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2014年5月11日

矯正治療を受けた患者様

患者様A
矯正治療を受けて、体調が軽くなりました。特に首の痛みは全くなくなり、寝て起きると、体が回復しているのを感じます。

かみ合わせと体がこんなにも関係あるとは思ってもいませんでした。

院長 かみ合わせは奥歯が低いと、呼吸の質が落ちます。 単純に、奥歯のかみ合わせを上げ、かみ合わせの位置を変化させただけでも体調は驚くほど変化します。
日本人はその独特の骨格から顎の位置が後ろに下がりやすい傾向にあります。そのため奥歯の高さが低く、かみ合わせに問題が出やすいのです。基本的に奥歯を高くする治療が必要ですが、ほとんどの矯正治療では奥歯を高くする治療を行いません。しかし実際は奥歯を高くすると体調が劇的に変化することがほとんどです。

患者様B
矯正治療をうけて、今まで呼吸がどんなに苦しかったのかわかりました。 以前は意識して吸わないと呼吸ができなかったのが、今では、無意識に呼吸をできることに気が付きました。

院長 矯正治療で、鼻が通るようになったり、呼吸が楽になるのはよくあることです。
現在は当医院でもCTスキャンを導入したことによる、そのメカニズムがかなり詳細にわかるようになってきました。
当院では、単に上下のかみ合わせの位置を理想的な位置にするだけでなく、同時に噛む筋肉や、首の周りの筋肉、あるいは背中の筋肉を伸ばす体操などを同時に行ってもらうことによって、全身の状態まで改善することがわかってきました。
今日では、コンピュータを使った長時間の仕事が多く、それによって首や肩、そして最終的にはかみ合わせまでおかしくなっている人が非常に多く、当医院を訪れるほとんどの患者さんがシステムエンジニアのようなコンピュータの使用頻度が多い方です。
都心ではこのような、仕事の高度化による鬱の問題が噴出し、会社も対応に苦慮していると聞きます。歯の矯正ももちろんですが、普段の生活に「ストレッチを取り入れたり」、「ストレスをためない」などの工夫が必要だと思います。

噛み合わせ治す、考え方とその効果

噛み合わせでからだまで変わる、噛み合わせを治す矯正の理論とは?
今まで、矯正治療は、生理的な下顎の位置を考えて行われてきたわけではありませんでした。

実際一部の先生で噛み合わせの位置について考察してはいたものの、実際に歯全体が移動してしまう矯正治療では噛み合わせの位置をコントロールする方法論そのものがなかったといえます。

従来の矯正は「上の歯列と下の歯列をアーチワイヤーにあわせ理想的に並べ」「理想的に並んだ上下の歯列が噛みあう位置に下顎が移動する」治療であったことに私は気がついたのです。

顎関節は体の中でも特殊な関節で、下顎の自由度は高く、歯列の位置に合わせどんな位置でも移動できる構造になっており、下顎は生理的に無理な位置でも移動し、噛みあうことができるのです。

つまり、たとえ歯の並びがきれいで、上下の歯列がきれいにかみ合っていても、下顎が生理的に無理な位置であれば顎関節症(体調不良)が引き起こされる可能性が高いのです。

当院だけの噛み合わせを治す矯正、3つの治療法

1、上顎に対して生理的な下顎の3次元的位置を決め、そこで噛みあうように歯を移動させてゆきます。(下顎の位置重視の治療)

2、虫歯や根の治療、かみ合わせの治療で顎や全身の筋肉の緊張を取り除き、下顎が生理的位置に移動しやすい環境をつくります。

3、デーモンブラケット(弱い力)正確なブラケットの位置決め(歯の均等な接触)ユーティリティーワイヤー(適切な歯の移動)で、顎や全身の筋肉の負担を減らし、下顎生理学的な位置に導きます。

私は「どうして矯正治療をしているのに、顎関節症(体調不良)になる人がいるのだろう?」何年も悩んだすえ、「下顎の生理的な位置から大幅にずれたから」という結論と「下顎が収まる位置に歯を移動する治療」をすべきという発想がえられたのです。

下顎の位置が生理的な位置におさまると、顎周囲や首周りの筋肉の緊張がとれ、頭蓋骨や首、場合によっては、からだ全体のひずみがなくなり、歯を治療しただけとは思えないような効果が得られることがあるのです。

頚椎の配列のひずみが除かれると、頚椎の中の脊椎管の圧迫が取り除かれ脳脊髄液の流れが正常になったり不適切な神経束の圧迫が無くなることで体調がよくなると考えられます。

下のイラスト参考

brain001.jpg

頭骸骨のひずみが取り除かれると脳内の循環が良くなり中枢神経の機能が活発になります。人によっては頭の回転や、決断が早くなったり、積極的な性格になったりします。

下の写真は奥歯を挙げる前と後のCT写真です。(右が頸椎の並びが良くなっています)
neck1.jpg
下の写真は顎の位置を動かした例です。(頸椎と顎の位置が改善したCT写真です)
ortho31.jpg


このような変化がおこる歯の移動テクニックを完成させるまで、15年以上の試行錯誤が必要でした。

ほとんどの日本人はかみ合わせが生理的な高さより低い傾向があります。低い噛み合わせは顎だけでなく首や後頭部の筋肉まで緊張させます。噛み合わせを高くする矯正治療が必要ですが、その方法は今まで一般的でなかったうえ、難しく、行われることがほとんどありませんでした。

特に、抜歯矯正ではかみ合わせはより低く下顎が後ろに入る、傾向があります。歯列のアーチも狭くなり、口の中が狭くなって、呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など)を引き起こしたり、顎周囲の筋肉が緊張して頚椎の配列が変化して、顎関節症(体調不良)を発症しやすいのです。

また、顎が生理的な位置でないことに気がつかないまま矯正治療を終了してしまうと、バランスが悪いことで、顎やその周囲の筋肉が緊張し、顎関節症(体調不良)を発症してしまうことがあるのです。

矯正治療を受けて顎関節症(体調不良)になるのは、こんなメカニズムがあったからです。噛み合せを高くすることを含めた生理的な下顎の位置で噛み合わせをつくる矯正治療こそが顎関節症(体調不良)を起こさないために必要なのです。


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