(「さまざまな顎関節症の治療法への見解」参照)本当に顎関節症で苦しんでいる人にとってはお金を払ってでも治してもらいたい反面、いったい誰の話を信じてよいのか、かみ合わせを治すべきなのか、様子を見ながら耐えたほうが良いのか悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

(私の経験から言えば我慢できるような苦しみではなく、はっきり行って自分の将来に非常に不安を覚えるほどの深刻な問題です)

大学教育と日本人の潜在的な顎関節症患者

日本の歯科大学の専門課程ではかみ合わせに関する教育がなされることはほとんどなく、大部分の先生が卒業後、試行錯誤で見つけ出した治療法を患者さまに行っているのが現状です。

卒業後の研修でも「かみ合わせ」に関して実際に"ハンズオン"といって、治療の仕方を手取り足とりで教えてくれる機関もあるのですが、その数は少なく、しかもかなりの時間と費用がかかるために、なかなか忙しい開業医の先生が勉強に出かけて行くのは難しいのが現状です。

ちなみに歯科先進国のアメリカでは、大学でかみ合わせに関する授業はカリキュラムの中に組み込まれており、卒業までには少なくとも患者さまの正しいかみ合わせの位置を採得する方法を必ず習得させてくれます。しかしながら、アメリカですら、特別な大学院教育をうけなければある程度の顎関節症に対する正しい治療法を教えきれていないのが実際の現状なのです。

いずれにしても高い授業料を払わされていながら、きちんとした教育を受けさせてくれない今の日本の歯科大学の体質にかなりの問題があるといえます。日本ではこのように十分な教育がなされていないため、かみ合わせに関する理論を知らないまま歯科大学を卒業してしまう先生が大勢いるのです。

こんな現状から、日本人には顎関節症の患者さまの数がアメリカと比較にならないほど多いといわれています。自分で顎関節症だと気づいていない人も含めると潜在的には莫大な数の顎関節症の患者さまが日本にはいると考えられるのです。

これは、日本の歯科治療のレベルが、アメリカよりはるかに低く、また、さらに日本人がかなり繊細な人種5人に1人はHSPである)であるという2つ要素が相乗効果となって、よりたくさんの顎関節症の患者さんがいるのです。

また顎関節症は、首や肩、さらには全身に凝りを引き起こすことがわかっており、これにより日常生活に支障をきたしたり、体調が良くないために仕事の効率などが下がり、経済活動に悪影響を与えていることは否定できません。自分で気づいていない人も顎関節症について正しい知識をもって、治してゆくことを考えるべきではないかと思います。

クリニカルパスと治療

当院では、現在までの治癒に至った患者さまの経験から、一定のクリニカルパスを作成し、これに従い、どのような症状やケースにおいて、どのような治療パターンで治癒可能なのかを検討して治療を行っています。これらの治療法はもともとアメリカの大学で実際行われていた方法を採用し、診断等はヨーロッパの考え方なども取り入れて行っています。

治療は、ナイトガードやプレート(費用は54,000円)を夜寝るときだけはめていただき、その効果を見ることから始まります。これは不可逆的な治療ではなく、調子が悪くなったり、効果がなければいつでも取りはずす事ができるので、比較的安い費用で(決して安価という意味ではないが)つらい症状を取り除き、治癒の方向性を見極めることができる方法です。

この装置によって顎関節症の症状に一定の効果が認められた場合は、かみ合わせが原因であると判断し、歯とかみ合わせの治療に行ってゆくという方法で治療をおこなっております。

残念ながらナイトガードやプレート療法を行ってもあまり改善が認められないケースもまれにあります。そのような場合にかみ合わせの治療をいきなり行うのは危険です。

また稀に歯科心身症という疾患の方がいらっしゃいます。いわゆる心気症と昔から呼ばれ、やたらと検査を要求する方がいらっしゃることも事実です。本人は不調を訴えていますが、実際は疾患は無かったりします。

本当の顎関節症の患者さまは実際はもっと深刻です。

私の経験では、顎関節症は、矯正治療を行わないと完治しないものがほとんどです。適切な矯正治療を行えば、単に見た目だけでなく、顎周囲や体全体のバランスまでとれた体になることが知られていますし、顔つきや体調も見違えるほど変わってきます。これは実際に当院で治療が終了した患者さまに多く認められています。

顎関節症の治療を受ける際のアドバイス

このようにホームページ上で治った症例について書くことは誰でもするのですが、実際に本当に治っているかという事実を患者さまは確かめることはできません。先生に自分の状況についてじっくり相談し(長時間の相談には多少費用もかかるでしょう)

治癒にいたった患者さまの症例を見せてもらうことによって、この先生なら治療をきちんとやってくれそうだと確信できてはじめて治療を受けることを決めるべきだと思います。

私の場合、治療にいらした患者さまに適切なかみ合わせの位置を与えるとほぼ100%症状の軽減を訴えます。
人によっては、涙を流して喜ぶ方もいらしゃいました。私自身も経験してきた顎関節症のつらさを考えると、医院探しを苦労してされた方の気持ちはひとしおであろうと想像できます。(実際は歯が原因と気づくまでに相当の時間と労力を要するものですから、更に治療技術がある医院を見つけたときの喜びは相当なものだと思います)

正しいかみ合わせの位置とは?

顎関節症の治療は最終的にはどの位置にかみ合わせにしてゆくのかという目標に収束します。すなわちどこにかみ合わせを与えるべきなのかがわからなければ治療は完成しないのです。それは勘でやってもうまくいきません。私が顎関節症の患者さまを多く手がけてわかったことは、患者さまごとに相当のバリエーションがあるということです。

つまり2級の症例(上が出っ歯)の場合はかみ合わせを後ろに押し込んでしまうことが多く、また3級の患者さまはあまりそのようなことが起こりにくい(起こらないわけではない)と言えます。そして長年かみ合わせが狂ったままであると咬合平面自体が相当変化しているため、矯正治療がどうしても必要になります。

私の場合、もっとも苦しんだのは、どこにゴールを持って行くべきか(かみ合わせの位置)がわかっても、その位置で噛めるように歯を動かすことが非常に難しいということでした、なぜなら通常顎のずれは場合によっては1センチ近くもあり、しかもそれが顎の筋肉の緊張によって狂ってしまっているという複雑な因子を含んでいるためです。

そのような事実を述べた治療家は今まで一人もおらず、まして治療法を教えてくれた治療家など全くいなかったために、治療法を確立するのに相当苦労しました。現在では時間は少々長めにかかりますが、確実に治す方法を確立できています。

またかみ合わせの位置は一発で決められるとおっしゃる先生がいるようですが、そのような患者さまはむしろまれ、いやおそらくいないでしょうし、自分でかみ合わせがとれていると思いこんでいるだけで、大部分が後ろに押し込んだり、一時的に調子がよい位置を取っているだけだと思います。
ですから、一時的に調子がよくなってもすぐに調子が悪くなったり、いつまでたっても調子がよくならなかったりします。

これはスプリントで体調がよくなる=首や顎、そして肩の周りの筋肉が変化する→かみ合わせが変化する→スプリントの位置はもはや最善の位置ではなくむしろ苦痛である。

といったことが起こっているからです。
しかし、この筋肉の変化量、そしてスピードは人によってまちまちです。
私が観察してきた限りでは、早くて半日、平均すると1週間前後で変化が起こり、体調が改善する反面、今までのスプリントでは却って体調が悪くなります。

私がフラットな面の入れ歯を製作するのもこれが理由です。入れ歯の人はほぼ100%顎関節症になっており、かみ合わせのずれと、顎と首肩などの筋肉がバランスを失っているため、かみ合わせの位置は非常に固定しにくくなっているからです。

間違ったかみ合わせの代表として、押し込んだ場合、患者さまが首の痛みや、肩の凝りを訴えることが頻繁に見られます。
あまり奥に押し込みすぎた場合、息苦しくなったり、眠っているときに睡眠時無呼吸症候群の症状を起こす場合もあり、非常にかみ合わせの治療は怖いと認識しています。これらの治療に経験のないあるいはわかっていない先生が手掛けると大変なことになることは確かです。

噛みあわせが不調の原因?

「出っ歯」、「受け口」だけが悪い噛み合わせではありません。

歯がガタガタ、歯が重なっているが歯並びが悪いこと、出っ歯、受け口が噛み合わせが悪いこと、ほとんどの方がそう思っていらっしゃるでしょう。

しかし、本当の噛み合わせはもっと複雑で、見た目だけでは判断できないものなのです。

矯正治療を受け、歯並びもよくなり、出っ歯でも受け口でもなくなったのに、「顎の不具合や体調不良(顎関節症)」を訴えることが少なくないのは、実は見ためからはわからない噛み合わせの悪さがのこっているからなのです。

歯並びも良くて、出っ歯でも、受け口でもないのに噛み合わせが悪いとは一体どういうこと?と疑問に思うかもしれません。

実は上顎は頭の骨と一体化しているので、噛み合わせで位置が狂うのはほとんど下顎です。
奥歯の高さが狂うと、見た目は良くても下顎が後ろに下がったり、角度が急傾斜になったりします。
下のレントゲンを参照riverse.jpg

左のように顎の角度が急な人は顎が奥に入りやすく、頚椎の形態まで変化してしまいます。つまり奥歯が低い噛み合わせといえます。

片方の奥歯だけ低くなると、顎が左右的に曲がります。こうなるとさまざまな体調不良が出るのです。(詳しくはこちら
kamiawase.JPG

左は奥歯も前歯も低い噛み合わせ、右は左右で高さが違う噛み合わせです。

もちろんあまり噛み合せが悪いと、顎が歪んで見えたり、顔が左右で非対称になったり、えらが張って来たりします。

2016年4月 8日

こんな症状が出たら顎関節症のはじまりです。

かみ合わせ(顎関節症)の問題で起きるよくある症状

1. 顎がポキポキなる
2. 顎の筋肉や、首の筋肉、肩の筋肉が凝る
3. 口が開かなくなる
4. 背中が痛くなる
5. えらが張る、顔がゆがむ(左右非対称になる)

写真で見る顎関節症

歯の根元がえぐれた状態になる(アブフラクションと言われる)
顎関節症

歯軋りで普通はとがっている犬歯が削れてしまった患者さま。
犬歯が削れてしまった患者さま

異常な噛みしめで歯にヒビが入ってしまった例。
異常な噛みしめで歯にヒビが入ってしまった例

歯の根元付近の異常な骨の増殖。
歯の根元付近の異常な骨の増殖

いずれも、典型的な顎関節症が原因で起こってしまった歯の症状です。

2016年4月 7日

かぶせ物(詰め物)の治療で顎関節症(体調不良)になることがある?

かぶせ物の治療で顎関節症(体調不良)になったのは以下の様な方々でした。

1、一番奥の歯を金属から白い詰め物に変えてから体調が悪くなった
一番奥の歯は、実は噛み合わせの高さを決めている、とても大切な歯です。
この歯を金属からレジン(樹脂)に変えてしまうと、噛みあわせが大幅に低くなってしまうこともあるのです。

噛みあわせが低くなってしまうと、顎が奥に入って嚙み締めがひどくなることがあります。嚙み締めがひどくなるとさらに奥歯が磨り減り、どんどん噛みあわせが低くなってしまう悪循環が起こります。

この悪循環が引き起こされると、顎関節症(体調不良)が発症して、不定愁訴を訴えるようになる方がいらっしゃいます。

2、奥歯のブリッジを入れてから、噛みあわせと体の調子が悪くなった
奥歯のブリッジは実は噛みあわせを作るのが非常に難しいのです。
ブリッジの型を正確に取った後、正確な噛みあわせの記録と、正確な高さの仮歯を入れる必要があります。

ブリッジの型を正確に取るにはシリコンという精度の高い材料で個人トレー(患者さんの歯列に合わせてオーダーメードで作った型を取るためのトレー)を使って型を取る必要があります。

またブリッジを作成する相手側の歯列も正確に型取りしなければなりません。ブリッジのような精密なかぶせ物を作る場合は個々の型の精度だけでなく、技工士さんの技術もとても大切な要素なのです。

ブリッジの型を取った後で正確な仮歯が入っていないとブリッジを入れるとき噛みあわせの調整(ブリッジの噛みあわせの面を削ること)が必要になることがあります。

大きく調整されたブリッジを入れた場合、噛みあわせに違和感が出たり、場合によっては顎関節症体調不良を含む)を起こすことがあります。

多くの先生も理解していないことが多いのですが、低い仮歯を入れられると、次のアポイントまでに患者さんの顎の位置はその低い高さに適応してしまい、たとえ正確な高さのブリッジを入れられていたとしても違和感を感じます。

違和感に対してブリッジを削って調整をしてしまうと、かみ合わせは完全に狂ってしまうのです。

3、出っ張っていた上の前歯をかぶせ物で治療をしてから噛みあわせと体の調子が悪くなった
上の前歯が出っ歯ているときはそれほど強く当たっていなかったのに、治療をした後で下の歯が強く当たるようになることがあります。
下の前歯が上の前歯に強く当たると、下顎全体を強く後ろに引いてしまうようになります。

顎を後ろに引くと、顎関節症(体調不良を含む)を発症する可能性が高くなります。

このようなかぶせ物や詰め物の治療で顎関節症から不定愁訴と呼ばれる症状を起こすことがあるのです。

2016年4月 3日

Q1.歯の治療を受けてから、体調が悪いのですが、治療と関係ありますか?

Q1.歯の治療を受けてから治療が悪くなることは私が診療した患者さんにも結構いらっしゃいます。

しかし、それはあくまでも患者さんによって感受性や敏感さなどがほかの人とは違うので、自分が具合が悪くなったからと言って、周りの人に聞いてみても同じような症状があるとは限りません。

結果的に自分の感覚がおかしいと考えてしまい、気のせいと考え、いつまでもの治らないので、苦しみ続けるという方は結構いらっしゃいます。

現代人の体は見た目はあまり変わっていませんが、昔の人とは明らかに体質が変わってきており、僅かな歯を削ったり、かぶせ物を変えたりするだけで、顎の位置やかみ合わせが変わってしまい、それによって体調までおかしくなってしまう方が結構いらっしゃるのです。

また選択する材料によっては、材料そのものが体調不良の原因となったりすることがあります。日本では歯科の保険制度の問題(非常に報酬が低評価である)もあり、通常の保険診療で用いられる材料は安価で質が低いものが多く、患者さんの反応によって結果的に、不具合を起こすことが頻繁にあります。不具合を起こさないためにはそれなりの良質な材料も必要です。

患者さん自身が先生に治療を受けたとき、どのようなイメージを感じたかも大切な判断基準となります。

実は治療をする側と治療をされる側はお互いに影響をしあっていると考えられます。

疲れ切っていたり、経営のことばかりを考えている先生では、治療を受ける側の方も当然負の影響を受けますから、体調不良になることも考えられます。これは影響を受けやすい患者さんの場合は特に起こりやすいです。

先生も心のゆとりと、患者さんを心から治療したいという気持ちで治療をしてくれれば、当然良い結果が得られやすいと思います。

治療を受けているうちにどんどん具合が悪くなる様な場合は、自分とは合わない先生でしょうから、病院を変えるべきでしょう。

結局は類は友を呼ぶといわれるように、自分の治療を受けるべき先生を自分で探し出すしかありません。でも諦めなければ必ず出会えると思います。

歯と体との関係に関係についてのQ&A

歯と体との関係に関するご質問
Q1.歯の治療を受けてから、体調が悪いのですが、治療と関係ありますか?
Q2.奥歯に白いかぶせ物(ハイブリット?)を入れてから、転ぶようになりました。歯と関係ありますか?
Q3.受け口の治療を始めてから呼吸が苦しくなりました。治療と関係ありますか?

2016年4月 2日

Q2.奥歯に白いかぶせ物(ハイブリット?)・・

Q2.奥歯に白いかぶせ物(ハイブリット?)を入れてから、転ぶようになりました。歯と関係ありますか?

奥歯に白いかぶせ物を入れる場合は、非常に注意が必要です。
セラミックはまた固いのですが、ハイブリット(固めのプラスチックといった感じです)の場合は時間とともにすり減り、敏感な人の場合かみ合わせが変化して、体のバランスまで狂ってしまうことがあります。

それが原因で転びやすくなったのだと思います。一度かみ合わせがくるってしまうと、元のかみ合わせに戻す治療は相当難しくなります。

そういったことを昔から歯科医は理解していたために、奥歯には金属のかぶせ物を使用していたのです。

昨今の審美治療ブームによって奥歯を白い材料に変える人が増えていますが、いずれかみ合わせに問題が出る人が増えるでしょう。

またセラミックはすり減らないのですが、固すぎたり、かみ合わせが歯のようしっくりこないで、滑ってしまうことがあります。

人間の顎は筋肉のバランスによって、絶えずある程度の変化をしています。その変化を許容しながらしっくりいく材料はやはり金属材料特に金合金です。

2016年4月 1日

Q3.受け口の治療を始めてから呼吸が苦しくなりました。・・・

Q3.受け口の治療を始めてから呼吸が苦しくなりました。治療と関係ありますか?
矯正治療を受けた後、体調が悪くなることは非常に頻繁に見かけます。

多くの患者さんが、歯並び(前歯の並び方や見かけ)を気にされて矯正歯科医院を訪れます。

しかし、歯並びを治すこととかみ合わせを治すことは全く意味が違います。
実は受け口自体は、見た目は良くないですが、体にとってはそれほど悪影響を及ぼすかみ合わせではありません。

見た目を治すために、受け口のかみ合わせである下の顎を奥に押し込めると、急に体調が悪くなってしまいます。

これは、顎が後ろに入ることで、呼吸の入り口である気道が狭くさせられてしまうからです。

気道が狭くなることで、鼻からの呼吸が苦しくなるだけではありません。後ろに顎を押し込められることによって、頸椎の周りの筋肉が緊張するようになり、頸椎の形状まで変化させてしまうことがあります。

これによって頸椎の中を走行している脊柱管が歪み、神経を圧迫するようになるため、内臓の機能にまで問題が起こり、呼吸が苦しいだけでない、さまざまな症状が出るようになります。

このように理解すると、かみ合わせまで変える歯の矯正は非常に慎重に行わなければならないことがわかります。


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