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2010年4月27日

噛み合わせ治療には総合力が必要です

「噛み合わせを治療するには、被せものがうまくできる先生なら大丈夫」
そう考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

残念ながら、

噛み合わせの治療は総合的な治療技術がないと難しい

と私は考えます。

実際、わたしが治療した患者さまの中には、噛み合わせは治してあるのに、根の治療がだめだったり、虫歯をきちんととっていなかったり、といった不完全な治療で、再発している患者さまが多くいらっしゃいました。

また、歯の治療がある程度きちんとできる先生がいても、意外に噛み合わせに対する知識が十分にある先生は少ないのです。

噛み合わせまできちんと治すためには、その前提として、虫歯や根の病気、歯周病をキチンを治せることと、噛み合わせに対する知識が十分にあることの両方が必要なのです。

それから、噛み合わせの治療でも場合によっては、矯正治療が必要になる場合があります。

そのような場合は、もちろん矯正治療に関する知識もないと、かぶせもので噛み合わせを治すことしかできなくなり、歯を削ってかぶせる治療しか選択できなくなります。

噛み合わせの不具合が体に与えている影響を取り除くことが重要
私自身感じたことは、これら歯の治療すべてのレベルを全体的にあげることによって、治療時にお口全体を鳥瞰視することができるようになったため、非常にクリアーに患者さまの問題点をとらえることが可能になりました。

そして、最終的には、歯の治療と噛み合わせの治療のみならず、噛み合わせの不具合が体に与えている影響を取り除くことが重要であると気づいたのです。

噛み合わせまで含めた治療は、歯の治療を行う上で非常に重要であると同時に、総合的な知識と技術が必要なのです。

これはインプラントを打つよりもはるかに難しく、習得に時間がかかるのです。

2010年4月20日

感染対策だけじゃない歯科用ユニット-7つの秘密

当医院の歯科用ユニットは一般的な歯科医院のユニットとは全く異なります。

以下の5つの特別な感染対策が行われております。
当医院の歯科用ユニットは、国際的に標準とも言われているアメリカのa-dec製。性能を重んじるアメリカの軍施設の歯科用ユニットの9割以上をa-dec製ユニットが占めるほど、信頼性が高いユニットなのです。
当院ではこのユニットに、下記に示すような特別な仕様がなされています。
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1、感染対策用ラッピングが可能詳しくはこちら

本院のユニットは感染予防対策に優れ、歯科医が治療中触れる部分をすべて使い捨てのカバーで覆うことができるよう設計されているのです。

2、ユニット内から出される水の管理詳しくはここ

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通常ユニットから出される水は水道水です。残念ながらこの水はユニット内のチューブを通過する際ホースにカビが発生するため、非常に不潔です。しかしながらこのユニットは特殊なコーティングがなされたチューブを用いているため、酸性水などの殺菌が可能な機能水も流すことが可能です。

当医院では酸性水(次亜塩素酸水)を流すことによって、この問題を解決しています。口の中に水を出すだけで、水が当たった部分は殺菌されます。これにより、埋伏智歯のように傷口を開いたまま水をかけて歯を削らなければならない外科治療を行った後でも非常に経過は良好です。

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3、バキューム洗浄システム詳しくはこちら

ユニットは必ず患者さんのお口の中から、水や削りかすを吸い取らねばなりません。そのバキュームを常に清潔な状態に保つためバキュームの洗浄が必要です。
当医院では日本で初めてこの自動でバキューム洗浄を行うバキュームクリーニングシステムを導入致しました。

4、4-ハンド治療用サイドテーブル詳しくはこちら

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当医院のユニットには日本で一般的なユニットアームが付いていません。
その代り、アシスタントが使用するサイドテーブルがあります。
サイドテーブルは、器具一式を載せアシスタントが常に補助をするため、治療中の器具の落下や、器具による汚染を最小限にしてくれます。

残念ながら歯科医療の先進国であるアメリカでは、ユニットアームの付いたユニットが必ずしも一般的ではありません。

5、スピットンをなくしたユニット

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当医院のユニットにはスピットン(洗口部分・・和訳は痰壺)がありません。残念ながらスピットンは感染の温床以外の何物でもありません。重篤な感染症を罹患した患者さんが吐き出す唾液や血液はスピットンからも交差感染する可能性があります。
アメリカではスピットンがないのが一般的です。またホーローのスピットンは衛生面で管理が行い易いのですが、日本でよく見かけるガラスでできたスピットンは感染予防が材質的に十分に行いにくく、見た目は良いのですが感染予防の観点からいうと必ずしも好ましいとはいえません。

6、ファーストクラスの座り心地
エーディックのユニットは治療中まるで飛行機のファーストクラスに座っているかのようです。
チェアーのクッションはとてもやわらかく、そして最高の座り心地、しかも体勢が宇宙船の発射の際に採用されている姿勢なので、長時間治療を受けていてもほとんど疲れません。一度この座り心地を体験すると、もう他のユニットでは長時間の治療は耐えられなくなるほどです。

これは永い間エーディック社が研究に研究を重ね行き着いたデザインだからです。またドクターも診療がしやすい十分な角度にまで診療台を倒すことが出来る上、チェアー自体が回転して、治療しやすい位置に回りこみやすく、今世界で出ている歯科用ユニットの中では最高といえます。


7、エアロニューロマチィックシステム
エーデックのユニットはエアロニューロマティックという使用中の機器のオンオフをエアーで制御するシステムです。
それによって機器の故障が少なく、よりシンプルな構造を実現しているのです。

2010年4月19日

感染を患者さんから守る特殊機器-5つの秘密

1、世界標準オートクレーブ(クラスB対応)詳しくはこちら
/LISA.JPG滅菌可能な器具はすべてLISA(世界標準オートクレーブ-クラスB対応)で滅菌しております。滅菌したものは専用の袋もしくはラップに入れられたまま保管されます。滅菌状態はあけたり、破けなければ、永久に維持されます。

オートクレーブはクラスB(ブリオンなども不活化できるもの)対応の器械です。当医院では故障に備え、予備のオートクレーブ(LISA)を2013年に追加購入いたしました。

2、LISALOG詳しくはこちら

/images/RISALOG_R.jpg 当医院では日本で初めてLISALOGを導入いたしました。LISALOGとは、今まで感熱プリンターで印刷を行っていた滅菌データをテキストファイルとしてLISALOG内のメモリーに記憶させて管理いたします。LISALOGで記録したデータはサーバーにコピーし、記録として当医院に保存します。

このデータがあれば、いつ、どのような滅菌を行った器具を誰に使ったかが記録が残り、記録の参照が可能になるのです。
(ちなみにヨーロッパでは滅菌データの保持はすべての医院に義務づけられています)

3、酸性水生成器詳しくはこちら
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当医院では2000年にはじめて酸性水生成器を導入し、以来手洗いと、歯科用ユニットに強酸性水を使ってまいりました。
また2011年には、機械を最新式のものに取り換え、さらに軟水器を導入しました。
酸性水生成器に軟水器を通った水を供給することによって、安定した酸性水を作成できるようになりました。
さらに2014年には、万が一の故障のために予備の酸性水生成器のを導入し、特殊な配管で、急な故障にも対処できるよう特殊配管設備を作成いたしました。(右写真)

4、殺菌エアーフィルタ-

filter.jpg診療で使用するエアーは、圧縮空気(コンプレッサー)を使用しているため、さびやオイルを含み汚れています。
これら汚れを取り除き、診療に影響の少ないエアーを供給する必要があります。
当医院ではエアーをマイクロミストフィルター、スーパーミストフィルター、活性炭フィルターに通すことによって、0.01μmまでの汚れや、油を取り除きます。
根管治療で根管内を乾かしたり、あるいは虫歯の際に水やエアーで歯を洗う際、強酸性水と併用することによって、二次感染をほぼ100%防ぐことが可能になるのです。

5、酸性水手洗い装置
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当医院では、スタッフが手を洗ったり、必要な酸性水を取りやすいように、酸性水専用流し台があります。
この流し台の下に、常に50lの酸性水が貯められ、随時使用されています。器具なども患者さまの体液が触れるとすぐに強酸性水で洗っています。またユニット、ビニールで覆うことができない部分は、強酸性水で拭いて消毒しています。

2010年4月13日

当医院で使用している虫歯の治療材料の特徴

当医院では、歯に詰める材料、かぶせる材料は特に厳選されております。

一部は非常に入手困難なものもあります。日本の医院でここもまでの材料をこだわっている医院はないと思われ、当医院でしか受けられない治療と言えます。

また、アマルガムなど、特殊な卓越した技術が必要な材料をもちい、他の医院では行えない治療を行っているのが当医院の強みでもあります。

また虫歯の治療をしながら同時にかみ合わせを挙げたりして、かみ合わせの治療までしてしまうので、虫歯の治療をしてゆくだけで体調がよくなってゆくという不思議な感覚を実感できます。

1.歯に詰める材料(充填剤)
R0011960a.jpg① 奥歯のかみ合わせの面の虫歯に詰める材料・・・・・・アマルガム-Kerr tytin spherical alloy(アメリカから輸入している、強度が最も高いアマルガムで、非常に充填しやすい、下ぼれの深い虫歯に最適)


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② 歯と歯の隣接面(歯と歯の間)、頬側面(歯の外側)・・・グラスアイオノマーセメント-RIVA(虫歯に対する耐性-フッ素除法性ーが高く、吸水性がほとんどない、ややもろい)


enduarance1.JPG③ 奥歯の詰め物(インレー)、部分被覆冠(オンレー)被せもの(クラウン)・・・・ゴールドクラウン-JRVT(アメリカ製、金合金の中でも最高級の材料、生体親和性が非常に高く、適合性と金属の伸びが秀逸な材料)

deku1.jpg④ ブリッジ、前装冠(歯の前側が白い材料)、土台(コアー)・・・・デグノームDegunorm(ドイツ製、金合金の中でも最高級の材料、白金と金の合金で、耐久性、生体親和性、鋳造時の操作性、歯の適合性は秀逸)


MTA.jpg⑤ 神経を保護する材料・・・・Pro-Root MTA(Mineral Trioxide Aggregate)深い虫歯の神経に近い部分を覆うことによって、神経に痛みが出ることを防ぐ神経覆罩(ふくとう)材

2010年4月 1日

肩凝りと首こり、歯と関係があるの?

最近、さまざまな歯科医院で「肩凝りや、首こり、不定愁訴と噛み合わせとの関係性」が紹介されています。果たして本当でしょうか?

答えはもちろんイエスです。

歯の噛み合わせは、全身の骨格や姿勢のバランスに強い影響を与えています。人間の体の恒常性は精巧な全身のバランスで保たれているため、歯の治療や噛み合わせの治療をする際は、そのことを理解して行う必要があるのです。

それを理解していないで歯と噛み合わせの治療を行うと噛めないといった単純なトラブルだけではなく、思っても見なかった全身の症状を招くことさえあるのです。

自分自身が「噛み合せの不具合が原因の顎関節症」による、不定愁訴に悩まされ、歯の矯正と整体の治療を受けたで、完全に復活することができた経験を生かし、10年以上にわたる治療の試行錯誤から現在の治療方法にいきつくことができました。幾度も思い通りの結果が得られず。その都度新しい方法を模索しました。

そして患者さんによるバリエーションを理解しそれを解明することはとても大変な作業でした。

さまざまな患者さんを診療してきた経験から、敏感な方は、歯の治療や噛み合せの治療による変化で問題が生じやすいので、インプラントや審美治療といった機能を重視していない治療を受ける際は、問題が生じうることを考え、慎重に治療を受けるかどうかを判断したほうがよいでしょう。。

この種の治療ではかみ合わせの変化や、材料、インプラントへの異物反応で、首こり、肩凝りとどまらず、倦怠感、精神的落ち込みなどの不定愁訴を引きおこすことがあるからです。しかし歯の治療やみ合せが原因と気づくことは難しく、症状がひどくなってから気づくことも少なくないのです。あまりひどくなると最後は痛みに対する感覚まで麻痺してしまい、悲しい人生を送ることになるのです。

当医院で歯の治療と噛みあわせの治療を受けた患者さんは、このような症状から脱却し良好な経過を取っていらっしゃる方がほとんどです。もっと早くくればよかったとおっしゃる方も実は多いのです。

これら肩凝りや首こりは顎関節症の症状のひとつですが、一口に顎関節症といっても、単に顎がカクカク鳴るものよりは、様々な体調不良が起こったりして、非常に深刻なものの方が治療の緊急度は高いのです。

このような顎関節症では、集中力が低下したり、精神が落ち込んできたりと放置できない、さまざまな症状が出ることがあるのです。


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