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矯正治療の未来
矯正治療は日々進歩しているため、将来の像をきちんと見据えなければなりません。
私が思うに次の3つの変化が矯正治療の起こると考えられます。
1、矯正専門医の95%がいなくなる。
2、矯正治療費が安くなってくる。
3、矯正治療において、治療のテクニックが向上し、健康により深くかかわる部分の治療を行えるようになる。
といったものです。
まず1ですが、矯正治療は歴史の部分で書きましたように、もうすでに職人芸的な治療は時代遅れとも言えます。これを行っている先生はいずれ淘汰されることでしょう。
しかし、残念ながら、矯正専門医でなければできないような複雑な診療も残っていることは確かでしょう、それが5%として残るわけです。(実際はそのような症例も一般歯科の先生でも対応できるようになる可能性が高い、というか一般歯科の先生の中には治療全般を勉強しているので専門の先生よりはるかにうまい先生がいる可能性が高い。)
残念ながら、アメリカではすでに、今後10年間で消滅する職業の予想で矯正専門医はトップテンに入っています。
アメリカ人の大部分が考えていることは日本でもあと30年もすれば必ず起こるでしょう。(アメリカに対して、日本は30年は遅れているので、相当先のことになりますが・・・。)
続いて2ですが、ストレートワイヤーテクニックとインダイレクトによる矯正治療が普及すると、必然的に治療のテクニックのハードルは低くなり、誰でも一定レベルの矯正治療を行えるようになります。また毎回ワイヤーを曲げて治療を仕上げるような、再現性の低い勘に頼った治療は淘汰されてゆくことは間違いありません。
またワイヤーなどのテクノロジーの変化で、治療のアポイントメントも現在の20回から30回の回数から数回のアポイントメントで済むようになるので、総治療時間がへり、効率化され、価格が安くなってくることでしょう。
実際、アメリカの高い技術を持った矯正医では、6回から8回のアポイントメントで、矯正治療を仕上げています(デーモン先生のことなので話半分で理解した方が良いかもしれませんが)。
また3では、よりすぐれたテクノロジーをもったブラケットのおかげで、抜歯症例はほとんどなくなり、代わりに今まで原因不明と思われていた、噛み合わせが原因で起こっているような、自律神経失調症、肩こり、睡眠時無呼吸症候群、などが治療可能になると考えられます。
実際当医院でも多くの患者さんで成果が見られており、将来が楽しみです。
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