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インダイレクト法

インダイレクト法
矯正治療では、長い間矯正専門医でなければ治療が難しいと考えられてきました。それはブラケットの位置によって、非常に高度な調整が必要であったり、場合によってはワイヤーを神業的な精度で曲げる必要があったためです。

しかしながらストレートワイヤー法の出現により、この環境は激変しました。ストレートワイヤー法は文字どうりストレートのワイヤーを入れるだけで矯正治療が進んでゆくという画期的な治療法です。

あらかじめブラケットに、矯正に必要な個々の歯の倒れ具合(トルク)や傾斜の程度(アンギュレーション)がプログラムされ、あたえられているため、非常に精度の高い理想的な矯正治療が行えるのです。(矯正治療の歴史参照)

矯正専門医のテクニックがメインである治療では、個々の歯の倒れる角度が、必ずしも一定でないために、治療自体の再現性がなく、大きな問題となっていました。今後インダイレクト法によって、ストレートワイヤー法が改善されれば、矯正専門医でなくても、正確な矯正治療が行えるようになるのです。

実はすでにその方法は確立しており(白須賀法と呼ばれる)、現在も多数の受講生を集める人気の講習会となっております。

このテクニックを本医院では採用し、常にドクター自身で位置決めや技工操作を行っております。また技工士に行ってもらう場合でもチェックを厳しく行っております。

なぜ白須賀法のインダイレクト法が素晴らしいのかというと、インダイレクトを行う際のブラケットの位置決めの方法がユニークであるということです。歯の解剖を知り、咬合を知らなければこの発想は出てこなかったでしょう。白須賀先生ももともとは一般歯科の先生です。

私が思うに、矯正の専門医はどうしても考え方の視野が狭く、歯を動かしたり、理想的にかむことばかりにこだわり、もっと根本的なことを考える能力が劣る場合がある気がします。

矯正治療で重要なものはかみ合わせを与えることです。そして勘に頼るのではなく、きちんとした理論に裏打ちされた治療法を、しかもシンプルにできることが必要なのです。

私が白須賀法を採用しているのはそのシンプルさと、きちんと理論に裏打ちされているところです。
いまだに矯正専門医の多くが、勘で直接歯に何の指針もなくつけているのが現状で、狂いをワイヤーを曲げることによって調整しています。

これはあまりにいい加減なやり方と言わざるを得ません。


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